「小学5年生に志を語る」2018年睦月4号
いやはや大変な大雪でしたね。2週間近く経ってなんとか落ち着いたと思いきや第2波の寒波襲来。そんな中、カキモチ作りに精を出しています。さらに大人気で在庫不足の糀作りも同時並行で励んでいます。
在庫メーター 空←―――――――満
宇宙米 ■■■■■■■□□□
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■□□□□
女王さまミルキークィーン ■■■■■□□□□□
普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■□□□□
普通のコシヒカリ ■■■■■□□□□□
普通にミルキークィーン ■■■■■■■□□□
ハナエチゼン ■■■■□□□□□□
ひとめぼれ ■■■■■■□□□□
詳しい数字は、メルマガの最後
1.今週の林さんち・・・小学5年生に志を語る
昨年末に思わぬオファーが米作り体験学習をしている富陽小の先生からありました。なんと米作りでは、なくて私自身について話して欲しいと言われました。以前、富陽小の先生に異業種の経営者に学ぶ研修で話したことがあります。その時の私の生き様にいたく感動されたようでいつか子供達にその話をして欲しいと思っていたようです。子供の頃からモノ作りが好きだった。美大で工業デザインを専攻した。ホンダでデザイナーで入社した。入社直後に農業を継いでくれと父母に言われた。モノ作りは、農業もデザイナーも同じと考え退社。当時の農業は、モノ作りの基本から外れていた。最初ノイローゼになりながらもデザイン手法を取り入れた。天皇杯を31歳で受賞した。天皇杯の意味も知らなかった。天皇杯をぞんざいに扱いバチが当たった。バイクレースで転倒して後続車に撥ねられた。生死をさ迷いつつも助かった。集中治療室での3週間。自らの志に気づく。食と命の大切さを伝えて行く。だから富陽小で米作り体験学習をしています。
超簡略化して書いてもこんなに長くなるし。通常は、1時間半は、かかる話を30分でしかも小学5年生に分かりやすく話して欲しいという超難しい要望でした。実は、同様の話を中学1年生の職業講話と言う授業で毎年いくつかの中学で話をしています。でも小学5年と中1との差は、富士山とエベレストくらいあります。先生とかなり綿密に打ち合わせをして授業に臨みました。スタイルは、もちろん新型の藤蔭幼稚園から頂いた似顔絵付きの黄色ツナギと鏡餅ヘルメットです。まあその格好で校内を歩き校長室でお茶を飲んでから教室に入ります。春先の授業では、ギョッとしていた子供達も先生も今では、慣れたもんです。でも今回は、初めての経験なので最初は、かなり緊張していました。なにせ春先は、この格好を見てザワザワしていた子供達が今回は、キラキラした目で真っ直ぐ私を見つめているのですから!
スタートは、硬かったのですがこの1年間で子供達との呼吸も分かっているので少しづつペースも掴んで行きました。子供達もそれに合わせていつものようにドッカンドッカンと受けてくれました。そしてなんとか?私の志を分かってもらってから質問と感想タイム。ここで難問が、、「頂きますの意味は、林さんから教えて頂いたけど、ご馳走さまの意味は?」う~んなんと灯台下暗しで「頂きます→ご馳走さま」の意味が分からないことに初めて気づきました。ここで知ったかぶりは、良くないので後で調べて教えますと答えました。「ご馳走さま」は、字で書いてごとく料理を走り回って用意してくれた方への感謝の言葉でした。はぁ~知ったふりして変なこと言わなくて良かったぁ~。中には、「農業は、儲かりますか?」との鋭い質問。ここは、キッパリ「儲かります」と答えておきました。そしてトドメの感想が、「林さんの人生って漫画か映画のようですね」。しかし小学5年生に志を語るのは、やはりハードルが高いです。でも超楽しかったので良しとしましょう\(^o^)/
2.青森県弘前市に行って来ました
青森県弘前市、、そこは、自然栽培の先生の木村秋則氏のお膝元です。1月20、21日そこで自然栽培フォーラムと全国会議が開催されました。石川県は、前の週が大雪で大変だったので心配しましたが幸いお天気も良くてスムーズに往復出来ました。しかしその後に第2波の大寒波がやって来て交通機関がズタズタになったことを思うと本当にラッキーでした。しかも北陸新幹線が開通して東北新幹線を使って金沢-大宮-新青森-弘前がたった6時間で着きます。20数年前に青森に講演に行った時は、夜行列車でした。その時は、駅弁を買いそびれて腹ペコで金沢まで帰った苦い経験があります。
