「子育てと同じ米つくりです」2018年弥生4号
3月中旬からず~~っと雨で田んぼ仕事が出来ず。今週初めからようやく春らしいお天気になって外仕事にスパートをかけています。そして種まきも始まります。ハウスに苗が入るともう待ったなしの林さんちですo(^o^)o
在庫メーター 空←―――――――満
宇宙米 ■■■■■□□□□□
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■□□□□□
女王さまミルキークィーン ■■■□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ ■■■■■□□□□□
普通のコシヒカリ ■■■■□□□□□□
普通にミルキークィーン ■■■■■■□□□□
ハナエチゼン ■■■□□□□□□□
ひとめぼれ ■■■■■□□□□□
詳しい数字は、メルマガの最後
1.今週の林さんち・・・子育てと同じ米つくりです
3月31日に1回目の種まきをします。種籾を目覚めさせるために1週間前に種籾を浸水開始します。その時にエコホープと言われる微生物資材で種子消毒をします。林さんちも昔は、化学合成農薬を使用していましたがなんとか使用しないでも済む方法を模索していました。HB101、超酸性水、、でもどれも大失敗でした。一番効果のあるのが温湯消毒ですが5回の種まきで使う1.4トン全てを温湯消毒するのは、大変です。そこで15年前に採用したのがエコホープ。とても簡単にしかも安全に消毒が出来る優れものです。エコホープは、1リットル約7,600円(税込)で1回で3リットル使うので4回分だと10万円ほどかかります。
でも作業時間は、水に溶かすだけと至って簡単。温湯消毒は、1回分の270キロほどの種籾に半日かかります。春先にこの半日は、痛いのです。しかも温湯消毒の機械は、結構大きいので自社で所有すると置く場所に困ります。農家あるあるでとにかく機械の数が多いので出来るだけモノは、置きたくない。林さんちは、無農薬米と自然栽培米の種まき用の1回だけJAにある温湯装置を共同で使わせてもらっています。1回なら共同使用で十分です。
エコホープで種籾消毒・安全簡単な方法です・2018
https://youtu.be/TPzTNckAGLA
そしてエコホープに浸けた種籾の水替えをしました。その際に林さんちで「シャブシャブ」と呼ぶ種籾の揉み洗いをして別の水槽に移して浸水します。これは、種籾にある発芽阻害物質のアブシジン酸を洗い流す作業です。この発芽阻害物質は、自然界に備わった凄い能力です。もしもこれが植物にないとちょっとしたキッカケで季節に関係なく発芽してしまい種の存続が危ぶまれます。かつて林さんちでは、化学合成農薬で消毒をしていた時は、このことに気づきませんでした。ところが、化学合成農薬を止めたら種籾に含まれる雑菌が繁殖。それを洗い流すために始めたシャブシャブです。でもこの作業をし始めたら急激に出芽率がアップしました。そこで調べたら発芽阻害物質の存在を知ったのです。化学合成農薬を使うとそういう自然の能力とは、関係なしに力づくで何でも抑えられるので分からなかったのです。化学合成農薬を止めることによって植物の持つ本来の力に気づきました。このシャブシャブを2日おきに行っていきますo(^o^)o
子育てと同じで小さいうちに手をかけることによって大きくなると手がかからなくなります。良い種籾で良い出芽率で芽ぞろいが良いと当然「健苗」になります。健苗は、根っこもよく生えているので水やりしても保水能力が高くて枯れにくい。そして根の方が成長して上は、短めの硬い葉になります。こうなると春先の気温変化にも強くなります。逆の場合は、根より葉が伸びてしまい軟らかい苗になります。すると田植えした後に溶けて無くなったり成長が遅くなります。健苗は、早くスクスク育ち草に勝つのでその後の管理もどんどん楽になります。昔の方は、苗半作とよく言ったものです。
発芽率アップの必殺技・種籾シャブシャブ・2018
https://youtu.be/Tr9hvYnUPe4
そして自然栽培「林さんちの宇宙米」の場合は、農薬も肥料も与えないのでさらに良い苗にする必要があります。そこで昨年採った宇宙米の種籾を大きな粒に選別します。ところが昨年の夏が日照不足で粒が若干小さくて選別に苦労しました。選別方法は、わずかに傾斜した回転する2.3mmの網
の中を通して最後に出る種籾を使うのですがなんと今年は、ほとんどが8割が途中で落ちてしまいました。それじゃ足りないので唐箕で風選別してなんとか量は、確保しました。自然栽培の難しさを最初から感じた作業ですが宇宙米の生命力を信じています。
種籾の脱芒ってヒゲ剃り?選別キツ過ぎた・2018
https://youtu.be/aqRqYYYVnAk
最近の農業機械の進歩って凄いね、、(◎_◎)
新型畦塗り機ガイアに遭遇・2018
https://youtu.be/ATdy9s1448o
2.春と言えば消防と猫?
