「餅つきデリバリーは大成功でした」 2013年 睦月4号
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林さんちのあぐらぐち物語 2013年 睦月4号
http://www.hayashisanchi.jp
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このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2013年 睦月4号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/
1. 巻頭言
カキモチ作りも終盤に差し掛かり、次の糀作りの段取りを始めました。今年
は、発酵器を2台にして増産する計画でしたが1台30万円の投資にスタッフ
が反対。結局、作業効率を高めての増産に切り替わりました。需要に追いつく
か心配ですが30万円のお金が浮くのは嬉しい、、頑張って作ります。今週末
は、木村式奇跡のお米の生産者説明で倉敷市に行って来ます。報告をお楽しみ
に、、(⌒‐⌒)
在庫メーター 空←――――――――――――――――→満
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□
女王さまミルキークィーン ■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■□□□□□□□□
普通のコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■□□□□□□□□
ハナエチゼン ■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ ■■■■■■■■■■■■□□□□□□□□
詳しい数字は、メルマガの最後
2.今週の林さんち・・・・餅つきデリバリーは大成功でした
1月17日に野々市市の御園小学校で餅つきをしました。御園小には、毎年
農業の授業で呼ばれていますが餅つきは、初めてです。昨年の年末商戦で火を
吹いている最中に先生から突然メールで収穫できた餅米で餅つきをしたいとい
う申し出がありました。全部で6升分の餅米を3クラスで2回づつ搗きたいが
蒸す方法と時間が無いというのです。最初、校内の給食室に蒸米をお願いした
ら断られたとのこと。ちょうど餅つきの時間帯がお昼だったので給食の繁忙時
間と重なったのだと思います。そこで林さんちに頼って来られたらしいのです。
でも年末の超忙しい時だったので、とりあえず年を越したら返事しますという
あいまいなことになっていました。
林さんちは、1月7日から営業開始で全開でカキモチ製造を開始しています。
寒中の2月初めまでに、カキモチも糀も味噌も作りたいので綿密な製造計画の
中で動いているので軽々しく私が勝手に「餅米蒸しますよ」とは、言えなかっ
たのです。そしてカキモチの製造計画も決まりようやく段取りに入りました。
すると体育館で午後から準備をして1時50分ジャストに餅米を蒸して持って
来て欲しいというのです。そこで林さんちの製造現場に聞くと、それなら午後
イチのカキモチ製造用のセイロの下に御園小の3臼分を挟んで蒸すことが可能
と分かりました。最初、先生からは、1升×6臼で蒸して欲しいとのことでし
たがさすがにそれは、無理。各クラスを半分に分けて2臼で搗くので1セイロ
の中の2升を半分にシャモジで分けることにしました。
次の問題は、蒸した餅米が冷えるのでは、ないか?ということ。林さんちか
ら御園小まで約10分、1回目は、ともかく2回目、3回目とドンドン冷えて
行きます。そこで給食ご飯用の保温器を二つ用意してもらいました。そして先
生から蒸した餅米から搗くのに自信がないので電動「餅っ子」を用意したと言
われました。でも過去の多くの経験からセイロで蒸した餅米を餅っ子で搗くと
失敗の元です。特に林さんちのプロ用のボイラーで蒸すとさらに水分の少ない
硬めの蒸米になるので中のプロペラが米に刺さらずに回りません。そこで私が
最初の「小搗き」は、してあげるから全部杵で搗きましょうとなりました。も
う一つの臼は、先生に私のやり方を見よう見まねでやってもらうことしました。
でもこの方式の1番の問題点は、餅米を別の場所で蒸して行くと子供達がそ
