「我田引水中です」2020年卯月4号
なんだかスッキリしない気持ちを振り払いながら春作業を続けています。田んぼには、もう早生には、入水が始まり代掻きも始めます。4月前半は、荒起しと種まきでしたが後半からは、育苗と代掻きそして田植えが始まります。ますます全開の林さんちです。
在庫メーター 空←―――――――満
宇宙米 □□□□□□□□□□
超普通じゃないコシヒカリ □□□□□□□□□□
女王さまミルキークィーン ■■■□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ ■■■■■□□□□□
普通のコシヒカリ ■■■□□□□□□□
普通にミルキークィーン ■■■■□□□□□□
ハナエチゼン ■■■□□□□□□□
ひとめぼれ ■■□□□□□□□□
詳しい数字は、メルマガの最後
1.今週の林さんち・・・我田引水中です
4月半ばとなると次の代掻きに向けて入水作業を開始します。しかし地域でも林さんちの代掻きが一番早いので水門を開けるのも林さんちが一番最初になります。となると全ての用水の水門を開けて回らないといけません。ところが町外の水門なので下手に開けると叱られます。まだまだ田んぼを耕してない農家さんもいて用水に水が通ると田んぼに水が入ってしまうことがあるからです。最近では、夏の高温障害を受ける生育ステージをズラすために田植え自体が遅くなっているのでなおさらです。しかし林さんちは、「一番打者ハナエチゼン」を始めとして「貴女とひとめぼれ」と言った早生品種もあるのでどうしても早く入水作業をしたい。それでも以前は、4月10日から始めていた入水作業を5日ほど遅らせています。
入水作業開始です・温度ロガーの準備OK・2020
https://youtu.be/aE7OLgzvLV4
前日に水を仕込んで入水作業に田んぼに行くと用水に水が来ていない。用水に入れた堰板が外されていたなんてしょっちゅうです。基本的に地域の農家に気兼ねしてフルで堰板を入れて仕込んでないのですがそれでもダメな時もあります。そんな時は、地域の方にお願いして入水してもらったりしています。田んぼで農作業をしている農家さんをつかまえて事情を説明することもあります。最近の農業法人は、大規模化で広域での営農が多いのですがこんな時の立場は、弱いですね。まあ元々が我田引水なので仕方ありませんが例え堰板を外されても笑顔でお願いするようにしています。
4回目播種で床土昇降機トラブル・我田引水でもトラブルでした・2020
https://youtu.be/3rVe4uRLlrg
まあなんとかそうやって我田引水を進めて行きますがもっと強敵が現れます。それは、イタズラ小僧達。まあ子供は、水遊びが大好き。しかも用水を堰き止めてある堰板は、格好のオモチャです。外して小舟のように流しても楽しいし入水パイプを外すとドッと水が入ってもっと楽しい。念の入った子供は、排水の水戸の堰板を外して田んぼをカラカラにしてくれます。今の子供達は、この「田んぼ」というモノになぜ水が必要かを理解していないのですから当然の行為です。だからこそ林さんちでは、米作り体験学習や食育活動を行っています。まあ子供達は、なんとかなるけど今一番教育しなきゃダメなのは、田んぼや用水にゴミを捨てる大人ですね。そっちの啓蒙活動もしていかないといけませんね。
市街地の暗渠用水に大苦戦・イタズラ小僧達との最前線・2020
https://youtu.be/94QDwHgjrno
そして4月15日に種まきをした苗をハウスに並べました。この時は、5種類の苗があるので大変です。種まき時にどうしても同じパレットに2種類積むことがあるのでそれを間違えないように慎重に運んで行かないといけません。間違えないようにラベルを下げたりロープで目印を付けたりしますが勝負は、ハウスの中で並べる時です。人海作戦で行っているので一人でも理解していないメンバーがいるとアウトです。もしもこちらの意図に反して違う苗を並べたと疑われる場合は、その周辺の多くの苗を破棄することになります。苗の段階では、絶対に見分けが出来ないからです。間違えた場合の結果は、夏に穂が出てから判明します。それでは、もう時すでに遅しですから。
土砂降りの中のややこしい苗出し・ゲリラ豪雨を警戒中です・2020
https://youtu.be/HY8iP3RVXH4
2、農業技術って日進月歩です
