「味噌界のプリンスに会いました」 2014年 霜月1号
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林さんちのあぐらぐち物語 2014年 霜月1号
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このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2014年 霜月1号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/
1. 巻頭言
土作り資材の散布も終了して田んぼに投入するモノは、全て撒きました。あ
とは、耕して来年に備えます。そして餅つきの合い間を縫って大豆の選別を開
始します。しかしお天気が悪くて地元小学校と藤蔭幼稚園の脱穀が進みません。
なんとか今週中に済まさないと冬が来ちゃいます!そんな中大事件が発生しま
した。
林さんちの26年産の新米が全て出揃いました(o^-^o)
http://www.hayashisanchi.jp?maga20141022
在庫メーター 空←――――――――――――――――→満
宇宙米 ■■■■■■■■■■■■■■■■■□□□
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■■■■■□□□
普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■■■■□□□□
普通のコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■□□
女王さまミルキークィーン ■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□
普通にミルキークィーン ■■■■■■■■■■■■■■■■■■□□
ハナエチゼン ■■■■■■■■■■■■■■■□□□□□
ひとめぼれ ■■■■■■■■■■■■■■■■■□□□
詳しい数字は、メルマガの最後
2.今週の林さんち・・・・味噌界のプリンスに会いました
10月25、26日に北陸三国志ネット交流会で福井県越前市のマルカワみ
そさんに行って来ました。この交流会に参加したのは、昨年のかほく市の(株
)気谷さんからですがとても熱心なネット運営者が集まっていてすごく勉強に
なりました。その時に名刺交換させてもらった方々とは、フェイスブックでそ
の後も交流を深めて行くことが出来ました。今回は、味噌界のプリンス河崎紘
一郎さんの「マルカワみそ株式会社」さんが主催だったので募集の際は、真っ
先に申し込みをしました。この10月25、26日は、林さんち的にも、地元
のJAののいち農業祭りへの出店、祝い餅の製造配達。私は、消防のファイヤ
ーフェスティバルへの参加。消防団のポンプ点検、野々市市消防団のハシゴ登
りの会「勇み鳶」の焼肉打ち上げと超テンコ盛りの日程を無理やりやり繰りし
ての参加でした。でも後で大変な事件が起きてそれどころじゃなくなるのです
が、それは後で述べます。
それぐらい河崎さんの作るHPが素晴らしいのです。しかも味噌は、全て農
薬不使用、自然栽培、有機栽培の材料で作られています。その商品力に加えて
彼が出演する味噌つくりや味噌を使った料理レシピ等々の動画の素晴らしいこ
と。いったいどうやって制作しているのか知りたかったのです。そして一番興
味があったのは、お米同様に現代社会では、消費が減っているお味噌で業績を
なぜ伸ばせるのかということでした。そして今年、新社屋を竣工して乗りに乗
っている30歳の河崎紘一郎さんを訪ねない理由が見つかりません。しかも新
社屋には、有機食材を使った社員食堂!があり店舗には、味噌だけでなく有機
食材を販売しています。一体どんな味噌屋さんなんだとますます興味が沸いて
訪問しました。
平成12年に河崎紘一郎さんのお父さん宏さんが社長に就任。それから「土
→食べ物→健康→充実した人生」 の考え方と『限りなく自然天然に近い素材と
製法を用いた味噌造り』を企業理念にする。と経営方針を転換したそうです。
それからと言うもの業績を伸ばしていましたが5年前に息子さんが入社してか
ら急激にネット通販の業績を伸ばしています。彼のプレゼンを聞くと実にデー
タを駆使しています。さらに自分ひとりではなく福井県内のスペシャリストと
一緒にサイトを構築していました。やはりあの素晴らしいサイトは、一人では
