23世紀型お笑い系百姓を目指す林さんちのメルマガ。毎週水曜日発行。

「社長の還暦祝い」2019年神無月5号

 お餅の季節になって来ました。そして私もついに還暦を迎え自ら餅を作ってお祓いに行って来ました。残る農作業も大豆の選別袋詰めと秋起しのみとなりました。これからどんどんと餅加工の仕事が増えて来ます。

 林さんちの祝い餅・25歳、初老、還暦を祝いましょう!
https://www.hayashisanchi.co.jp/shop/omochi/iwaimochi/?maga20191030

 超普通じゃないコシヒカリの平成30年産玄米を10%引きで併売します。
通信欄に「平成30年産希望」とお書きください。


  在庫メーター     空←―――――――満
宇宙米          ■■■■■■□□□□
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■□□
女王さまミルキークィーン ■■■■■■■■■□
普通じゃないコシヒカリ  ■■■■■■■■□□
普通のコシヒカリ     ■■■■■■■■■□
普通にミルキークィーン  ■■■■■■■■■□
ハナエチゼン       ■■■■■■■□□□
ひとめぼれ        ■■■■■■■□□□

詳しい数字は、メルマガの最後

1.今週の林さんち・・・社長の還暦祝い

 昭和35年生まれの私も今年で59歳。来年還暦ですがそのお祝いのお餅は、前厄である今年の11~12月に配るのが一般的です。そこで私も10月27日に還暦祝いを親戚に配りそして白山ひめ神社に奉納して来ました。かれこれ餅加工を始めたのは、25歳の時でしたのでその当時は、まさか自分で作る日が来るとは、想像も出来ませんでした。考えてみれば健康で無事にいれば必ず60歳になるので勝手な思い込みなんですけどね。ちなみに初老の時は、同窓会で紅白の小さい初老祝いのお餅を全員に配って喜ばれました。そして同級生からたくさんの初老餅の注文も頂いてその年が祝い餅売り上げの最高金額でした。

 石川県は、全国的にも餅消費量がトップクラスです。その数字を押し上げているのがこの祝い餅を配る風習です。しかしこの風習も年々廃れて来て今では、その時の30%ほどの売り上げしかありません。少しでも売り上げを上げようとかつては、2升クラスの大きな丸餅がメインだったのを切り餅の包装餅とセットにした商品を作って今の時代に合わせて好評を得て来ました。しかしそのセットの商品ですら注文数が激減しています。そこでそれまでは、新聞折込チラシのみの宣伝でしたが数年前からネット注文も出来るようになりました。意外に?ネットでの注文もあって自分自身が驚きましたがそれでも焼け石に水。

 そこでふと思ったのがせっかくYoutuberになったのだから自分自身の還暦動画を撮影すれば良いのではというアイデア。以前、Youtubeでうちの通販サイトを紹介したらお米の注文が増えたのでもしかしたら効果あるのでは?と考えたのです。しかし神社に奉納する当日が野々市市のイベントと重なってカメラマン役の息子も妻も手配出来ず。しかも土砂降りの雨になってしまいカメラ片手に4キロあるお餅を持ってさらに傘を差しながらの撮影になってしまいました。ちゃんと撮れたか不安でしたがなんとか映っていました。そして白山ひめ神社は、代表3名の玉串奉奠をさせて頂き良い思い出になりました。さあ動画の効果は、果たしてどれぐらいあるでしょうか\(^o^)/

白山ひめ神社に還暦餅を奉納・厄のお餅もネット通販で買えます・2019
https://youtu.be/IF0Y3gBeOjY

アイデンカルス散布で土作り・浮きワラも無くなります・2019
https://youtu.be/zTFW_tBfEyc

2、子供達の初めての脱穀作業

 今年で24年目の富陽小学校の米作り体験学習の歴史でついに餅つきが中止になってしまいました。これまでの総合学習と学年行事の組み合わせでやって来た餅つきの時間が英語に取られて組めなくなっまったのです。そこで学校側と相談して考えたのが脱穀作業をその学年行事にする案。学年行事とは、保護者と児童が一緒に行う行事のことを言います。だから餅つきは、ほとんどの保護者が参加していました。脱穀は、参加を希望する保護者でやっていたのを全員でやろうということです。脱穀作業は、今までは、3台の足踏み脱穀機でやっていたので子供達は、ほとんどの時間を稲束を持って長蛇の列に並んでいました。その時間が学びにならないので足踏み脱穀を止めて保護者と人力で脱穀しようとなったのです。

 しかし江戸時代のように手で脱穀した経験が私もないのでどうしようか悩みました。そこで子供達にそれぞれでアイデアを持ち寄って欲しいとお願いしました。さらに今までのような量の稲束では、予定の時間に間に合わないので稲刈りも1人2束としました。そして迎えた当日、なんとか曇り空で雨が降らなかったので運動場に親子で遠足のシートを広げて脱穀開始。驚いたのがみんないろんなアイデアを持って来たこと。割りばし、お椀、牛乳パックは、想定していましたがフォーク、クッキーの型抜き、タッパーといろんなグッズがあって楽しかったです。それを使って児童160名と保護者140名ほどで一斉に脱穀しました。地味な作業でどうなるのかと思いましたたが意外な?盛り上がりで無事に予定の時間に脱穀を終えることが出来ました。

 しかしどうしても餅つきが中止になってしまい子供達が可哀そう。そこで次回に「林さんの志を語る」という授業でセイロを持ち込んで「おこわ」を作ろうと考えました。餅つきで一番大切なのは、「あの香り」なんです。生物で初期に発達した器官が嗅覚です。その脳に直接伝わる匂いの感覚が子供達には、良い思い出になるのです。以前、会社で蒸した餅米を持参して餅つきした時の児童のテンションの低さに驚きました。せめて私の授業の間に蒸した餅米の香りを嗅いでもらってテンションを上げてもらおうという計画です。そしてこちらも初めての試みの野々市小の脱穀作業。一人一株なので手で籾摺りまでしてしまう作戦です。でも手で籾殻を剥く作業に子供達大苦戦。それでもなんとか出来ました。さあこっちもこのわずかに収穫した餅米をどう頂くかが問題ですo(^o^)o


マンモス小学校160刈り脱穀・アイデア満載でした・2019
https://youtu.be/q1Ff6IhnclY

御仏に見守られて・藤蔭幼稚園の脱穀・2019
https://youtu.be/mUmLdEOH9Tk

野々市小で牛乳パック脱穀・そして一粒づつ籾剥き?・2019
https://youtu.be/ZK0f5kbRJO0

             令和元年産       新米発売日
宇宙米          15袋/24袋   63%   9月21日
超普通じゃないコシヒカリ 193袋/245袋  79%   9月19日
女王さまミルキークィーン 215袋/251袋  86%   9月18日
普通じゃないコシヒカリ  269袋/323袋  83%   9月12日
普通のコシヒカリ     408袋/494袋  83%   9月 4日
普通にミルキークィーン  91袋/102袋  89%   9月24日
ハナエチゼン       163袋/245袋  67%   8月17日
ひとめぼれ        205袋/280袋  73%   8月22日

             平成30年産       新米発売日
超普通じゃないコシヒカリ  7袋/328袋   2%   9月20日
女王さまミルキークィーン 27袋/251袋  11%   9月18日