「生命の神秘を感じる幼穂」 2012年 文月2号
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林さんちのあぐらぐち物語 2012年 文月2号
http://www.hayashisanchi.jp
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このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2012年 文月2号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/
1. 巻頭言
梅雨空の中、いよいよ肥料散布が始まります。穂の赤ちゃん「幼穂(ようす
い)」が株元に形成されるので、その大きさを見極めて開始します。有機肥料
の場合は、2~4mmで散布開始です。通常は、10mm以上ですが化学肥料
と違い効きが緩やかなために早めに開始します。林さんちの一番打者ハナエチ
ゼンは、もう穂が大きくなって稲の中で膨らんでパンパンになっています。
「ハナエチゼン」「ひとめぼれ」「ミルキークィーン」「普通じゃないコシ
ヒカリ」の在庫がついに無くなりました。早く秋が来ないかもう待ち遠しい!
在庫メーター 空←――――――――――――――――→満
超普通じゃないコシヒカリ ■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□
女王さまミルキークィーン □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
普通のコシヒカリ ■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□
ハナエチゼン □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
詳しい数字は、メルマガの最後
2.今週の林さんち・・・・生命の神秘を感じる幼穂
今の時期、田んぼにカッター、ルーペ、メジャー、葉色板を持参して頻繁に
幼穂チェックします。カッターは、抜いた稲を半分に切って幼穂を見るためで
す。ルーペは、あまりに小さい場合は、肉眼で見えないので使います。メジャ
ーは、幼穂の長さを計るためです。葉色板とは、7段階の葉色を計るための道
具で、かつてコシヒカリの栽培が倒伏を防ぐことが難しく開発されたと聞きま
す。なぜ幼穂を観察するかというと、肥料を散布するタイミングを見るためで
す。
稲は、田植え後どんどん成長して行きますが、これは、人間でいうと第2次
性徴前のように体を作る成長なので、「栄養成長」と呼びます。この時の肥料
は、茎、葉、根が伸びるための養分に使われます。だから春先に「元肥え」と
呼ばれる肥料を予め田んぼに入れてあります。そして稲は、今度は、子孫つま
り籾を残すための「生殖成長」に切り替わります。この生殖成長期に養分を与
える肥料を「穂肥え」と呼びます。そしてこの穂肥えを与えるタイミングとし
ては、品種によって違いますが幼穂が、10mm前後です。
このタイミングが早いと生殖成長に肥料は、使われずに栄養成長つまり茎や
葉に養分が行き伸び過ぎます。伸び過ぎると稲は、倒れてしまい、ひどい場合
は、そこで栄養が籾に行かず粒が小さくなってしまいます。倒れると稲刈りが
困難になるばかりでなく秋雨でワラや籾が腐ってしまい品質まで落としかねま
せん。しかしかつて良食味のコシヒカリが抱えていた問題が、この倒伏でした。
美味しいお米なのに倒れてしまい、奨励品種として世に出せずにいました。そ
れを解決したのが葉色板です。
コシヒカリの場合、ガツンと葉の色を濃い緑から薄い緑に落としてやらない
と栄養成長と生殖成長が切り変わらない特徴があるようです。葉色が濃いと言
うことは、葉に養分がたくさんあると言う事です。そこで「中干し」という方
法で水を切り根を張らしてその養分を使い色を薄くします。このタイミングを
見るために「葉色板」を使用するのです。しかし林さんちのコシヒカリは、そ
んな倒れるほどの収量を目指していないので葉色に関しては重要視していませ
ん。幼穂の長さをメインに考えています。さらに中干しにしても、多くの湿田
地帯の田んぼでは、躍起になって田んぼの中を溝切りしたりして水を抜いてい
ますが、超乾田地帯の林さんちでは、「中干しし過ぎ」にならないようにして
います。
それでもあんまり葉色が濃い場合は、肥料散布量を少なくして調整します。
そのために葉色板も持参しているのですが、有機肥料を使用した田んぼは、肥
料の効き方「肥効」が穏やかなので、ほとんどの場合、葉色板の出番は、あり
ません。そして「肥効」が遅い「有機肥料」の場合は、幼穂が10mmになっ
てから散布していたのでは、間に合わないので2~4mmを目安に散布してい
ます。林さんちでいうと「超普通じゃないコシヒカリ」「普通じゃないコシヒ
カリ」「女王さまミルキークィーン」がそれに当たります。「一番打者ハナエ
チゼン」「貴女にひとめぼれ」「普通のコシヒカリ」は、田植え時期に入れた
一発肥料と言って温度センサーのカプセルに入った肥料が、穂の出来始めに溶
け出して自動的に「穂肥え」の役目を果たしてくれています。
この溶け出しのタイミングに関しては、神のみぞ知るですが、一般的な天候
であれば大丈夫です。でも異常気象には、弱いですね。その分、コシヒカリは、
一発肥料を2発に分けて散布してそのリスクを回避しています。しかし幼穂が
見えるか見えないかの時期にすでに籾の数は、決まっているんですから不思議