、出来ないんだなと感じました。新社屋での見学とプレゼンの後は、社員食堂
でお食事です。味噌屋さんに社食があること自体驚きなのにマクロビオティッ
クの資格を持つ方が毎食本格的な有機食材を使った食事を作っていることにさ
らに驚かされました。
午後は、新社屋を出て昭和48年建設の味噌工場を見学しました。大きな木
の樽に圧倒されました。音楽を聴かせて波動値を上げる味噌のステンレス製の
樽もあったりしてとても面白かったです。でもやはり木の樽は、味がまろやか
になるのでこだわっているそうです。前回の交流会は、ここまでの参加でした
が今回は、懇親会と宿泊もするのでもっと深い話を聞けました。彼は、最初は
味噌屋さんになるつもりは、なかったそうです。味噌の匂いがするので友達か
ら「ミソヤ」と呼ばれていじめられたそうです。だから中学高校と荒れた生活
をしていたとのこと。でも高校で更正した経験からヤンキー先生みたいに不良
の気持ちの分かる先生になろうと真剣に思ったそうです。
ところが高校3年生の夏のある夜。家では、父母と口もきかない生活でした
がふと茶の間に行くと父親が「コンビニでも行くか」と誘って来たそうです。
高校生にとってコンビニは、魅力的な場所です。タダで父親におごってもらえ
ると言う軽い気持ちで道すがら何を話すでも歩いて行くとスズムシの鳴き声が
聞こえたそうです。すると父親が「味噌屋にならんか?」と言って来たそうで
す。その言葉を聞いた時からその言葉が忘れられずにコンビニで何を買ったか
も覚えていないのです。一子相伝、、彼にも味噌屋さんのDNAが流れていて
その言葉が琴線に触れたのです。その後、味噌屋さんを継ぐべく経営のために
東京の専門学校に行ったそうです。そこでバイト先の居酒屋チェーン「和民」
でそれならここで働いて勉強したらどうだと言われて入社。
厳しいことで有名な「和民」での仕事も、彼は目的があったのでとても楽し
かったそうです。優秀な成績で人呼んで彼を「カワサキならぬウリサキくん」
と言わしめたほどだそうです。ところがお父さんが心臓発作で突然倒れたのを
機に実家に戻ったのです。それからは、その力を如何なく発揮しているのです。
どうりで若いのに凄いなと思いました。でも夜の部は、彼の話だけでなくて参
加者の皆さんの話も濃くて泊まって良かったと感じた1日でした。そしてなん
と次回の開催が「株式会社林農産」つまりうちに決まりました。こんな北陸の
カリスマネット経営者を呼んでなんにも出来ないので餅つきでもしてお茶を濁
そうと企んでいます、、そしてあり得ない事件に続く。
3、3週連続の火災出動は悲しい結末でした
深夜まで大いに語り合った北陸三国志ネット交流会。大満足で眠りについて
5時14分、、携帯メールが連続2回鳴りました。実は、消防の火災出動メー
ルは、2回連続で来るようになっています。なぜかどんなに寝込んでも火災出
動メールには、反応して起きてしまいます。慌てて確認すると「野々市市中林
3丁目一般家屋火災」と表示されていて愕然としました。林さんちの南隣の町
内での火災で当然私が分団長を務める野々市市消防団第2分団の管轄です。絶
対に出動に間に合いませんが現場にとにかく行かねばなりません。1時間以上
かかって現場に到着した時は、ほぼ火勢鎮圧でしたがまだ所々燃えている状態
でした。そんな中、消防署員が要救助者の検索を続けていました。
ここはある宗教団体の建物で中に誰がいたのか特定出来ず困っていました。
しかも家主が関西方面へここの信者達と一緒に出かけていて詳細が分かりませ
ん。それでも2名の子供を含む4名の行方不明者がいるとのことで探しますが
屋根が完全に消失して見つかりません。それでも必死に捜索した結果3時間後
に遺体で発見されてしまいました。小さい毛布で包まれて出て来た時は、言葉
に言い表せない無力感でした。その後、鎮火報が出て他の消防団と消防署は、
撤収して行きました。しかし第2分団は、管轄なので残って警備と残火処理に
当りました。ところが通常ならここから鑑識が来て現場検証となり第2分団も
撤収となる運びですが今回は、違いました。
家主が関西方面から急いで戻っているのですが現場に来ていないのです。そ
うなると要救助者の特定が完全に出来ません。結局、現場検証が翌日の朝に行
われることとなり徹夜での警備が決定されました。死亡者が4名も出ている大
きな火災なので当然の成り行きです。ところが2週間前の10月12日に林さ
んちの別の隣の町内で大規模な火災がありそこで第2分団は、徹夜の警備をし