先日の雨の日、同じ町内の農家さんの種まきを見学に行きました。実は、近所なのになかなか同業者の農作業を見る機会は、ありません。近所だと繁忙期も同じになるので見に行く時間と忙殺されてそんな気持ちになれないのが現状です。それが農業がガラパゴス化している原因の一つでもあります。だから農家さんが各地に見学に行く時は、実際の作業が終わった農閑期に行くことが多くて結局、何をどうやっているのか分らず仕舞いです。でも今回は、林さんちの2回目の種まきで出芽が上手く行かなかったのもあり最新型の出芽器を購入したと聞いたので行ってみました。行って見るとさすが最新型!林さんちの機械が江戸時代の農機具に見えました。農業技術って本当に進化していますね。
イシイ・オートアクアヒーターを見学・雨の日は、餅加工です・2020
https://youtu.be/37hBQKW-L_8
そして林さんちにもついに最新型のGPS付きの田植え機が導入されました。でもどちらかと言うと私は、取り扱い説明書を読まない派です。しかし今回ばかりは、今までのアナログ式の田植え機とは、違って全てがデジタル操作。インパネにあるマルチモニターで一つのダイアルボタンで各モードを選択しながらの各種設定をして行きます。モニターに全てのモードが表示されるのでなく7ページに分かれたページにダイアルを回しながら表示を変えてからボタンで確定や変更をして行きます。このパターンは、私にとって一番苦手です。そこで予め取り扱い説明書を取り寄せて予習をしました。これで少しは、初期設定も戸惑わずに済む予定です。まあ慣れるしかありませんが基本性能は、とても良いはずなので田植えが今から楽しみです。
林さんちの息子のお手軽水戸作り・クボタNW5の取説に苦戦中・2020
https://youtu.be/sNhQPQGNR5k
令和元年産 新米発売日
宇宙米 0袋/24袋 0% 9月21日
超普通じゃないコシヒカリ 24袋/245袋 2% 9月19日
女王さまミルキークィーン 85袋/251袋 34% 9月18日
普通じゃないコシヒカリ 161袋/323袋 50% 9月12日
普通のコシヒカリ 139袋/494袋 28% 9月 4日
普通にミルキークィーン 39袋/102袋 38% 9月24日
ハナエチゼン 69袋/245袋 28% 8月17日
ひとめぼれ 62袋/280袋 22% 8月22日
在庫メーター 空←―――――――満
宇宙米 □□□□□□□□□□
超普通じゃないコシヒカリ □□□□□□□□□□
女王さまミルキークィーン ■■■□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ ■■■■■□□□□□
普通のコシヒカリ ■■■□□□□□□□
普通にミルキークィーン ■■■■□□□□□□
ハナエチゼン ■■■□□□□□□□
ひとめぼれ ■■□□□□□□□□
詳しい数字は、メルマガの最後
1.今週の林さんち・・・我田引水中です
4月半ばとなると次の代掻きに向けて入水作業を開始します。しかし地域でも林さんちの代掻きが一番早いので水門を開けるのも林さんちが一番最初になります。となると全ての用水の水門を開けて回らないといけません。ところが町外の水門なので下手に開けると叱られます。まだまだ田んぼを耕してない農家さんもいて用水に水が通ると田んぼに水が入ってしまうことがあるからです。最近では、夏の高温障害を受ける生育ステージをズラすために田植え自体が遅くなっているのでなおさらです。しかし林さんちは、「一番打者ハナエチゼン」を始めとして「貴女とひとめぼれ」と言った早生品種もあるのでどうしても早く入水作業をしたい。それでも以前は、4月10日から始めていた入水作業を5日ほど遅らせています。
入水作業開始です・温度ロガーの準備OK・2020
https://youtu.be/aE7OLgzvLV4
前日に水を仕込んで入水作業に田んぼに行くと用水に水が来ていない。用水に入れた堰板が外されていたなんてしょっちゅうです。基本的に地域の農家に気兼ねしてフルで堰板を入れて仕込んでないのですがそれでもダメな時もあります。そんな時は、地域の方にお願いして入水してもらったりしています。田んぼで農作業をしている農家さんをつかまえて事情を説明することもあります。最近の農業法人は、大規模化で広域での営農が多いのですがこんな時の立場は、弱いですね。まあ元々が我田引水なので仕方ありませんが例え堰板を外されても笑顔でお願いするようにしています。
