23世紀型お笑い系百姓を目指す林さんちのメルマガ。毎週水曜日発行。

「「モンサントの不自然な食べもの」を自主上映する会」 2013年 皐月2号

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        林さんちのあぐらぐち物語 2013年 皐月2号
           http://www.hayashisanchi.jp

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 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
   
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2013年   皐月2号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

 田植えを始めて2週間、、まったく休み無しでしたのでそろそろ体力の限界
に達しつつあります。スタッフの中にも疲労から体調不良を訴える人も出て来
ました。しかし田植え自体は、順調に進んでいます。そして5回目の種まきを
してハウスにカグラモチとミルキークィーンが並びました。あともう少し頑張
れば小休止できると思うのでそれまでは、とにかく全開の林さんちです。

  在庫メーター     空←――――――――――――――――→満 
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□
女王さまミルキークィーン ■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ  ■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□
普通のコシヒカリ     ■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□
ハナエチゼン       ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ        ■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□
             詳しい数字は、メルマガの最後

2.今週の林さんち・・「モンサントの不自然な食べもの」を自主上映する会

 5月26日に「モンサントの不自然な食べもの」という映画を石川県白山市
で自主上映する会に誘われました。http://www.uplink.co.jp/monsanto/about.php
私の食育授業でもモンサント社の遺伝子組み換え大豆の話をしていますので当
然協力を申し出ました。場所は、白山市松任文化会館 大ホール 13時15
分開場、13時45分~16時45分。映画の上映とオーガニックコットンを
日本に広めた第一人者である渡邊智恵子さんと我が石川県宇宙人農家協会?が
誇る金沢大地の井村辰二郎さんの対談もあります。前売り1500円でチケッ
トを販売中です。私にメールkoyo@hayashisanchi.co.jpを頂ければ確保してお
きます。なにせ500人が入る大ホールですので相当頑張らないといけないと
思います。

 この映画は、農業者の私が見るとまるでホラー映画です。モンサント社は、
一国のトップをも動かす力を持っている会社です。安全とか危険とかのモノサ
シを決めるのも自由自在です。遺伝子組み換えのたくさんの食物を作り続けて
いますがそれは「収益性があるかどうか」だけが視点です。もっと言えば生産
者の利益よりモンサント社の利益さえあれば良いと言ったものです。実際イン
ドでモンサント社の虫に強い遺伝子を組み込んだ綿を生産しましたが結局高額
な種代を支払うことになった農家は、まったく利益が上がらない状況です。し
かも殺虫剤が不要とうたった種でしたが実際は、必要だったという笑えない話
も出てきます。

 じゃあそんなヤバイ種を使わなければいいじゃないかと思います。でもこの
遺伝子組み換えされた野菜や穀物の花粉が飛んで周辺を汚染してしまうのです。
そして結局なし崩し的に遺伝子組み換えの野菜や穀物を認可せざるを得なくな
った国や地域がたくさんあります。そして日本でもあり得ない姿をした野菜や
穀物が発見されています。もうすでに汚染が始まっているのです。もしこれが
稲で起きると日本の農家は、お手上げです。結局、汚染されてしまった稲が広
まると「じゃあどうせならモンサント社の遺伝子組み換え稲にすればいいじゃ
ん」となってしまうのです。

 そして一度遺伝子組み換えの種を使うとその管理は、想像を絶する状況を生
みます。もし種を自家採取して使用したり、使用されなくても疑われたらモン
サント社の調査が入り裁判で数千万円以上のお金を取られて多くの農家が倒産
しているのです。こうやって試写された映画を思い出しながら書いていてもま
るでホラー映画の「貞子」を思い出すより怖い。そんな怖い映画ですがぜひ一
般の人達にも観てもらいたいのです。ところが林さんちは、田植えのど真ん中
で疲労困憊の中にいます。なかなか実際にチケットを売り歩く時間がありませ
ん。ぜひメルマガを読んだ石川県在住の皆さんは、ご連絡をいただけれると幸
いです。

    林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.jp/

3、子供達の米作りは、苗見学からスタートです

ゴールデンウィーク明けを待っていたかのように子供達が林さんちに押し寄
せて来ました。林さんちでは、稲作体験授業を小学校1校、幼稚園を4園で行
っています。そのまず第一弾の苗見学で今週に全ての幼稚園が来ます。まずは、
7日に2園がダブルブッキング。しかもこの日は、5回目の苗の搬出の日と重
なりさらに社員が1名風邪でお休みというかなり厳しい日になってしまいまし
た。本当なら私と誰かが田植えを交代して対応すべきところがまったく身動き
が取れなくなってしまいました。そこでまず「松任とくの幼稚園」に無理を言
って苗搬出と田植えの間の休憩時間にピンポイントで来てもらいました。

 そして次の「藤蔭幼稚園」には、お昼に来れないか頼んだところいつものよ
うに公園で昼食をするのでその後の12時半に来れるとなりました。というこ
とで松任とくの幼稚園の苗見学の後、速攻で田植えに行きました。ところが快
晴なのに寒いのなんの!こんな日に公園で昼食は、可哀想。そうだ空いた育苗
ハウスの中で食べてもらえばいいかも、、と思いつきましたが連絡方法が無く
て時すでに遅し。そして凍えながらお昼に帰るとちゃんと子供達が育苗ハウス
の中でシートを敷いてお弁当を食べていました。中は、ポカポカ、大好きなカ
エルもいるしなんともナイスな空間です。聞くと公園に行ったがやはり寒くて
林さんちに来たそうです。そして私の母親も同じことを考えていたようで育苗
ハウスに案内したようです。以心伝心、、めったに母親とはそうならないので
すが今日は、バッチリでした。

 子供達の苗見学は、まず子供達が植えるその日に出したばかりのカグラモチ
の赤ちゃん苗をみんなで触ります。まだ芽が出たばかりの可愛い苗を触った感
想は、「チクチクしている」でした。私もビックリしましたが芽って大地を割
って出てくるので先が固いんですね。そして今度は、もう少し大きくなったコ
シヒカリの「おにいちゃん苗」を見せて田植えまでにこれぐらいにしておくか
らねと言います。そして触ってもらい感想を聞きます。「フワフワしている!
」「サラサラしている!」「気持ちいい!」と様々な感想が飛び出します。

 そして次の代掻きの説明、田植えの説明をします。最後に田植えの呪文「1
本目は、鳥さんの分、2本目は、虫さんの分、3本目がみんなの分」を教えて
全員で唱えて終わります。この苗見学が始まると子供達との米作りが始まった
なと実感します。そして田植えでクタクタの私に強力なエネルギーを与えてく
れます。さあまだまだ苗見学は、ありますので楽しみです(o^-^o)

林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.jp/

            平成24年産       新米発売日
超普通じゃないコシヒカ  102袋/328袋  31%   9月12日
女王さまミルキークィーン 75袋/203袋  37%   9月26日
普通じゃないコシヒカリ  150袋/411袋  36%   9月 5日
普通のコシヒカリ     219袋/665袋  33%   9月 5日
ハナエチゼン       24袋/349袋  7%   8月21日
ひとめぼれ        81袋/420袋  19%   8月30日


敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。

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