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     林さんちのあぐらぐち物語 2004年 文月3号
       http://www.hayashisanchi.co.jp

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 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
   
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/   文月3号  _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
1. 巻頭言

 連日35度を超える日々を過ごしていましたが、先週から突然梅雨に、逆戻
り。去年は、このまま冷夏でしたが、各地で梅雨明け宣言が出された今、北陸
地方だけ冷夏ってことは、ないですよね。

2.今週の林さんち・・・・ニョーサンズ脱退

 ここ近年、田植え時期が過ぎると、林さんちのスタッフは、健康診断に、交
代で、出かけている。正確には、「政府管掌健康保険生活習慣病予防検診」。
昔は、農家が健康診断なんて考えもしなかった。だから意外に、健康的な仕事
と思われる割には、糖尿病、高血圧、ガンの発生率が高かった。大体、発症し
てから気づくのだから、遅い。10数年前、私の母の乳ガンが、発見された時
も4段階のうちすでに、3段階。手遅れ寸前での、手術だったが、有り難いこ
とになんとか、それからの転移は、認められていない。
 そんなこともあって、林さんちも、法人化、社会保険を完備するようになり
社員も増えると、国の健康診断のシステムに、入れてもらえるようになった。
やはり最初は、健康診断で胃カメラを飲むと聞くと、「え〜!なんで、そんな
ん行かなんや〜?」とごねられたけど、そこは社長命令で、押し通した。やは
り、なんと言っても、社員の健康が、林さんちの一番の資源なのである。
 ところが、最近の私の、色々な数値がよろしくない。中性脂肪、γGTB、
尿酸値等々であるが、原因は主に飲酒である。特に、去年、尿酸値が、7.0
を超え7.2を、記録した時は、さすがにヤバイと思った。いわゆる痛風の、
一歩手前であった。インターネットで、痛風について検索すると、出てくる出
てくる、発症した時の激痛の日々、その後の節制の数々を読むと、これは本当
に、怖いと思った。インターネット効果が、別の意味であった。
 その後も、どうしても飲む機会が多いのであるが、酢の物を先に食べる、良
く噛む、間食をしない、レバーや白子等を食べない、飲酒後のラーメンは禁止
ビールはほどほどに、焼酎日本酒を飲む、寝る前に、水を沢山飲む等々の対策
を取った結果、秋には、5.5、今回は4.5と、平常値に戻って来た。やれ
ば出来るものである。発症してしまうと、こんな生やさしい対策ではなくなる
ので、やはり日々の少しづつの節制かなと感じた。
 農業法人も、これからは法人税を払うのと同じ位に、健康に留意しなければ
ならない時代になって来たと思う。せっかく法人税払っても、医療費で持って
行かれては、元も子もない。とは言え、今晩は、ニョーサンズ脱退記念に、ビ
ールをキュ〜っと一杯!

3.恐る恐るの肥料散布

 ようやく今週に入り、普通じゃないコシヒカリに肥料を散布開始。今年から
100%有機質肥料に変更したので、早めのしかも恐る恐るの散布である。
田んぼ回りhttp://www.hayashisanchi.co.jp/diary-k/koyo.cgi7月7日参照
で、見た幼穂の長さが、あまり短いうちに散布すると、穂ではなく茎の方に、
栄養が行き倒れてしまうので、要注意なのである。ところが、この有機100
%肥料は、今まで使用していた有機質入り化学肥料に比べ、どの程度効くか分
からず、不安なのである。
 以前、有機質入り化学肥料を、普通に散布したら、効きすぎて倒してしまい
大失敗。今度は、別の有機質入り化学肥料を散布したら、全然効かずに、収量
が少なくて大失敗。有機質入りでこの状態なので、有機100%の肥料の効き
方は、非常に不安が伴っている。
 今回、この有機100%に切り替えたのは、紙マルチのJAS有機認証を、
取得するために、使用したのだが、せっかく散布するなら、普通じゃないコシ
ヒカリも全て切り替えた。以前から有機肥料として農家の間では知られていた
肥料だったが、最近JAでも扱うようになったので、林さんちでも、気軽に使
用できるようになった資材である。
 あと散布をビビル原因が、イネミズゾウムシ。かなり田植え後に食べられて
しまい茎数が少なくなってしまった。すると春に散布した肥料量が、茎数に比
べ多くなってしまい、未だに葉色が濃いのである。この葉色が濃いというのは
葉の中に養分をまだたっぷり持っていると言う事なのである。この状態で、肥
料をやるのは、少々怖い。しかし、幼穂は、時期が来ているし、、、と、迷い
ながらも、田んぼに入っては、稲を抜いて状態を見ては、少しづつ散布してい
る。そうこうしているうちに、暑い夏が、やってくる、、、はず。

敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。


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