「1俵10万円のお米」 2011年 師走1号
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林さんちのあぐらぐち物語 2011年 師走1号
http://www.hayashisanchi.jp
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このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2011年 師走1号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/
1. 巻頭言
ようやく人手不足も解消されて順調に生産現場の方は、動き始めました。し
かし相変わらず社長は、会議や宴会で走り回っています。その合間にスタッフ
の隙間を埋めるような仕事も結構あってさらに加速して走っています。この時
期、お正月餅には、少し早いのですが気の早い方からご注文があり慌てて少し
生産をしたりと、なかなか計画通りの生産とは行かないのが現実です。あとは、
年末に向けて、チラチラと雪でも降ってくれればナイスです(o^-')b
お正月餅の販売を受付開始しています
http://www.hayashisanchi.jp/shop/omochi/
林さんちのお祝い餅人生の節目を祝いませんか?
<http://www.hayashisanchi.jp/shop/omochi/omochi3/omochi32/>
在庫メーター 空←――――――――――――――――→満
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■■■□□□□□
女王さまミルキークィーン ■■■■■■■■■■■■■■■■■□□□
普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□
普通のコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■■■■□□□□
ハナエチゼン ■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□
ひとめぼれ ■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□
詳しい数字は、メルマガの最後に
2.今週の林さんち・・・・1俵10万円のお米
お正月餅、祝い餅の生産で、キャーと言っている最中に、ピーと流れてくる
ファクス紙、それは、風土金澤の2合袋の注文です。一斉にスタッフが、ゲェ
~と言った顔になります。今、風土金澤では、北陸自動車道のSAPAでの販
売やデパートのお歳暮等々で販売中です。当然のことながら受注に関しては突
然に入って来ます。餅生産でスタッフもフルマックスで動いているので、他の
業務は、その隙間を狙って行っています。玄米の10キロ袋詰め作業、揚げ餅
焼きカキモチ、カグラモチ白米の袋詰め、大豆の袋詰め等々、別にそのための
専属スタッフがいるわけでもないので、手の空いた人が作業をします。
これらは、そんなに緊急性が無いので手の空いた時の対応でなんとかなりま
す。でも風土金澤の2合袋に関しては、そんなわけにも行かないのでいわゆる
スクランブル状態になります。でもこんな時に手の空いた人なんていないので
結局、一番暇な社長がやることになります。まずは、お米の精米から0.3キ
ロ×注文数×1.1で、玄米を精米して目減りした分を逆算して玄米を計って
会社の前のコイン精米機に100円玉を握って走ります。林さんちには、社内
に精米機がありません。コイン精米機を精米機代わりに使用しているのです。
こっちの方が速いし分搗き(5分、7分、上白)と出来るので便利です。ただ
一般のお客様も来られるのでタイミングが悪いと順番をつくはめになります。
そしていざ袋詰めしようとしたら2合袋にラベルシールを貼るところから始
まります。そして精米表示ラベルを貼ろうとしたらラベルが欠品していたら、
もう大変。まずは、ラベルの印刷から始める羽目になります。この精米表示ラ
ベルは、法律の度重なる変更もあったり、品種ごと、サイズごとで実に少量多
品種に渡るので、下手に大量に印刷して作るわけにいかず、全部パソコンでプ
リントアウトしたラベル紙をカッターで切って作るという完全なハンドメイド
なのです。プリンターにラベル紙を入れてフォルダを開いてプリント、カッタ
ー、定規、カッター台を出して切り始めるのは、焦っていると気が遠くなる作
業です。
そしてようやくラベル類が揃ったところで、袋詰めを開始したらなんと肝心
の2合袋の在庫が無い!確か、この前見た時はあったのに?とスタッフに聞く
と「あ~それは、先週使いました」とシャアシャーと言う。在庫が無くなる前
にちゃんと報告しろよと口酸っぱく言っているのだが、度々作業中に空になっ
てから「社長!〇〇が空です!」と言って来るのだ。こうなると作業を中断し
て慌ててパソコンを開いてネット通販や電話で注文、当然「一番早い便で!」
となる。なんだか2合袋にお米を詰め始めると、作業工程がどんどん戻って行
く気がするのは、私だけでしょうか?