です。稲は、どうやって今年の子孫の数は、これぐらい、、って決めるんでし
ょうか。いつもルーペを覗いて生命の神秘を感じています。
林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.jp/
3、消防メシの救世主
5月21日から始まった消防メシも地区大会に優勝して県大会出場が決まっ
たので1ヶ月延長となりました。もう私の数少ないレパートリーは、とっくに
枯渇しており得意の「鶏肉とキューリの甘辛炒め」「しょうが焼き定食」「豚
肉の冷しゃぶ」「水餃子」「肉団子の餡かけ」は、すでに3回目に突入してい
ます。土曜日は、カレーと決まっているのですが、それでも、チキン、ポーク
ビーフは、一通り作ったのでもう後がありません。だから消防メシの無い練習
お休みの日や、早朝練習の日は、もう嬉しくて仕方ありません。
それを補うのがこの時期、たくさん採れる夏野菜達です。ナスがあれば麻婆
ナス、ナスカレー、キューリがあれば得意の「鶏肉とキューリの甘辛炒め」の
他に、キューリスティックサラダ、トマトがあればトマトサラダ、トマトカレ
ー、ゴーヤがあればゴーヤチャンプルー、ゴーヤカレー、ズッキーニがあれば
パスタ用に野菜炒め、カレーにも入れます。林家のシシトウは、時々激辛の当
たりがあるので、お楽しみに野菜炒めやカレーに投入して分団員の反応を見て
楽しめます。ジャガイモやタマネギに関しては、すでに家庭菜園で採れたもの
をストックしてあるのでスーパーで買う必要は、ありません。
林家の家庭菜園は、2箇所あります。一つは、育苗ハウスの中、苗の育苗中
から空いたスペースに野菜の苗を植えて行きます。ここは、苗箱から染み出た
肥料分で毎年実り豊かな畑になります。そして野菜が大きくなった頃にポリフ
ィルムを外すので、春の嵐等から守られています。もう一つは、林さんちの田
んぼの「ボロ」を捨てる場所にあります。ボロというのは、籾の乾燥機から出
る「ハシカ」やコイン精米機から出た米ぬかの古くなったモノ、稲の苗の余っ
たモノ、収穫した野菜クズ、これらを捨てる場所に作られた畑です。そしてこ
のボロ達も積み重なるうちに優良な肥料となって行きます。
ハウス内の畑には、トマト、ナス、キューリ、ピーマン、インゲン、ゴーヤ
等のツル生の棚に生る野菜を作っています。ここなら風で倒れたり痛む心配は、
ありません。ボロの畑には、ニンジン、ネギ、ジャガイモ、カボチャ等の地面
に育つ野菜を作っています。そしてこれら全てを育てているのが、私の母親で
す。消防メシを作る前は、林家の食卓は、夏野菜地獄で、毎日毎日、ナスナス
ナス、キューリキューリキューリ、ピーマンピーマンピーマン、トマトトマト
トマト、、(ToT) キューリの味噌汁が出始めると恐怖のリピート開始です。
しかし今では、家庭菜園の夏野菜達は、消防メシの救世主です。最近では、
供給の追いつかない野菜もあって母親に「〇〇ないが?」と聞く毎日です。「
あんた!そんなモン、スーパーで買って来まっし!」と言う割りには、まんざ
らでもないようで「消防」と書かれたメモが貼られた野菜が入った袋が良く置
いてあります。ゴーヤに関しては、家庭菜園に加えグリーンカーテンからも供
給されるようになると、毎日のように使います。最近のゴーヤは、昔のように
苦くないし塩揉みしてやると苦味も抜けます。なんと言ってもこの時期消耗す
るビタミンCが熱を加えても壊れないゴーヤは、重宝します。
でも夏野菜がたくさんあって助かりますが、とにかく皮を剥いて種を取りそ
して切って準備するのが大変です。この時期、格納庫2階の台所の気温は、う
なぎ登りで熱中症になりそうです。なんで台所には、エアコン無いの?そんな
努力も県大会で優秀な成績を取って欲しいと願う一心でやっています。優勝し
てまた全国大会に出たいですo(^o^)o
林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.jp/
平成23年産 新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 29袋/357袋 8% 9月26日
女王さまミルキークィーン 0袋/146袋 0% 9月28日
普通じゃないコシヒカリ 0袋/320袋 0% 9月 9日
普通のコシヒカリ 165袋/668袋 25% 9月 9日
ハナエチゼン 0袋/245袋 0% 8月20日
ひとめぼれ 0袋/315袋 0% 9月 2日
敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。
884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884
発行 (株)林農産 林浩陽 2001 Copyright(C)
〒921-8833 石川県野々市市藤平132
TEL 076-246-1241 FAX 076-246-3113
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1. 巻頭言
梅雨空の中、いよいよ肥料散布が始まります。穂の赤ちゃん「幼穂(ようす
い)」が株元に形成されるので、その大きさを見極めて開始します。有機肥料
の場合は、2~4mmで散布開始です。通常は、10mm以上ですが化学肥料
と違い効きが緩やかなために早めに開始します。林さんちの一番打者ハナエチ
ゼンは、もう穂が大きくなって稲の中で膨らんでパンパンになっています。
「ハナエチゼン」「ひとめぼれ」「ミルキークィーン」「普通じゃないコシ
ヒカリ」の在庫がついに無くなりました。早く秋が来ないかもう待ち遠しい!
