「今年も豊作を目指し大豆を蒔きます」 2013年 水無月1号
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林さんちのあぐらぐち物語 2013年 水無月1号
http://www.hayashisanchi.jp
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このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2013年 水無月1号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/
1. 巻頭言
田植えが完全終了しました。でも間髪入れずに大豆播種に取り掛かっていま
す。一旦梅雨?と思うような天気の後の天気予報は、ずっと晴れマーク。この
隙に蒔いてしまいます。そして今週は、地元中学の職業体験「わくワーク」で
中学生3名が来ます。子供達と田植えの後片付けをします。育苗ハウスのポリ
フィルムも外す予定です。少しづつ春の作業から夏の作業へ移って行きます。
お詫び
恐れていた事態です。ハナエチゼンが売り切れました。もう田植えが終わっ
たばかりのハナエチゼンを急かす毎日がまた始まります。皆様、もう2ヶ月半
お待ちくださいm(_ _)m
在庫メーター 空←――――――――――――――――→満
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□
女王さまミルキークィーン ■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□
普通のコシヒカリ ■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□
ハナエチゼン □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ ■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□
詳しい数字は、メルマガの最後
2.今週の林さんち・・・・今年も豊作を目指し大豆を蒔きます
大豆の播種(種まき)を始めました。まずは、一度細かく耕します。出来れ
ば乾いている方が細かくなるので好天がベストです。湿っていると土の塊が大
きくなって播種しても種大豆に土が被らずに顔を出してしまうからです。そう
なると鳥達の餌食になるし場合によっては、芽が出ません。大豆のことを通常
は、「転作作物」と呼びます。つまり日本では、お米が余っているので生産調
整をしています。その割合は、30~50%ということはその分何かを栽培し
なくてはいけません。その何かの作物が「転作作物」で「大豆」「麦」「飼料
米」「米粉用米」等々いろいろです。
だから昔は、お米以外に何かを栽培しなくてならないので仕方なしでした。
そこでお米優先で大豆はお米が栽培しにくい田んぼを選んで作付していました。
ところが近年野々市市では、市街地が増え稲作以外の畑が多く別に無理をして
転作作物を作らなくても良いという特殊事情になって来ました。林さんちでは、
今では、「大豆が必要だから作付けしている」に変わりました。となると大豆
栽培に適した田んぼを選ぶようになりました。以前は、隣の田んぼから水がジ
ャジャ漏れの田んぼや乾きにくい田んぼでも稲作に向いていないという理由で
大豆栽培しましたが当然、収量は落ちます。
ところが大豆栽培に適した田んぼを選ぶようになってから少しづつ収量も増
えて来ました。以前は、10アール(300坪)当たり50キロ~100キロ
というところでしたが一昨年180キロ。これでの大豊作だと思っていたのに
昨年は、なんと244キロ!林さんち史上最高でした。関係機関の大豆栽培指
針によると10アール当たり300キロを目指すようになっています。でも3
00キロも収穫しようとすると肥料も農薬も多用することになります。しかも
味は、落ちる。林さんちでは、播種後に土を被せてから1回だけ除草剤を散布
します。その後は、一切農薬を使用しません。だから3年前には、相当虫に食
われて収量を落としたこともあります。そんな肥料もあまり施用せず農薬も使
わない244キロは、驚異的です。
そこで今年も柳の下の二匹目のドジョウを目指し播種に励んでいます。昨年
分かったのは、培土と呼ばれる土寄せを2回行うと収量が上がる。猛暑の時は、
水を入れる。この2点で収量がアップするのです。今までは、手が回らずに培
土は、1回しか出来なかったのですがスタッフも増えてそれが可能になりまし
た。大豆田に水を入れれば良いことは、分かっていましたが林さんちの田んぼ
は、超乾田でまるでサハラ砂漠に水を入れているようなもので大豆畑の途中で
吸い込まれて無くなります。それでも昨年の大豆田の横の用水には、豊富に水
が来ていたのでなんとか水を入れることが出来ました。今年も用水の状態は、
同様の場所に大豆畑があるので大丈夫でしょう。さあ今年の大豆栽培も楽しみ
になって来ました(o^-^o)
林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.jp/
3、苗半作残りは水周りの成否で決まります
田植えが終わると待ち構えているのが「水周り」です。全部で600枚の田
んぼをスタッフと地主さんで分担して行います。私の分担は、65枚です。超
乾田の林さんちの地域は、基本的に毎日水を入れてあげないと枯れてしまいま
す。そこで用水と田水の温度差の無くなる毎夕に水を入れて、毎朝止めます。
日中は、お天道様で田水を温めてもらい稲の生育を促進します。農業地帯の田
んぼは、林さんちの4倍~5倍以上の大区画なので水周りの枚数は、普通は、
こんなに多くなりません。しかも水を入れる装置も便利なモノが多くてワンタ
ッチで開閉調整が可能です。
しかし林さんちの田んぼは、千差万別。土手の用水、コンクリートの用水、