20日は、自然栽培フォーラムで昨年は、このフォーラムで竹ぼうき除草を知って林さんちでも実践しました。今回は、栽培ではなく販売についてがテーマでした。栽培もさることながら自然栽培の世界でも販売に皆さん苦労しているのでタイムリーなテーマだと感じました。お米、野菜、加工品に至るまで全国の有名な方々のプレゼンをたくさん聴かせてもらいとても有意義でした。でもそのほとんどの方が「自然栽培の販売は、甘くない」とおっしゃっていました。これだけ実績を上げている方々でも苦労されていました。その中で「本気」「長期」というキーワードが重要だとおっしゃっていました。自然栽培自体に認証制度もなく生産者とお客様の「良心」と「信頼」の上に成り立っていることがその原因だともおっしゃっていました。
それでも参加者の方で自然栽培の商品を扱っているお店の方にしっかりと宇宙茶の営業をかけて来ました。とにかく動かないと自然栽培の商品は、売れないということだけは、今回のフォーラムで身に沁みました。そして収益を上げるには、やはり収量アップを目指さないといけないとも感じました。昨年の林さんちの自然栽培米の宇宙米は、10a当たり218キロ。でも成果を上げている岡山県の自然栽培農家は、400キロ前後も収穫出来ているとのこと。この2倍の差は、歴然です。青森から帰ってからさっそく苗床用のぼかし作りをしました。まずは、良い苗作りが収量アップの基本です!
雪を使ったぼかし作り・自然栽培米苗用です・2018
https://youtu.be/qZ-YoUem2GE
平成29年産 新米発売日
宇宙米 45袋/65袋 69% 9月22日
超普通じゃないコシヒカリ 174袋/305袋 57% 9月20日
女王さまミルキークィーン 129袋/245袋 53% 9月22日
普通じゃないコシヒカリ 203袋/323袋 63% 9月 9日
普通のコシヒカリ 163袋/323袋 50% 9月 9日
普通にミルキークィーン 75袋/105袋 71% 9月23日
ハナエチゼン 129袋/315袋 41% 8月21日
ひとめぼれ 265袋/420袋 63% 9月 2日
在庫メーター 空←―――――――満
宇宙米 ■■■■■■■□□□
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■□□□□
女王さまミルキークィーン ■■■■■□□□□□
普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■□□□□
普通のコシヒカリ ■■■■■□□□□□
普通にミルキークィーン ■■■■■■■□□□
ハナエチゼン ■■■■□□□□□□
ひとめぼれ ■■■■■■□□□□
詳しい数字は、メルマガの最後
1.今週の林さんち・・・小学5年生に志を語る
昨年末に思わぬオファーが米作り体験学習をしている富陽小の先生からありました。なんと米作りでは、なくて私自身について話して欲しいと言われました。以前、富陽小の先生に異業種の経営者に学ぶ研修で話したことがあります。その時の私の生き様にいたく感動されたようでいつか子供達にその話をして欲しいと思っていたようです。子供の頃からモノ作りが好きだった。美大で工業デザインを専攻した。ホンダでデザイナーで入社した。入社直後に農業を継いでくれと父母に言われた。モノ作りは、農業もデザイナーも同じと考え退社。当時の農業は、モノ作りの基本から外れていた。最初ノイローゼになりながらもデザイン手法を取り入れた。天皇杯を31歳で受賞した。天皇杯の意味も知らなかった。天皇杯をぞんざいに扱いバチが当たった。バイクレースで転倒して後続車に撥ねられた。生死をさ迷いつつも助かった。集中治療室での3週間。自らの志に気づく。食と命の大切さを伝えて行く。だから富陽小で米作り体験学習をしています。
超簡略化して書いてもこんなに長くなるし。通常は、1時間半は、かかる話を30分でしかも小学5年生に分かりやすく話して欲しいという超難しい要望でした。実は、同様の話を中学1年生の職業講話と言う授業で毎年いくつかの中学で話をしています。でも小学5年と中1との差は、富士山とエベレストくらいあります。先生とかなり綿密に打ち合わせをして授業に臨みました。スタイルは、もちろん新型の藤蔭幼稚園から頂いた似顔絵付きの黄色ツナギと鏡餅ヘルメットです。まあその格好で校内を歩き校長室でお茶を飲んでから教室に入ります。春先の授業では、ギョッとしていた子供達も先生も今では、慣れたもんです。でも今回は、初めての経験なので最初は、かなり緊張していました。なにせ春先は、この格好を見てザワザワしていた子供達が今回は、キラキラした目で真っ直ぐ私を見つめているのですから!