そんなこんなですが、風土金澤で2合袋は、300g525円税込で販売し
ているので、1俵60キロに換算すると10万5千円也!JAの受け渡し価格
が、1万2千円前後なので、9倍近い価格になる。でもこの小さな2合袋が、
1個51円、金ピカのラベルが35円、風土金澤へのマージンが158円!表
示ラベルと労賃を無視しても244円の経費がかかる。すると正味281円の
売上にしかならない。すると1俵当たりは、5万6200円になる。林さんち
のネット販売で超コシ60キロの場合3万2400円になるので、それよりは
売上が多いが、人件費を考えるときっとトントンになるはずである。
でも2合袋は、風土金澤をオープンした時からの代表的な商品なので引き下
がるわけには行かない。さらにようやく高速道路のSAPAでの販売、お歳暮
としての認知度が上がって来たところである。あとは、一番手の空いている私
が頑張って支えるしかないと考えている。問題は、他の7農家も同様の七転八
倒の状態と想像されるので、どこまで耐えられるかが心配である。でも経費は、
考えずに、ただひたすら「1俵10万円、、」と呪文を唱えながらの袋詰め作
業にまい進するのみである(* ̄▽ ̄*)
↓そんな林さんちのお米はこちら↓
http://www.hayashisanchi.jp/
3、農業の6次化って言うけど
祝い餅シーズン真っ只中です。祝い餅は、基本的に配達しています。箱数も
多いので乗用車には、積み切れない場合が多いのと、通常9~10時の時間指
定で配達するのですが、こちらで配達時間をコントロールできるからです。配
達エリア、配達時間の最大公約数で、2人2チーム体制で配達します。ご来店
で取りに来ていただくお客様もいらして、それはそれで有難いのですが、ほと
んどの方が時間通りに来られません。日曜日は、林さんちは休業日なのですが
祝い餅の受け渡しのためにお店を特別に開けています。通常は、午前予約で受
け渡すのですが、それが待てど暮らせど、いらっしゃらない。妻と昼食を交代
で食べて午後になっても来られないので電話をかける時もしばしばあります。
まあ普通は、日曜日も営業しているだろうから、いつでも良いと考えられると
思われます。でもそうやってお店を特別に開けていると、一般のお客様もどん
どん入って来られて売上は、伸びるのでそれは、それで良いとすべきですね。
11月になると北陸地方は、時雨れた天気が多くなります。しかし祝い餅の
熨斗紙は、極めて雨に弱くて、ポツンと一粒当たっただけで、丸いシワシワが
付きます。そこで数年前までは、小雨だと体を被せて運んだり、バンジュウと
言われるプラスチックの箱に入れて運びました。でもこのバンジュウのサイズ
だと祝い餅の箱を入れても収まらないのでフタが良く閉まりません。運んでい
る時に風にあおられてフタが飛んでいってしまい熨斗紙を何度もダメにした苦
い経験があります。そんな時に、ふと目に留まったのが、段ボールに敷く薄い
ポリシートでした。
これは、今から25年前に餅つきを始めたころ、東京の業者に大量に出荷し
ていてその際に使っていたモノです。しかしこの業者は、出荷して2ヶ月で倒
産、1400万円の不渡り手形を掴まされました。そんなこともあって見たく
もないシートでしたが、良く見ると風呂敷サイズで、祝い餅の箱を包むのに最
適。しかも数千枚もあって遠慮なく使えます。それからは、手間はかかります
が降雨の場合は、このポリシートで包んでお客様に手渡すようになりました。
以前は、林さんちの祝い餅の箱は、全て厚紙を折ってホッチキスで止めた「
折り箱」でした。しかし祝い餅は、一箱2~4キロの重量になります。でも運
搬時は、何箱かまとめて運ばないといけないのですが、3箱が限界でした。こ
れ以上だと一番下が潰れてしまいます。出来れば2箱で運びたいのですが、お
客様に手渡してから、ふと部屋の中を見ると5箱以上に高々と積まれていて肝
を何度か冷やしました。箱だけでなく中のお餅まで潰れてしまいます。そこで
単価は、上がりますが、祝い餅セット用の箱は、「貼り箱」という強度のある
段ボールに白い紙を貼った箱にしました。これなら何箱積んでも大丈夫、安心
して配達できるようになりました。
ところがリーマンショック以来、祝い餅にもデフレ傾向で安い商品が求めら
れるのか、折り箱仕様の商品の注文が今年は多くて少々苦労しています。来年
価格は、上がりますが強度の高い貼り箱に変更しようかと考えています。今、
農林水産省では、農業の6次化を推進しています。1次生産+2次加工+3次
販売=6次ですが、何も知らない農家が、何かを販売するというのは、ずいぶ
ん苦労するものだと痛感しています。販売のプロならなんてことの無い箱や包
装でもイチイチ失敗を繰り返しながら改善するしかありません。さあ祝い餅も
ラストスパートに入って来ます。売上の最後の一伸びを目指しますo(^o^)o
林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.jp/
平成23年産 新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 272袋/357袋 76% 9月26日
女王さまミルキークィーン 123袋/146袋 84% 9月28日
普通じゃないコシヒカリ 207袋/320袋 65% 9月 9日
普通のコシヒカリ 531袋/668袋 79% 9月 9日
ハナエチゼン 135袋/245袋 55% 8月20日
ひとめぼれ 204袋/315袋 65% 9月 2日
敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。
884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884
発行 (株)林農産 林浩陽 2001 Copyright(C)
〒921-8833 石川県野々市市藤平132
TEL 076-246-1241 FAX 076-246-3113
http://www.hayashisanchi.jp
koyo@hayashisanchi.co.jp
ご意見・アドレス変更・配信中止はこちらまで
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1. 巻頭言
ようやく人手不足も解消されて順調に生産現場の方は、動き始めました。し
かし相変わらず社長は、会議や宴会で走り回っています。その合間にスタッフ
の隙間を埋めるような仕事も結構あってさらに加速して走っています。この時
期、お正月餅には、少し早いのですが気の早い方からご注文があり慌てて少し
生産をしたりと、なかなか計画通りの生産とは行かないのが現実です。あとは、
年末に向けて、チラチラと雪でも降ってくれればナイスです(o^-')b
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林さんちのお祝い餅人生の節目を祝いませんか?