それが合体した用水がありそれぞれの入水方法が違います。林さんちの田んぼ
は、通常は直径10センチの塩ビパイプを埋めてその先にL字のパイプを付け
てそれを傾けることで水の量を調整して入水します。でもコンクリートの用水
の場合は、それを埋めることが出来ずに従前のパイプを利用することになりま
す。しかしサイズがバラバラそして長年の使用で破損しているパイプも多く苦
労します。破損しているけど合ったサイズが無くてだましだまし使うところも
多くて水周りでうまく調整できず難儀します。
水周り用の乗り物は、私は市街地のアスファルト路面が多いので250cc
のスクーターを駆って高速で行います。社員用に50ccのバイクも2台装備
しています。そして専務は、昨年までは、88ccに改造した水周り専用バイ
クを使用していました。しかし専務の担当地区は、遠方ばかりでしかも今年増
えた結果そのバイクでは、タンクが小さくて燃料がもたない、、っていうかど
んだけ燃費悪い?と思いますが考えあぐねてなんと「マイ軽トラック」を購入
しました。林さんちには、軽トラックが5台と軽ワゴンが1台ありますが個人
所有と言えどもついに7台目の登場です。
そして地主さんで水周りが出来る方には、なるべくお願いしています。林さ
んちのスタッフで回れる枚数も限られていますし遠方の市街地は、事実上不可
能なので田んぼを引き受ける条件として水周りを入れています。でも水周りを
されていたおじいちゃんおばあちゃんが亡くなったり高齢で出来なくなって林
さんちがせざるを得なくなった田んぼが増えて来ました。ご家族の若い方にお
願いしても水周りそのものが分からない人も多いのです。田んぼを所有してい
ても農業からは、かけ離れた生活というのが事実です。
でもこれらが全て機能して秋の収穫まで水を与えることが出来るのです。そ
して林さんちの地域には、霊峰白山から水を引く最強の「七カ用水」がありま
す。先人達が苦労して作った用水のおかげでストレスなく水を使えます。かつ
ては、水の番をしたり水の争いが絶えなかったと聞きます。でも他の地域では、
今もそのような状況の地域も多く少しでも日照りが続くと水不足に陥ります。
そこまで行かずともため池を作ったりエンジン付きポンプで水を揚げたりと皆
さん苦労しているのです。それだけに「七カ用水」には、感謝しても感謝し切
れません。苗半作は、とりあえず大成功あとの半分は、水周りの成否で決まり
ますので頑張りますo(^o^)o
林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.jp/
平成24年産 新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 82袋/328袋 25% 9月12日
女王さまミルキークィーン 55袋/203袋 27% 9月26日
普通じゃないコシヒカリ 124袋/411袋 30% 9月 5日
普通のコシヒカリ 167袋/665袋 25% 9月 5日
ハナエチゼン 0袋/349袋 0% 8月21日
ひとめぼれ 43袋/420袋 10% 8月30日
敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。
884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884
発行 (株)林農産 林浩陽 2001 Copyright(C)
〒921-8833 石川県野々市市藤平132
TEL 076-246-1241 FAX 076-246-3113
http://www.hayashisanchi.jp
koyo@hayashisanchi.co.jp
ご意見・アドレス変更・配信中止はこちらまで
88488488488488488488488488488488488488488488488488488488488488
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す。一旦梅雨?と思うような天気の後の天気予報は、ずっと晴れマーク。この
隙に蒔いてしまいます。そして今週は、地元中学の職業体験「わくワーク」で
中学生3名が来ます。子供達と田植えの後片付けをします。育苗ハウスのポリ
フィルムも外す予定です。少しづつ春の作業から夏の作業へ移って行きます。
お詫び
恐れていた事態です。ハナエチゼンが売り切れました。もう田植えが終わっ
たばかりのハナエチゼンを急かす毎日がまた始まります。皆様、もう2ヶ月半
お待ちくださいm(_ _)m
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2.今週の林さんち・・・・今年も豊作を目指し大豆を蒔きます
大豆の播種(種まき)を始めました。まずは、一度細かく耕します。出来れ
ば乾いている方が細かくなるので好天がベストです。湿っていると土の塊が大
きくなって播種しても種大豆に土が被らずに顔を出してしまうからです。そう
なると鳥達の餌食になるし場合によっては、芽が出ません。大豆のことを通常
は、「転作作物」と呼びます。つまり日本では、お米が余っているので生産調
整をしています。その割合は、30~50%ということはその分何かを栽培し
なくてはいけません。その何かの作物が「転作作物」で「大豆」「麦」「飼料
米」「米粉用米」等々いろいろです。
だから昔は、お米以外に何かを栽培しなくてならないので仕方なしでした。
そこでお米優先で大豆はお米が栽培しにくい田んぼを選んで作付していました。
ところが近年野々市市では、市街地が増え稲作以外の畑が多く別に無理をして
転作作物を作らなくても良いという特殊事情になって来ました。林さんちでは、
今では、「大豆が必要だから作付けしている」に変わりました。となると大豆
栽培に適した田んぼを選ぶようになりました。以前は、隣の田んぼから水がジ