ているのです。さらに先週の日曜日にも車両火災で出動しています。私の消防
団の経験でもこんなに大きな火災が続いたのは初めてでした。そして3週連続
の出動の負担を心配した野々市市消防団長が他の分団に18時~24時の間の
警備の手伝いを要請してくれました。とても有難い配慮で一旦帰宅して休んで
体勢を整えてから徹夜警備に再出動しました。
徹夜と言っても2班に分かれて2時間おきに交代して仮眠を取りながらの活
動です。でも深夜にも何度も燻る箇所へ放水を行ったのであっと言う間の夜明
けでした。夜明けと共にドロドロのホースや機材を洗って片付けて9時からの
鑑識の到着を待ちました。鑑識と消防署が到着して30分後にようやく撤収命
令が出て格納庫で後片付けをして帰宅できたのが10時半。ほぼ30時間の出
動がようやく終わりました。たった1軒の火災でも疲れ果ててしまったのに東
日本大震災のような大きな災害では長期間の活動が続きます。いかに大変か身
を持って感じました。最後に亡くなったお子さんが私が米作りをしている幼稚
園の園児でした。あと2年後には、私とお米を作っていたと思うと切なくなり
ました。亡くなった方のご冥福を祈ります。
平成26年産 新米発売日
宇宙米 10袋/12袋 83% 9月22日
超普通じゃないコシヒカリ 283袋/340袋 83% 9月20日
普通じゃないコシヒカリ 312袋/397袋 79% 9月 9日
普通のコシヒカリ 563袋/640袋 88% 9月 6日
女王さまミルキークィーン 113袋/180袋 63% 9月24日
普通にミルキークィーン 123袋/140袋 88% 9月24日
ハナエチゼン 286袋/385袋 74% 8月17日
ひとめぼれ 485袋/560袋 87% 8月28日
敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。
884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884
発行 (株)林農産 林浩陽 2001 Copyright(C)
〒921-8833 石川県野々市市藤平132
TEL 076-246-1241 FAX 076-246-3113
koyo@hayashisanchi.co.jp
ご意見・アドレス変更・配信中止はこちらまで
88488488488488488488488488488488488488488488488488488488488488
林さんちのあぐらぐち物語 2014年 霜月1号
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土作り資材の散布も終了して田んぼに投入するモノは、全て撒きました。あ
とは、耕して来年に備えます。そして餅つきの合い間を縫って大豆の選別を開
始します。しかしお天気が悪くて地元小学校と藤蔭幼稚園の脱穀が進みません。
なんとか今週中に済まさないと冬が来ちゃいます!そんな中大事件が発生しま
した。
林さんちの26年産の新米が全て出揃いました(o^-^o)
http://www.hayashisanchi.jp?maga20141022
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宇宙米 ■■■■■■■■■■■■■■■■■□□□
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■■■■■□□□
普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■■■■□□□□
普通のコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■□□
女王さまミルキークィーン ■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□
普通にミルキークィーン ■■■■■■■■■■■■■■■■■■□□
ハナエチゼン ■■■■■■■■■■■■■■■□□□□□
ひとめぼれ ■■■■■■■■■■■■■■■■■□□□
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2.今週の林さんち・・・・味噌界のプリンスに会いました
10月25、26日に北陸三国志ネット交流会で福井県越前市のマルカワみ
そさんに行って来ました。この交流会に参加したのは、昨年のかほく市の(株