3月25日に春季火災予防運動の一環で消火訓練を林さんちの近くにある津田駒工業さんの工場で行いました。ここは、我が野々市市消防団第2分団管轄だったので長距離送水と低水位水利での放水を消防署にお願いしていました。ここの工場は、用水から100m以上は、軽く離れているので20mある消防ホースを何本も結合して展帳する必要があります。さらに最近の用水は、幅が広い分水位が低いので低い水位でも水を吸える特殊な「ディスクストレーナー」を使用します。これなら10センチも水の流れがあれば吸えます。通常の蛇籠(じゃかご)と呼ばれる吸管の先に付いている網状の吸い口だと水位がせめて30センチは、ないと空気も吸ってしまい水を吸えません。
幸い訓練当日は、好天に恵まれました。そして一斉に出動しての消防署1隊、野々市市消防団全4隊、地元自警団1隊そして津田駒さんの自衛消防1隊のホース展帳をしました。どの分団も全員で協力して見事に多くのホースを結合してあっと言う間に放水に至りました。今回は、いつもより長距離だったので少し心配していましたがまったく問題ありませんでした。これなら有事の際は、おおいに役に立つと感じました。そして訓練後は、消火栓点検に回りました。大雪の際の消火栓除雪でなかなか見つからずに苦労した消火栓を見つけては、「こんな所にあったのか、、」と思うことが度々でした。春らしいポカポカ天気で乾燥して来ました。皆さん、火の用心ですよo(^o^)o
春の火災予防運動での訓練と消火栓点検・2018
https://youtu.be/2HsTNtln6A4
まだまだ夜は、寒いのでコタツにいるとチョミゾウが寄って来ます。毎日、癒されています(o^-^o)
猫好きのみご覧ください・チョミゾウとまったり・2018
https://youtu.be/lNgSJYon2oc
平成29年産 新米発売日
宇宙米 34袋/65袋 52% 9月22日
超普通じゃないコシヒカリ 137袋/305袋 45% 9月20日
女王さまミルキークィーン 77袋/245袋 31% 9月22日
普通じゃないコシヒカリ 169袋/323袋 52% 9月 9日
普通のコシヒカリ 119袋/323袋 37% 9月 9日
普通にミルキークィーン 64袋/105袋 60% 9月23日
ハナエチゼン 94袋/315袋 30% 8月21日
ひとめぼれ 211袋/420袋 50% 9月 2日
在庫メーター 空←―――――――満
宇宙米 ■■■■■□□□□□
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■□□□□□
女王さまミルキークィーン ■■■□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ ■■■■■□□□□□
普通のコシヒカリ ■■■■□□□□□□
普通にミルキークィーン ■■■■■■□□□□
ハナエチゼン ■■■□□□□□□□
ひとめぼれ ■■■■■□□□□□
詳しい数字は、メルマガの最後
1.今週の林さんち・・・子育てと同じ米つくりです
3月31日に1回目の種まきをします。種籾を目覚めさせるために1週間前に種籾を浸水開始します。その時にエコホープと言われる微生物資材で種子消毒をします。林さんちも昔は、化学合成農薬を使用していましたがなんとか使用しないでも済む方法を模索していました。HB101、超酸性水、、でもどれも大失敗でした。一番効果のあるのが温湯消毒ですが5回の種まきで使う1.4トン全てを温湯消毒するのは、大変です。そこで15年前に採用したのがエコホープ。とても簡単にしかも安全に消毒が出来る優れものです。エコホープは、1リットル約7,600円(税込)で1回で3リットル使うので4回分だと10万円ほどかかります。
でも作業時間は、水に溶かすだけと至って簡単。温湯消毒は、1回分の270キロほどの種籾に半日かかります。春先にこの半日は、痛いのです。しかも温湯消毒の機械は、結構大きいので自社で所有すると置く場所に困ります。農家あるあるでとにかく機械の数が多いので出来るだけモノは、置きたくない。林さんちは、無農薬米と自然栽培米の種まき用の1回だけJAにある温湯装置を共同で使わせてもらっています。1回なら共同使用で十分です。
エコホープで種籾消毒・安全簡単な方法です・2018
https://youtu.be/TPzTNckAGLA