の蒸気、香り、音に触れることが出来ずにテンションが落ちることです。昔、
地元の富陽小学校では、この方式をしたらすぐに餅つきに飽きてドッジボール
やバスケットで遊び始める始末。しかし先生達が子供達と話し合って綿密なロ
ーテーション「待つクラス」「搗くクラス」「丸めるクラス」「食べるクラス」
を計画してくれました。そして迎えた本番、私は、1時40分ジャストに愛車
ステージアにバイク車載用のベルトでセイロを固定して出発しました。御園小
では、臼も温めて完璧な準備で待っていてくれました。餅米が冷えるので速攻
で子供達に挨拶してすぐに搗き始めました。幸い餅米は、冷えることがなく良
い香りが周辺に漂って子供達も「いい匂い!!」とテンションアップでした。
ただし未だ神経痛が少し痛い私ですので小搗きの3連続は、堪えました。でも
子供達の応援でなんとか出来ました。そして3回目の餅つきも見事に出来てみ
んなで美味しいお餅に舌鼓を打ちました。
搗いている時間は、わずかですが餅つきは、全てが揃わないと上手く行きま
せん。上手く出来たのは、御園小学校の先生の努力の賜物だと思います。そし
て子供達もただの餅つきでは、なく自分達で植えて育てた餅米で搗いたという
ことが大きかったのだと思います。私とも春先に授業で会って良く知っていた
というのも大切です。それらが上手く噛み合うとこんなやり方でも「あり」か
なと思うようになりました。きっとこれらずっと御園小の恒例行事になるんだ
ろうなと思います。しかしこれほど人力で何回も餅つきをしたシーズンは、な
いかもぉ~、、(* ̄▽ ̄*)
林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.jp/
3、今年も過去最高の作付面積に挑戦します
現在、早めの作付け計画をしています。正式には、2月に作業申し込み書を
送ってから作付け計画を練るのですが、今年は、そうも言ってられません。ま
ず昨年末に急に、2ヘクタール増えたのに品種によっては、種子の入手が難し
いこともあり早めに決めないとJAさんに注文しても手に入らない場合もある
のです。さらに近くの県立大学の学術エリアと称して田んぼを埋める計画が持
ち上がっています。林さんちもその地域に預かった田んぼがたくさんあるので
す。しかも埋められる田んぼだけでなく、埋められるエリアから外れた田んぼ
もその地域の専業農家の目減り分として返してあげないといけません。
だから最終的に2ヘクタールの他に増える田んぼと返す田んぼもあって昨年
の41.2ヘクタールから今年43.6ヘクタールになる予定です。2.4ヘ
クタールの増となります。しかしいきなり水稲をこんなに増やすと種まきと育
苗ハウスが限界を超えます。そこで昨年の大豆3ヘクタールを今年大幅に増や
して約4ヘクタールにしてようやく水稲作付面積39.5ヘクタールにしまし
た。これでも昨年の38.2ヘクタールより1.3ヘクタール多くなりました。
昨年でさえ過去最高面積だったのに、今年は、さらに多いとなるとやはり相当
の不安を感じています。
昨年は、コシヒカリの刈り取りが遅れて台風のフェーン現象にやられて終盤
のコシヒカリが少し胴割れしてしまいました。そこで今年は、コシヒカリを減
らし不足気味のハナエチゼン、ひとめぼれ増やしました。そしてさらにコシヒ
カリの中でも普通じゃないコシヒカリは、増やしました。これで平成25年産
のお米の在庫に関しては確固たる数量を得られると考えています。ミルキーク
ィーンに関しては、今年から紙マルチ栽培で無農薬化するので栽培面積は、変
えませんが価格が上げるのでなんとか販売数量も落ち着くのではと予想してい
ます。
あれやこれやと600枚ほどの田んぼの作付けを地域別の特性、作業の効率、
を考慮しながらエクセルの表で一枚一枚変更して行きます。そして集計のシー
トの結果を見ながら自分の思った計画へ少しづつ持って行きます。そしてその
作付計画に基づき種まきの計画表に数字を落として行きます。するとやはり少
し種まき可能な苗数量を超えているので、もう一度、大豆栽培面積を調整して
行きます。そしてなんとか現在の仕様で種まき可能な苗数で収めることが出来
ました。次は、育苗ハウスの計画表に数字を入れて行きます。林さんちのハウ
スは、1000箱仕様が5棟、790箱仕様が7棟あります。しかしここでも