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超普通じゃないコシヒカリ ■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□
女王さまミルキークィーン □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
普通のコシヒカリ ■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□
ハナエチゼン □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
詳しい数字は、メルマガの最後
2.今週の林さんち・・・・生命の神秘を感じる幼穂
今の時期、田んぼにカッター、ルーペ、メジャー、葉色板を持参して頻繁に
幼穂チェックします。カッターは、抜いた稲を半分に切って幼穂を見るためで
す。ルーペは、あまりに小さい場合は、肉眼で見えないので使います。メジャ
ーは、幼穂の長さを計るためです。葉色板とは、7段階の葉色を計るための道
具で、かつてコシヒカリの栽培が倒伏を防ぐことが難しく開発されたと聞きま
す。なぜ幼穂を観察するかというと、肥料を散布するタイミングを見るためで
す。
稲は、田植え後どんどん成長して行きますが、これは、人間でいうと第2次
性徴前のように体を作る成長なので、「栄養成長」と呼びます。この時の肥料
は、茎、葉、根が伸びるための養分に使われます。だから春先に「元肥え」と
呼ばれる肥料を予め田んぼに入れてあります。そして稲は、今度は、子孫つま
り籾を残すための「生殖成長」に切り替わります。この生殖成長期に養分を与
える肥料を「穂肥え」と呼びます。そしてこの穂肥えを与えるタイミングとし
ては、品種によって違いますが幼穂が、10mm前後です。
このタイミングが早いと生殖成長に肥料は、使われずに栄養成長つまり茎や
葉に養分が行き伸び過ぎます。伸び過ぎると稲は、倒れてしまい、ひどい場合
は、そこで栄養が籾に行かず粒が小さくなってしまいます。倒れると稲刈りが
困難になるばかりでなく秋雨でワラや籾が腐ってしまい品質まで落としかねま
せん。しかしかつて良食味のコシヒカリが抱えていた問題が、この倒伏でした。
美味しいお米なのに倒れてしまい、奨励品種として世に出せずにいました。そ
れを解決したのが葉色板です。
コシヒカリの場合、ガツンと葉の色を濃い緑から薄い緑に落としてやらない
と栄養成長と生殖成長が切り変わらない特徴があるようです。葉色が濃いと言
うことは、葉に養分がたくさんあると言う事です。そこで「中干し」という方
法で水を切り根を張らしてその養分を使い色を薄くします。このタイミングを
見るために「葉色板」を使用するのです。しかし林さんちのコシヒカリは、そ
んな倒れるほどの収量を目指していないので葉色に関しては重要視していませ
ん。幼穂の長さをメインに考えています。さらに中干しにしても、多くの湿田
地帯の田んぼでは、躍起になって田んぼの中を溝切りしたりして水を抜いてい
ますが、超乾田地帯の林さんちでは、「中干しし過ぎ」にならないようにして
います。
それでもあんまり葉色が濃い場合は、肥料散布量を少なくして調整します。
そのために葉色板も持参しているのですが、有機肥料を使用した田んぼは、肥
料の効き方「肥効」が穏やかなので、ほとんどの場合、葉色板の出番は、あり
ません。そして「肥効」が遅い「有機肥料」の場合は、幼穂が10mmになっ
てから散布していたのでは、間に合わないので2~4mmを目安に散布してい
ます。林さんちでいうと「超普通じゃないコシヒカリ」「普通じゃないコシヒ
カリ」「女王さまミルキークィーン」がそれに当たります。「一番打者ハナエ
チゼン」「貴女にひとめぼれ」「普通のコシヒカリ」は、田植え時期に入れた
一発肥料と言って温度センサーのカプセルに入った肥料が、穂の出来始めに溶
け出して自動的に「穂肥え」の役目を果たしてくれています。
この溶け出しのタイミングに関しては、神のみぞ知るですが、一般的な天候
であれば大丈夫です。でも異常気象には、弱いですね。その分、コシヒカリは、
一発肥料を2発に分けて散布してそのリスクを回避しています。しかし幼穂が
見えるか見えないかの時期にすでに籾の数は、決まっているんですから不思議
です。稲は、どうやって今年の子孫の数は、これぐらい、、って決めるんでし
ょうか。いつもルーペを覗いて生命の神秘を感じています。