)気谷さんからですがとても熱心なネット運営者が集まっていてすごく勉強に
なりました。その時に名刺交換させてもらった方々とは、フェイスブックでそ
の後も交流を深めて行くことが出来ました。今回は、味噌界のプリンス河崎紘
一郎さんの「マルカワみそ株式会社」さんが主催だったので募集の際は、真っ
先に申し込みをしました。この10月25、26日は、林さんち的にも、地元
のJAののいち農業祭りへの出店、祝い餅の製造配達。私は、消防のファイヤ
ーフェスティバルへの参加。消防団のポンプ点検、野々市市消防団のハシゴ登
りの会「勇み鳶」の焼肉打ち上げと超テンコ盛りの日程を無理やりやり繰りし
ての参加でした。でも後で大変な事件が起きてそれどころじゃなくなるのです
が、それは後で述べます。
それぐらい河崎さんの作るHPが素晴らしいのです。しかも味噌は、全て農
薬不使用、自然栽培、有機栽培の材料で作られています。その商品力に加えて
彼が出演する味噌つくりや味噌を使った料理レシピ等々の動画の素晴らしいこ
と。いったいどうやって制作しているのか知りたかったのです。そして一番興
味があったのは、お米同様に現代社会では、消費が減っているお味噌で業績を
なぜ伸ばせるのかということでした。そして今年、新社屋を竣工して乗りに乗
っている30歳の河崎紘一郎さんを訪ねない理由が見つかりません。しかも新
社屋には、有機食材を使った社員食堂!があり店舗には、味噌だけでなく有機
食材を販売しています。一体どんな味噌屋さんなんだとますます興味が沸いて
訪問しました。
平成12年に河崎紘一郎さんのお父さん宏さんが社長に就任。それから「土
→食べ物→健康→充実した人生」 の考え方と『限りなく自然天然に近い素材と
製法を用いた味噌造り』を企業理念にする。と経営方針を転換したそうです。
それからと言うもの業績を伸ばしていましたが5年前に息子さんが入社してか
ら急激にネット通販の業績を伸ばしています。彼のプレゼンを聞くと実にデー
タを駆使しています。さらに自分ひとりではなく福井県内のスペシャリストと
一緒にサイトを構築していました。やはりあの素晴らしいサイトは、一人では
、出来ないんだなと感じました。新社屋での見学とプレゼンの後は、社員食堂
でお食事です。味噌屋さんに社食があること自体驚きなのにマクロビオティッ
クの資格を持つ方が毎食本格的な有機食材を使った食事を作っていることにさ
らに驚かされました。
午後は、新社屋を出て昭和48年建設の味噌工場を見学しました。大きな木
の樽に圧倒されました。音楽を聴かせて波動値を上げる味噌のステンレス製の
樽もあったりしてとても面白かったです。でもやはり木の樽は、味がまろやか
になるのでこだわっているそうです。前回の交流会は、ここまでの参加でした
が今回は、懇親会と宿泊もするのでもっと深い話を聞けました。彼は、最初は
味噌屋さんになるつもりは、なかったそうです。味噌の匂いがするので友達か
ら「ミソヤ」と呼ばれていじめられたそうです。だから中学高校と荒れた生活
をしていたとのこと。でも高校で更正した経験からヤンキー先生みたいに不良
の気持ちの分かる先生になろうと真剣に思ったそうです。
ところが高校3年生の夏のある夜。家では、父母と口もきかない生活でした
がふと茶の間に行くと父親が「コンビニでも行くか」と誘って来たそうです。
高校生にとってコンビニは、魅力的な場所です。タダで父親におごってもらえ
ると言う軽い気持ちで道すがら何を話すでも歩いて行くとスズムシの鳴き声が
聞こえたそうです。すると父親が「味噌屋にならんか?」と言って来たそうで
す。その言葉を聞いた時からその言葉が忘れられずにコンビニで何を買ったか
も覚えていないのです。一子相伝、、彼にも味噌屋さんのDNAが流れていて
その言葉が琴線に触れたのです。その後、味噌屋さんを継ぐべく経営のために
東京の専門学校に行ったそうです。そこでバイト先の居酒屋チェーン「和民」
でそれならここで働いて勉強したらどうだと言われて入社。
厳しいことで有名な「和民」での仕事も、彼は目的があったのでとても楽し
かったそうです。優秀な成績で人呼んで彼を「カワサキならぬウリサキくん」
と言わしめたほどだそうです。ところがお父さんが心臓発作で突然倒れたのを
機に実家に戻ったのです。それからは、その力を如何なく発揮しているのです。
どうりで若いのに凄いなと思いました。でも夜の部は、彼の話だけでなくて参
加者の皆さんの話も濃くて泊まって良かったと感じた1日でした。そしてなん