ただ入れれば良いわけでなく品種ごとにハウスで分けておく必要があります。
1棟の中で複数品種があると間違いの元です。
これらをクリアしてようやく作付計画を完成しました。しかしこれもまだま
だ暫定です。これから田植えにかけていろいろな事が起きます。急に田んぼが
増えたり減ったりもありますし、育苗が上手くいかずに品種構成の変更しなく
ては、いけなかったり、天候が悪くて作業が間に合わず田植えが出来なかった
りも考えられます。その度に流動的に作付計画は、変わって行くのです。でも
今回の作付計画は、今の作業方法では、限界に近い、、または超していると感
じています。昨年は、スタッフのスキルアップと作業機械の性能アップでなん
とか田植えも稲刈りも出来ましたが相当の覚悟で臨まねばなりません。
しかし田んぼが来年この面積で確保できるか不安な状況である以上は、今年
は、限界ギリギリでやってみようと考えたのです。ちなみに昨年は、過去最高
の栽培面積にも関わらず一昨年より田植えが1日、稲刈りは、6日早く終わり
ました。お天気さえ良ければ問題がないと考えています。あと一番怖いのがス
タッフの怪我や病気です。慌てずに落ち着いて今年の米作りに臨もうと硬く肝
に命じています。
林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.jp/
平成24年産 新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 186袋/328袋 57% 9月12日
女王さまミルキークィーン 129袋/203袋 64% 9月26日
普通じゃないコシヒカリ 249袋/411袋 60% 9月 5日
普通のコシヒカリ 416袋/665袋 61% 9月 5日
ハナエチゼン 119袋/349袋 34% 8月21日
ひとめぼれ 247袋/420袋 59% 8月30日
敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。
884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884
発行 (株)林農産 林浩陽 2001 Copyright(C)
〒921-8833 石川県野々市市藤平132
TEL 076-246-1241 FAX 076-246-3113
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ご意見・アドレス変更・配信中止はこちらまで
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1. 巻頭言
カキモチ作りも終盤に差し掛かり、次の糀作りの段取りを始めました。今年
は、発酵器を2台にして増産する計画でしたが1台30万円の投資にスタッフ
が反対。結局、作業効率を高めての増産に切り替わりました。需要に追いつく
か心配ですが30万円のお金が浮くのは嬉しい、、頑張って作ります。今週末
は、木村式奇跡のお米の生産者説明で倉敷市に行って来ます。報告をお楽しみ
に、、(⌒‐⌒)
在庫メーター 空←――――――――――――――――→満
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□
女王さまミルキークィーン ■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■□□□□□□□□
普通のコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■□□□□□□□□
ハナエチゼン ■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ ■■■■■■■■■■■■□□□□□□□□
詳しい数字は、メルマガの最後
2.今週の林さんち・・・・餅つきデリバリーは大成功でした
1月17日に野々市市の御園小学校で餅つきをしました。御園小には、毎年
農業の授業で呼ばれていますが餅つきは、初めてです。昨年の年末商戦で火を
吹いている最中に先生から突然メールで収穫できた餅米で餅つきをしたいとい
う申し出がありました。全部で6升分の餅米を3クラスで2回づつ搗きたいが
蒸す方法と時間が無いというのです。最初、校内の給食室に蒸米をお願いした