ャジャ漏れの田んぼや乾きにくい田んぼでも稲作に向いていないという理由で
大豆栽培しましたが当然、収量は落ちます。
ところが大豆栽培に適した田んぼを選ぶようになってから少しづつ収量も増
えて来ました。以前は、10アール(300坪)当たり50キロ~100キロ
というところでしたが一昨年180キロ。これでの大豊作だと思っていたのに
昨年は、なんと244キロ!林さんち史上最高でした。関係機関の大豆栽培指
針によると10アール当たり300キロを目指すようになっています。でも3
00キロも収穫しようとすると肥料も農薬も多用することになります。しかも
味は、落ちる。林さんちでは、播種後に土を被せてから1回だけ除草剤を散布
します。その後は、一切農薬を使用しません。だから3年前には、相当虫に食
われて収量を落としたこともあります。そんな肥料もあまり施用せず農薬も使
わない244キロは、驚異的です。
そこで今年も柳の下の二匹目のドジョウを目指し播種に励んでいます。昨年
分かったのは、培土と呼ばれる土寄せを2回行うと収量が上がる。猛暑の時は、
水を入れる。この2点で収量がアップするのです。今までは、手が回らずに培
土は、1回しか出来なかったのですがスタッフも増えてそれが可能になりまし
た。大豆田に水を入れれば良いことは、分かっていましたが林さんちの田んぼ
は、超乾田でまるでサハラ砂漠に水を入れているようなもので大豆畑の途中で
吸い込まれて無くなります。それでも昨年の大豆田の横の用水には、豊富に水
が来ていたのでなんとか水を入れることが出来ました。今年も用水の状態は、
同様の場所に大豆畑があるので大丈夫でしょう。さあ今年の大豆栽培も楽しみ
になって来ました(o^-^o)
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3、苗半作残りは水周りの成否で決まります
田植えが終わると待ち構えているのが「水周り」です。全部で600枚の田
んぼをスタッフと地主さんで分担して行います。私の分担は、65枚です。超
乾田の林さんちの地域は、基本的に毎日水を入れてあげないと枯れてしまいま
す。そこで用水と田水の温度差の無くなる毎夕に水を入れて、毎朝止めます。
日中は、お天道様で田水を温めてもらい稲の生育を促進します。農業地帯の田
んぼは、林さんちの4倍~5倍以上の大区画なので水周りの枚数は、普通は、
こんなに多くなりません。しかも水を入れる装置も便利なモノが多くてワンタ
ッチで開閉調整が可能です。
しかし林さんちの田んぼは、千差万別。土手の用水、コンクリートの用水、
それが合体した用水がありそれぞれの入水方法が違います。林さんちの田んぼ
は、通常は直径10センチの塩ビパイプを埋めてその先にL字のパイプを付け
てそれを傾けることで水の量を調整して入水します。でもコンクリートの用水
の場合は、それを埋めることが出来ずに従前のパイプを利用することになりま
す。しかしサイズがバラバラそして長年の使用で破損しているパイプも多く苦
労します。破損しているけど合ったサイズが無くてだましだまし使うところも
多くて水周りでうまく調整できず難儀します。
水周り用の乗り物は、私は市街地のアスファルト路面が多いので250cc
のスクーターを駆って高速で行います。社員用に50ccのバイクも2台装備
しています。そして専務は、昨年までは、88ccに改造した水周り専用バイ
クを使用していました。しかし専務の担当地区は、遠方ばかりでしかも今年増
えた結果そのバイクでは、タンクが小さくて燃料がもたない、、っていうかど
んだけ燃費悪い?と思いますが考えあぐねてなんと「マイ軽トラック」を購入
しました。林さんちには、軽トラックが5台と軽ワゴンが1台ありますが個人
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そして地主さんで水周りが出来る方には、なるべくお願いしています。林さ
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能なので田んぼを引き受ける条件として水周りを入れています。でも水周りを
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さんちがせざるを得なくなった田んぼが増えて来ました。ご家族の若い方にお
願いしても水周りそのものが分からない人も多いのです。田んぼを所有してい
ても農業からは、かけ離れた生活というのが事実です。
でもこれらが全て機能して秋の収穫まで水を与えることが出来るのです。そ
して林さんちの地域には、霊峰白山から水を引く最強の「七カ用水」がありま
す。先人達が苦労して作った用水のおかげでストレスなく水を使えます。かつ
ては、水の番をしたり水の争いが絶えなかったと聞きます。でも他の地域では、
今もそのような状況の地域も多く少しでも日照りが続くと水不足に陥ります。
そこまで行かずともため池を作ったりエンジン付きポンプで水を揚げたりと皆
さん苦労しているのです。それだけに「七カ用水」には、感謝しても感謝し切
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平成24年産 新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 82袋/328袋 25% 9月12日
女王さまミルキークィーン 55袋/203袋 27% 9月26日
普通じゃないコシヒカリ 124袋/411袋 30% 9月 5日
普通のコシヒカリ 167袋/665袋 25% 9月 5日
ハナエチゼン 0袋/349袋 0% 8月21日
ひとめぼれ 43袋/420袋 10% 8月30日
敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
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