そしてエコホープに浸けた種籾の水替えをしました。その際に林さんちで「シャブシャブ」と呼ぶ種籾の揉み洗いをして別の水槽に移して浸水します。これは、種籾にある発芽阻害物質のアブシジン酸を洗い流す作業です。この発芽阻害物質は、自然界に備わった凄い能力です。もしもこれが植物にないとちょっとしたキッカケで季節に関係なく発芽してしまい種の存続が危ぶまれます。かつて林さんちでは、化学合成農薬で消毒をしていた時は、このことに気づきませんでした。ところが、化学合成農薬を止めたら種籾に含まれる雑菌が繁殖。それを洗い流すために始めたシャブシャブです。でもこの作業をし始めたら急激に出芽率がアップしました。そこで調べたら発芽阻害物質の存在を知ったのです。化学合成農薬を使うとそういう自然の能力とは、関係なしに力づくで何でも抑えられるので分からなかったのです。化学合成農薬を止めることによって植物の持つ本来の力に気づきました。このシャブシャブを2日おきに行っていきますo(^o^)o
子育てと同じで小さいうちに手をかけることによって大きくなると手がかからなくなります。良い種籾で良い出芽率で芽ぞろいが良いと当然「健苗」になります。健苗は、根っこもよく生えているので水やりしても保水能力が高くて枯れにくい。そして根の方が成長して上は、短めの硬い葉になります。こうなると春先の気温変化にも強くなります。逆の場合は、根より葉が伸びてしまい軟らかい苗になります。すると田植えした後に溶けて無くなったり成長が遅くなります。健苗は、早くスクスク育ち草に勝つのでその後の管理もどんどん楽になります。昔の方は、苗半作とよく言ったものです。
発芽率アップの必殺技・種籾シャブシャブ・2018
https://youtu.be/Tr9hvYnUPe4
そして自然栽培「林さんちの宇宙米」の場合は、農薬も肥料も与えないのでさらに良い苗にする必要があります。そこで昨年採った宇宙米の種籾を大きな粒に選別します。ところが昨年の夏が日照不足で粒が若干小さくて選別に苦労しました。選別方法は、わずかに傾斜した回転する2.3mmの網
の中を通して最後に出る種籾を使うのですがなんと今年は、ほとんどが8割が途中で落ちてしまいました。それじゃ足りないので唐箕で風選別してなんとか量は、確保しました。自然栽培の難しさを最初から感じた作業ですが宇宙米の生命力を信じています。
種籾の脱芒ってヒゲ剃り?選別キツ過ぎた・2018
https://youtu.be/aqRqYYYVnAk
最近の農業機械の進歩って凄いね、、(◎_◎)
新型畦塗り機ガイアに遭遇・2018
https://youtu.be/ATdy9s1448o
2.春と言えば消防と猫?
3月25日に春季火災予防運動の一環で消火訓練を林さんちの近くにある津田駒工業さんの工場で行いました。ここは、我が野々市市消防団第2分団管轄だったので長距離送水と低水位水利での放水を消防署にお願いしていました。ここの工場は、用水から100m以上は、軽く離れているので20mある消防ホースを何本も結合して展帳する必要があります。さらに最近の用水は、幅が広い分水位が低いので低い水位でも水を吸える特殊な「ディスクストレーナー」を使用します。これなら10センチも水の流れがあれば吸えます。通常の蛇籠(じゃかご)と呼ばれる吸管の先に付いている網状の吸い口だと水位がせめて30センチは、ないと空気も吸ってしまい水を吸えません。
幸い訓練当日は、好天に恵まれました。そして一斉に出動しての消防署1隊、野々市市消防団全4隊、地元自警団1隊そして津田駒さんの自衛消防1隊のホース展帳をしました。どの分団も全員で協力して見事に多くのホースを結合してあっと言う間に放水に至りました。今回は、いつもより長距離だったので少し心配していましたがまったく問題ありませんでした。これなら有事の際は、おおいに役に立つと感じました。そして訓練後は、消火栓点検に回りました。大雪の際の消火栓除雪でなかなか見つからずに苦労した消火栓を見つけては、「こんな所にあったのか、、」と思うことが度々でした。春らしいポカポカ天気で乾燥して来ました。皆さん、火の用心ですよo(^o^)o
春の火災予防運動での訓練と消火栓点検・2018
https://youtu.be/2HsTNtln6A4
まだまだ夜は、寒いのでコタツにいるとチョミゾウが寄って来ます。毎日、癒されています(o^-^o)
猫好きのみご覧ください・チョミゾウとまったり・2018
https://youtu.be/lNgSJYon2oc
平成29年産 新米発売日
宇宙米 34袋/65袋 52% 9月22日
超普通じゃないコシヒカリ 137袋/305袋 45% 9月20日
女王さまミルキークィーン 77袋/245袋 31% 9月22日
普通じゃないコシヒカリ 169袋/323袋 52% 9月 9日
普通のコシヒカリ 119袋/323袋 37% 9月 9日
普通にミルキークィーン 64袋/105袋 60% 9月23日
ハナエチゼン 94袋/315袋 30% 8月21日
ひとめぼれ 211袋/420袋 50% 9月 2日