ら断られたとのこと。ちょうど餅つきの時間帯がお昼だったので給食の繁忙時
間と重なったのだと思います。そこで林さんちに頼って来られたらしいのです。
でも年末の超忙しい時だったので、とりあえず年を越したら返事しますという
あいまいなことになっていました。
林さんちは、1月7日から営業開始で全開でカキモチ製造を開始しています。
寒中の2月初めまでに、カキモチも糀も味噌も作りたいので綿密な製造計画の
中で動いているので軽々しく私が勝手に「餅米蒸しますよ」とは、言えなかっ
たのです。そしてカキモチの製造計画も決まりようやく段取りに入りました。
すると体育館で午後から準備をして1時50分ジャストに餅米を蒸して持って
来て欲しいというのです。そこで林さんちの製造現場に聞くと、それなら午後
イチのカキモチ製造用のセイロの下に御園小の3臼分を挟んで蒸すことが可能
と分かりました。最初、先生からは、1升×6臼で蒸して欲しいとのことでし
たがさすがにそれは、無理。各クラスを半分に分けて2臼で搗くので1セイロ
の中の2升を半分にシャモジで分けることにしました。
次の問題は、蒸した餅米が冷えるのでは、ないか?ということ。林さんちか
ら御園小まで約10分、1回目は、ともかく2回目、3回目とドンドン冷えて
行きます。そこで給食ご飯用の保温器を二つ用意してもらいました。そして先
生から蒸した餅米から搗くのに自信がないので電動「餅っ子」を用意したと言
われました。でも過去の多くの経験からセイロで蒸した餅米を餅っ子で搗くと
失敗の元です。特に林さんちのプロ用のボイラーで蒸すとさらに水分の少ない
硬めの蒸米になるので中のプロペラが米に刺さらずに回りません。そこで私が
最初の「小搗き」は、してあげるから全部杵で搗きましょうとなりました。も
う一つの臼は、先生に私のやり方を見よう見まねでやってもらうことしました。
でもこの方式の1番の問題点は、餅米を別の場所で蒸して行くと子供達がそ
の蒸気、香り、音に触れることが出来ずにテンションが落ちることです。昔、
地元の富陽小学校では、この方式をしたらすぐに餅つきに飽きてドッジボール
やバスケットで遊び始める始末。しかし先生達が子供達と話し合って綿密なロ
ーテーション「待つクラス」「搗くクラス」「丸めるクラス」「食べるクラス」
を計画してくれました。そして迎えた本番、私は、1時40分ジャストに愛車
ステージアにバイク車載用のベルトでセイロを固定して出発しました。御園小
では、臼も温めて完璧な準備で待っていてくれました。餅米が冷えるので速攻
で子供達に挨拶してすぐに搗き始めました。幸い餅米は、冷えることがなく良
い香りが周辺に漂って子供達も「いい匂い!!」とテンションアップでした。
ただし未だ神経痛が少し痛い私ですので小搗きの3連続は、堪えました。でも
子供達の応援でなんとか出来ました。そして3回目の餅つきも見事に出来てみ
んなで美味しいお餅に舌鼓を打ちました。
搗いている時間は、わずかですが餅つきは、全てが揃わないと上手く行きま
せん。上手く出来たのは、御園小学校の先生の努力の賜物だと思います。そし
て子供達もただの餅つきでは、なく自分達で植えて育てた餅米で搗いたという
ことが大きかったのだと思います。私とも春先に授業で会って良く知っていた
というのも大切です。それらが上手く噛み合うとこんなやり方でも「あり」か
なと思うようになりました。きっとこれらずっと御園小の恒例行事になるんだ
ろうなと思います。しかしこれほど人力で何回も餅つきをしたシーズンは、な
いかもぉ~、、(* ̄▽ ̄*)
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3、今年も過去最高の作付面積に挑戦します
現在、早めの作付け計画をしています。正式には、2月に作業申し込み書を
送ってから作付け計画を練るのですが、今年は、そうも言ってられません。ま
ず昨年末に急に、2ヘクタール増えたのに品種によっては、種子の入手が難し
いこともあり早めに決めないとJAさんに注文しても手に入らない場合もある
のです。さらに近くの県立大学の学術エリアと称して田んぼを埋める計画が持
ち上がっています。林さんちもその地域に預かった田んぼがたくさんあるので
す。しかも埋められる田んぼだけでなく、埋められるエリアから外れた田んぼ