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3、消防メシの救世主
5月21日から始まった消防メシも地区大会に優勝して県大会出場が決まっ
たので1ヶ月延長となりました。もう私の数少ないレパートリーは、とっくに
枯渇しており得意の「鶏肉とキューリの甘辛炒め」「しょうが焼き定食」「豚
肉の冷しゃぶ」「水餃子」「肉団子の餡かけ」は、すでに3回目に突入してい
ます。土曜日は、カレーと決まっているのですが、それでも、チキン、ポーク
ビーフは、一通り作ったのでもう後がありません。だから消防メシの無い練習
お休みの日や、早朝練習の日は、もう嬉しくて仕方ありません。
それを補うのがこの時期、たくさん採れる夏野菜達です。ナスがあれば麻婆
ナス、ナスカレー、キューリがあれば得意の「鶏肉とキューリの甘辛炒め」の
他に、キューリスティックサラダ、トマトがあればトマトサラダ、トマトカレ
ー、ゴーヤがあればゴーヤチャンプルー、ゴーヤカレー、ズッキーニがあれば
パスタ用に野菜炒め、カレーにも入れます。林家のシシトウは、時々激辛の当
たりがあるので、お楽しみに野菜炒めやカレーに投入して分団員の反応を見て
楽しめます。ジャガイモやタマネギに関しては、すでに家庭菜園で採れたもの
をストックしてあるのでスーパーで買う必要は、ありません。
林家の家庭菜園は、2箇所あります。一つは、育苗ハウスの中、苗の育苗中
から空いたスペースに野菜の苗を植えて行きます。ここは、苗箱から染み出た
肥料分で毎年実り豊かな畑になります。そして野菜が大きくなった頃にポリフ
ィルムを外すので、春の嵐等から守られています。もう一つは、林さんちの田
んぼの「ボロ」を捨てる場所にあります。ボロというのは、籾の乾燥機から出
る「ハシカ」やコイン精米機から出た米ぬかの古くなったモノ、稲の苗の余っ
たモノ、収穫した野菜クズ、これらを捨てる場所に作られた畑です。そしてこ
のボロ達も積み重なるうちに優良な肥料となって行きます。
ハウス内の畑には、トマト、ナス、キューリ、ピーマン、インゲン、ゴーヤ
等のツル生の棚に生る野菜を作っています。ここなら風で倒れたり痛む心配は、
ありません。ボロの畑には、ニンジン、ネギ、ジャガイモ、カボチャ等の地面
に育つ野菜を作っています。そしてこれら全てを育てているのが、私の母親で
す。消防メシを作る前は、林家の食卓は、夏野菜地獄で、毎日毎日、ナスナス
ナス、キューリキューリキューリ、ピーマンピーマンピーマン、トマトトマト
トマト、、(ToT) キューリの味噌汁が出始めると恐怖のリピート開始です。
しかし今では、家庭菜園の夏野菜達は、消防メシの救世主です。最近では、
供給の追いつかない野菜もあって母親に「〇〇ないが?」と聞く毎日です。「
あんた!そんなモン、スーパーで買って来まっし!」と言う割りには、まんざ
らでもないようで「消防」と書かれたメモが貼られた野菜が入った袋が良く置
いてあります。ゴーヤに関しては、家庭菜園に加えグリーンカーテンからも供
給されるようになると、毎日のように使います。最近のゴーヤは、昔のように
苦くないし塩揉みしてやると苦味も抜けます。なんと言ってもこの時期消耗す
るビタミンCが熱を加えても壊れないゴーヤは、重宝します。
でも夏野菜がたくさんあって助かりますが、とにかく皮を剥いて種を取りそ
して切って準備するのが大変です。この時期、格納庫2階の台所の気温は、う
なぎ登りで熱中症になりそうです。なんで台所には、エアコン無いの?そんな
努力も県大会で優秀な成績を取って欲しいと願う一心でやっています。優勝し
てまた全国大会に出たいですo(^o^)o
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平成23年産 新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 29袋/357袋 8% 9月26日
女王さまミルキークィーン 0袋/146袋 0% 9月28日
普通じゃないコシヒカリ 0袋/320袋 0% 9月 9日
普通のコシヒカリ 165袋/668袋 25% 9月 9日
ハナエチゼン 0袋/245袋 0% 8月20日
ひとめぼれ 0袋/315袋 0% 9月 2日
敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
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