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在庫メーター 空←――――――――――――――――→満
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■■■□□□□□
女王さまミルキークィーン ■■■■■■■■■■■■■■■■■□□□
普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□
普通のコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■■■■□□□□
ハナエチゼン ■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□
ひとめぼれ ■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□
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2.今週の林さんち・・・・1俵10万円のお米
お正月餅、祝い餅の生産で、キャーと言っている最中に、ピーと流れてくる
ファクス紙、それは、風土金澤の2合袋の注文です。一斉にスタッフが、ゲェ
~と言った顔になります。今、風土金澤では、北陸自動車道のSAPAでの販
売やデパートのお歳暮等々で販売中です。当然のことながら受注に関しては突
然に入って来ます。餅生産でスタッフもフルマックスで動いているので、他の
業務は、その隙間を狙って行っています。玄米の10キロ袋詰め作業、揚げ餅
焼きカキモチ、カグラモチ白米の袋詰め、大豆の袋詰め等々、別にそのための
専属スタッフがいるわけでもないので、手の空いた人が作業をします。
これらは、そんなに緊急性が無いので手の空いた時の対応でなんとかなりま
す。でも風土金澤の2合袋に関しては、そんなわけにも行かないのでいわゆる
スクランブル状態になります。でもこんな時に手の空いた人なんていないので
結局、一番暇な社長がやることになります。まずは、お米の精米から0.3キ
ロ×注文数×1.1で、玄米を精米して目減りした分を逆算して玄米を計って
会社の前のコイン精米機に100円玉を握って走ります。林さんちには、社内
に精米機がありません。コイン精米機を精米機代わりに使用しているのです。
こっちの方が速いし分搗き(5分、7分、上白)と出来るので便利です。ただ
一般のお客様も来られるのでタイミングが悪いと順番をつくはめになります。
そしていざ袋詰めしようとしたら2合袋にラベルシールを貼るところから始
まります。そして精米表示ラベルを貼ろうとしたらラベルが欠品していたら、
もう大変。まずは、ラベルの印刷から始める羽目になります。この精米表示ラ
ベルは、法律の度重なる変更もあったり、品種ごと、サイズごとで実に少量多
品種に渡るので、下手に大量に印刷して作るわけにいかず、全部パソコンでプ
リントアウトしたラベル紙をカッターで切って作るという完全なハンドメイド
なのです。プリンターにラベル紙を入れてフォルダを開いてプリント、カッタ
ー、定規、カッター台を出して切り始めるのは、焦っていると気が遠くなる作
業です。
そしてようやくラベル類が揃ったところで、袋詰めを開始したらなんと肝心
の2合袋の在庫が無い!確か、この前見た時はあったのに?とスタッフに聞く
と「あ~それは、先週使いました」とシャアシャーと言う。在庫が無くなる前
にちゃんと報告しろよと口酸っぱく言っているのだが、度々作業中に空になっ
てから「社長!〇〇が空です!」と言って来るのだ。こうなると作業を中断し
て慌ててパソコンを開いてネット通販や電話で注文、当然「一番早い便で!」
となる。なんだか2合袋にお米を詰め始めると、作業工程がどんどん戻って行
く気がするのは、私だけでしょうか?