もその地域の専業農家の目減り分として返してあげないといけません。
だから最終的に2ヘクタールの他に増える田んぼと返す田んぼもあって昨年
の41.2ヘクタールから今年43.6ヘクタールになる予定です。2.4ヘ
クタールの増となります。しかしいきなり水稲をこんなに増やすと種まきと育
苗ハウスが限界を超えます。そこで昨年の大豆3ヘクタールを今年大幅に増や
して約4ヘクタールにしてようやく水稲作付面積39.5ヘクタールにしまし
た。これでも昨年の38.2ヘクタールより1.3ヘクタール多くなりました。
昨年でさえ過去最高面積だったのに、今年は、さらに多いとなるとやはり相当
の不安を感じています。
昨年は、コシヒカリの刈り取りが遅れて台風のフェーン現象にやられて終盤
のコシヒカリが少し胴割れしてしまいました。そこで今年は、コシヒカリを減
らし不足気味のハナエチゼン、ひとめぼれ増やしました。そしてさらにコシヒ
カリの中でも普通じゃないコシヒカリは、増やしました。これで平成25年産
のお米の在庫に関しては確固たる数量を得られると考えています。ミルキーク
ィーンに関しては、今年から紙マルチ栽培で無農薬化するので栽培面積は、変
えませんが価格が上げるのでなんとか販売数量も落ち着くのではと予想してい
ます。
あれやこれやと600枚ほどの田んぼの作付けを地域別の特性、作業の効率、
を考慮しながらエクセルの表で一枚一枚変更して行きます。そして集計のシー
トの結果を見ながら自分の思った計画へ少しづつ持って行きます。そしてその
作付計画に基づき種まきの計画表に数字を落として行きます。するとやはり少
し種まき可能な苗数量を超えているので、もう一度、大豆栽培面積を調整して
行きます。そしてなんとか現在の仕様で種まき可能な苗数で収めることが出来
ました。次は、育苗ハウスの計画表に数字を入れて行きます。林さんちのハウ
スは、1000箱仕様が5棟、790箱仕様が7棟あります。しかしここでも
ただ入れれば良いわけでなく品種ごとにハウスで分けておく必要があります。
1棟の中で複数品種があると間違いの元です。
これらをクリアしてようやく作付計画を完成しました。しかしこれもまだま
だ暫定です。これから田植えにかけていろいろな事が起きます。急に田んぼが
増えたり減ったりもありますし、育苗が上手くいかずに品種構成の変更しなく
ては、いけなかったり、天候が悪くて作業が間に合わず田植えが出来なかった
りも考えられます。その度に流動的に作付計画は、変わって行くのです。でも
今回の作付計画は、今の作業方法では、限界に近い、、または超していると感
じています。昨年は、スタッフのスキルアップと作業機械の性能アップでなん
とか田植えも稲刈りも出来ましたが相当の覚悟で臨まねばなりません。
しかし田んぼが来年この面積で確保できるか不安な状況である以上は、今年
は、限界ギリギリでやってみようと考えたのです。ちなみに昨年は、過去最高
の栽培面積にも関わらず一昨年より田植えが1日、稲刈りは、6日早く終わり
ました。お天気さえ良ければ問題がないと考えています。あと一番怖いのがス
タッフの怪我や病気です。慌てずに落ち着いて今年の米作りに臨もうと硬く肝
に命じています。
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平成24年産 新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 186袋/328袋 57% 9月12日
女王さまミルキークィーン 129袋/203袋 64% 9月26日
普通じゃないコシヒカリ 249袋/411袋 60% 9月 5日
普通のコシヒカリ 416袋/665袋 61% 9月 5日
ハナエチゼン 119袋/349袋 34% 8月21日
ひとめぼれ 247袋/420袋 59% 8月30日
敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
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そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。
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