4回目播種で床土昇降機トラブル・我田引水でもトラブルでした・2020
https://youtu.be/3rVe4uRLlrg
まあなんとかそうやって我田引水を進めて行きますがもっと強敵が現れます。それは、イタズラ小僧達。まあ子供は、水遊びが大好き。しかも用水を堰き止めてある堰板は、格好のオモチャです。外して小舟のように流しても楽しいし入水パイプを外すとドッと水が入ってもっと楽しい。念の入った子供は、排水の水戸の堰板を外して田んぼをカラカラにしてくれます。今の子供達は、この「田んぼ」というモノになぜ水が必要かを理解していないのですから当然の行為です。だからこそ林さんちでは、米作り体験学習や食育活動を行っています。まあ子供達は、なんとかなるけど今一番教育しなきゃダメなのは、田んぼや用水にゴミを捨てる大人ですね。そっちの啓蒙活動もしていかないといけませんね。
市街地の暗渠用水に大苦戦・イタズラ小僧達との最前線・2020
https://youtu.be/94QDwHgjrno
そして4月15日に種まきをした苗をハウスに並べました。この時は、5種類の苗があるので大変です。種まき時にどうしても同じパレットに2種類積むことがあるのでそれを間違えないように慎重に運んで行かないといけません。間違えないようにラベルを下げたりロープで目印を付けたりしますが勝負は、ハウスの中で並べる時です。人海作戦で行っているので一人でも理解していないメンバーがいるとアウトです。もしもこちらの意図に反して違う苗を並べたと疑われる場合は、その周辺の多くの苗を破棄することになります。苗の段階では、絶対に見分けが出来ないからです。間違えた場合の結果は、夏に穂が出てから判明します。それでは、もう時すでに遅しですから。
土砂降りの中のややこしい苗出し・ゲリラ豪雨を警戒中です・2020
https://youtu.be/HY8iP3RVXH4
2、農業技術って日進月歩です
先日の雨の日、同じ町内の農家さんの種まきを見学に行きました。実は、近所なのになかなか同業者の農作業を見る機会は、ありません。近所だと繁忙期も同じになるので見に行く時間と忙殺されてそんな気持ちになれないのが現状です。それが農業がガラパゴス化している原因の一つでもあります。だから農家さんが各地に見学に行く時は、実際の作業が終わった農閑期に行くことが多くて結局、何をどうやっているのか分らず仕舞いです。でも今回は、林さんちの2回目の種まきで出芽が上手く行かなかったのもあり最新型の出芽器を購入したと聞いたので行ってみました。行って見るとさすが最新型!林さんちの機械が江戸時代の農機具に見えました。農業技術って本当に進化していますね。
イシイ・オートアクアヒーターを見学・雨の日は、餅加工です・2020
https://youtu.be/37hBQKW-L_8
そして林さんちにもついに最新型のGPS付きの田植え機が導入されました。でもどちらかと言うと私は、取り扱い説明書を読まない派です。しかし今回ばかりは、今までのアナログ式の田植え機とは、違って全てがデジタル操作。インパネにあるマルチモニターで一つのダイアルボタンで各モードを選択しながらの各種設定をして行きます。モニターに全てのモードが表示されるのでなく7ページに分かれたページにダイアルを回しながら表示を変えてからボタンで確定や変更をして行きます。このパターンは、私にとって一番苦手です。そこで予め取り扱い説明書を取り寄せて予習をしました。これで少しは、初期設定も戸惑わずに済む予定です。まあ慣れるしかありませんが基本性能は、とても良いはずなので田植えが今から楽しみです。
林さんちの息子のお手軽水戸作り・クボタNW5の取説に苦戦中・2020
https://youtu.be/sNhQPQGNR5k
令和元年産 新米発売日
宇宙米 0袋/24袋 0% 9月21日
超普通じゃないコシヒカリ 24袋/245袋 2% 9月19日
女王さまミルキークィーン 85袋/251袋 34% 9月18日
普通じゃないコシヒカリ 161袋/323袋 50% 9月12日
普通のコシヒカリ 139袋/494袋 28% 9月 4日
普通にミルキークィーン 39袋/102袋 38% 9月24日
ハナエチゼン 69袋/245袋 28% 8月17日
ひとめぼれ 62袋/280袋 22% 8月22日