そんなこんなですが、風土金澤で2合袋は、300g525円税込で販売し
ているので、1俵60キロに換算すると10万5千円也!JAの受け渡し価格
が、1万2千円前後なので、9倍近い価格になる。でもこの小さな2合袋が、
1個51円、金ピカのラベルが35円、風土金澤へのマージンが158円!表
示ラベルと労賃を無視しても244円の経費がかかる。すると正味281円の
売上にしかならない。すると1俵当たりは、5万6200円になる。林さんち
のネット販売で超コシ60キロの場合3万2400円になるので、それよりは
売上が多いが、人件費を考えるときっとトントンになるはずである。
でも2合袋は、風土金澤をオープンした時からの代表的な商品なので引き下
がるわけには行かない。さらにようやく高速道路のSAPAでの販売、お歳暮
としての認知度が上がって来たところである。あとは、一番手の空いている私
が頑張って支えるしかないと考えている。問題は、他の7農家も同様の七転八
倒の状態と想像されるので、どこまで耐えられるかが心配である。でも経費は、
考えずに、ただひたすら「1俵10万円、、」と呪文を唱えながらの袋詰め作
業にまい進するのみである(* ̄▽ ̄*)
↓そんな林さんちのお米はこちら↓
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3、農業の6次化って言うけど
祝い餅シーズン真っ只中です。祝い餅は、基本的に配達しています。箱数も
多いので乗用車には、積み切れない場合が多いのと、通常9~10時の時間指
定で配達するのですが、こちらで配達時間をコントロールできるからです。配
達エリア、配達時間の最大公約数で、2人2チーム体制で配達します。ご来店
で取りに来ていただくお客様もいらして、それはそれで有難いのですが、ほと
んどの方が時間通りに来られません。日曜日は、林さんちは休業日なのですが
祝い餅の受け渡しのためにお店を特別に開けています。通常は、午前予約で受
け渡すのですが、それが待てど暮らせど、いらっしゃらない。妻と昼食を交代
で食べて午後になっても来られないので電話をかける時もしばしばあります。
まあ普通は、日曜日も営業しているだろうから、いつでも良いと考えられると
思われます。でもそうやってお店を特別に開けていると、一般のお客様もどん
どん入って来られて売上は、伸びるのでそれは、それで良いとすべきですね。
11月になると北陸地方は、時雨れた天気が多くなります。しかし祝い餅の
熨斗紙は、極めて雨に弱くて、ポツンと一粒当たっただけで、丸いシワシワが
付きます。そこで数年前までは、小雨だと体を被せて運んだり、バンジュウと
言われるプラスチックの箱に入れて運びました。でもこのバンジュウのサイズ
だと祝い餅の箱を入れても収まらないのでフタが良く閉まりません。運んでい
る時に風にあおられてフタが飛んでいってしまい熨斗紙を何度もダメにした苦
い経験があります。そんな時に、ふと目に留まったのが、段ボールに敷く薄い
ポリシートでした。
これは、今から25年前に餅つきを始めたころ、東京の業者に大量に出荷し
ていてその際に使っていたモノです。しかしこの業者は、出荷して2ヶ月で倒
産、1400万円の不渡り手形を掴まされました。そんなこともあって見たく
もないシートでしたが、良く見ると風呂敷サイズで、祝い餅の箱を包むのに最
適。しかも数千枚もあって遠慮なく使えます。それからは、手間はかかります
が降雨の場合は、このポリシートで包んでお客様に手渡すようになりました。
以前は、林さんちの祝い餅の箱は、全て厚紙を折ってホッチキスで止めた「
折り箱」でした。しかし祝い餅は、一箱2~4キロの重量になります。でも運
搬時は、何箱かまとめて運ばないといけないのですが、3箱が限界でした。こ
れ以上だと一番下が潰れてしまいます。出来れば2箱で運びたいのですが、お
客様に手渡してから、ふと部屋の中を見ると5箱以上に高々と積まれていて肝
を何度か冷やしました。箱だけでなく中のお餅まで潰れてしまいます。そこで
単価は、上がりますが、祝い餅セット用の箱は、「貼り箱」という強度のある
段ボールに白い紙を貼った箱にしました。これなら何箱積んでも大丈夫、安心
して配達できるようになりました。
ところがリーマンショック以来、祝い餅にもデフレ傾向で安い商品が求めら
れるのか、折り箱仕様の商品の注文が今年は多くて少々苦労しています。来年
価格は、上がりますが強度の高い貼り箱に変更しようかと考えています。今、
農林水産省では、農業の6次化を推進しています。1次生産+2次加工+3次
販売=6次ですが、何も知らない農家が、何かを販売するというのは、ずいぶ
ん苦労するものだと痛感しています。販売のプロならなんてことの無い箱や包
装でもイチイチ失敗を繰り返しながら改善するしかありません。さあ祝い餅も
ラストスパートに入って来ます。売上の最後の一伸びを目指しますo(^o^)o
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平成23年産 新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 272袋/357袋 76% 9月26日
女王さまミルキークィーン 123袋/146袋 84% 9月28日
普通じゃないコシヒカリ 207袋/320袋 65% 9月 9日
普通のコシヒカリ 531袋/668袋 79% 9月 9日
ハナエチゼン 135袋/245袋 55% 8月20日
ひとめぼれ 204袋/315袋 65% 9月 2日
敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。
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