と次回の開催が「株式会社林農産」つまりうちに決まりました。こんな北陸の
カリスマネット経営者を呼んでなんにも出来ないので餅つきでもしてお茶を濁
そうと企んでいます、、そしてあり得ない事件に続く。
3、3週連続の火災出動は悲しい結末でした
深夜まで大いに語り合った北陸三国志ネット交流会。大満足で眠りについて
5時14分、、携帯メールが連続2回鳴りました。実は、消防の火災出動メー
ルは、2回連続で来るようになっています。なぜかどんなに寝込んでも火災出
動メールには、反応して起きてしまいます。慌てて確認すると「野々市市中林
3丁目一般家屋火災」と表示されていて愕然としました。林さんちの南隣の町
内での火災で当然私が分団長を務める野々市市消防団第2分団の管轄です。絶
対に出動に間に合いませんが現場にとにかく行かねばなりません。1時間以上
かかって現場に到着した時は、ほぼ火勢鎮圧でしたがまだ所々燃えている状態
でした。そんな中、消防署員が要救助者の検索を続けていました。
ここはある宗教団体の建物で中に誰がいたのか特定出来ず困っていました。
しかも家主が関西方面へここの信者達と一緒に出かけていて詳細が分かりませ
ん。それでも2名の子供を含む4名の行方不明者がいるとのことで探しますが
屋根が完全に消失して見つかりません。それでも必死に捜索した結果3時間後
に遺体で発見されてしまいました。小さい毛布で包まれて出て来た時は、言葉
に言い表せない無力感でした。その後、鎮火報が出て他の消防団と消防署は、
撤収して行きました。しかし第2分団は、管轄なので残って警備と残火処理に
当りました。ところが通常ならここから鑑識が来て現場検証となり第2分団も
撤収となる運びですが今回は、違いました。
家主が関西方面から急いで戻っているのですが現場に来ていないのです。そ
うなると要救助者の特定が完全に出来ません。結局、現場検証が翌日の朝に行
われることとなり徹夜での警備が決定されました。死亡者が4名も出ている大
きな火災なので当然の成り行きです。ところが2週間前の10月12日に林さ
んちの別の隣の町内で大規模な火災がありそこで第2分団は、徹夜の警備をし
ているのです。さらに先週の日曜日にも車両火災で出動しています。私の消防
団の経験でもこんなに大きな火災が続いたのは初めてでした。そして3週連続
の出動の負担を心配した野々市市消防団長が他の分団に18時~24時の間の
警備の手伝いを要請してくれました。とても有難い配慮で一旦帰宅して休んで
体勢を整えてから徹夜警備に再出動しました。
徹夜と言っても2班に分かれて2時間おきに交代して仮眠を取りながらの活
動です。でも深夜にも何度も燻る箇所へ放水を行ったのであっと言う間の夜明
けでした。夜明けと共にドロドロのホースや機材を洗って片付けて9時からの
鑑識の到着を待ちました。鑑識と消防署が到着して30分後にようやく撤収命
令が出て格納庫で後片付けをして帰宅できたのが10時半。ほぼ30時間の出
動がようやく終わりました。たった1軒の火災でも疲れ果ててしまったのに東
日本大震災のような大きな災害では長期間の活動が続きます。いかに大変か身
を持って感じました。最後に亡くなったお子さんが私が米作りをしている幼稚
園の園児でした。あと2年後には、私とお米を作っていたと思うと切なくなり
ました。亡くなった方のご冥福を祈ります。
平成26年産 新米発売日
宇宙米 10袋/12袋 83% 9月22日
超普通じゃないコシヒカリ 283袋/340袋 83% 9月20日
普通じゃないコシヒカリ 312袋/397袋 79% 9月 9日
普通のコシヒカリ 563袋/640袋 88% 9月 6日
女王さまミルキークィーン 113袋/180袋 63% 9月24日
普通にミルキークィーン 123袋/140袋 88% 9月24日
ハナエチゼン 286袋/385袋 74% 8月17日
ひとめぼれ 485袋/560袋 87% 8月28日
敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。
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発行 (株)林農産 林浩陽 2001 Copyright(C)
〒921-8833 石川県野々市市藤平132
TEL 076-246-1241 FAX 076-246-3113
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