スタートは、硬かったのですがこの1年間で子供達との呼吸も分かっているので少しづつペースも掴んで行きました。子供達もそれに合わせていつものようにドッカンドッカンと受けてくれました。そしてなんとか?私の志を分かってもらってから質問と感想タイム。ここで難問が、、「頂きますの意味は、林さんから教えて頂いたけど、ご馳走さまの意味は?」う~んなんと灯台下暗しで「頂きます→ご馳走さま」の意味が分からないことに初めて気づきました。ここで知ったかぶりは、良くないので後で調べて教えますと答えました。「ご馳走さま」は、字で書いてごとく料理を走り回って用意してくれた方への感謝の言葉でした。はぁ~知ったふりして変なこと言わなくて良かったぁ~。中には、「農業は、儲かりますか?」との鋭い質問。ここは、キッパリ「儲かります」と答えておきました。そしてトドメの感想が、「林さんの人生って漫画か映画のようですね」。しかし小学5年生に志を語るのは、やはりハードルが高いです。でも超楽しかったので良しとしましょう\(^o^)/
2.青森県弘前市に行って来ました
青森県弘前市、、そこは、自然栽培の先生の木村秋則氏のお膝元です。1月20、21日そこで自然栽培フォーラムと全国会議が開催されました。石川県は、前の週が大雪で大変だったので心配しましたが幸いお天気も良くてスムーズに往復出来ました。しかしその後に第2波の大寒波がやって来て交通機関がズタズタになったことを思うと本当にラッキーでした。しかも北陸新幹線が開通して東北新幹線を使って金沢-大宮-新青森-弘前がたった6時間で着きます。20数年前に青森に講演に行った時は、夜行列車でした。その時は、駅弁を買いそびれて腹ペコで金沢まで帰った苦い経験があります。
20日は、自然栽培フォーラムで昨年は、このフォーラムで竹ぼうき除草を知って林さんちでも実践しました。今回は、栽培ではなく販売についてがテーマでした。栽培もさることながら自然栽培の世界でも販売に皆さん苦労しているのでタイムリーなテーマだと感じました。お米、野菜、加工品に至るまで全国の有名な方々のプレゼンをたくさん聴かせてもらいとても有意義でした。でもそのほとんどの方が「自然栽培の販売は、甘くない」とおっしゃっていました。これだけ実績を上げている方々でも苦労されていました。その中で「本気」「長期」というキーワードが重要だとおっしゃっていました。自然栽培自体に認証制度もなく生産者とお客様の「良心」と「信頼」の上に成り立っていることがその原因だともおっしゃっていました。
それでも参加者の方で自然栽培の商品を扱っているお店の方にしっかりと宇宙茶の営業をかけて来ました。とにかく動かないと自然栽培の商品は、売れないということだけは、今回のフォーラムで身に沁みました。そして収益を上げるには、やはり収量アップを目指さないといけないとも感じました。昨年の林さんちの自然栽培米の宇宙米は、10a当たり218キロ。でも成果を上げている岡山県の自然栽培農家は、400キロ前後も収穫出来ているとのこと。この2倍の差は、歴然です。青森から帰ってからさっそく苗床用のぼかし作りをしました。まずは、良い苗作りが収量アップの基本です!
雪を使ったぼかし作り・自然栽培米苗用です・2018
https://youtu.be/qZ-YoUem2GE
平成29年産 新米発売日
宇宙米 45袋/65袋 69% 9月22日
超普通じゃないコシヒカリ 174袋/305袋 57% 9月20日
女王さまミルキークィーン 129袋/245袋 53% 9月22日
普通じゃないコシヒカリ 203袋/323袋 63% 9月 9日
普通のコシヒカリ 163袋/323袋 50% 9月 9日
普通にミルキークィーン 75袋/105袋 71% 9月23日
ハナエチゼン 129袋/315袋 41% 8月21日
ひとめぼれ 265袋/420袋 63% 9月 2日