台風10号来襲の前にハナエチゼン稲刈り終了・手こぎ安全装置について
今日は、台風10号によるフェーン現象で38℃でした。
そんな中、ハナエチゼンを台風前に刈ってしまおうと頑張りました。そんな急いでいる時も絶対に急いでは、いけない作業が「手こぎ作業」。林さんちの田んぼは、小さいのどうしても四隅の手刈り分が多くなります。その手刈りした分は、「手こぎ」と言ってコンバインのこき胴へ手で入れてあげないといけません。でもコンバインは、高速でチェーンとこき胴が回っているので少しでも手や腕を引っ掛けると一瞬で中に引き込まれて大ケガになります。そこで最近のコンバインは、各社いろいろと安全装置を備えています。クボタER470にもそんな安全装置が付いています。これまでの単にエンジンが止まるだけじゃなくてこき胴も跳ね上がり送りチェーンも瞬時に止まる優れものです。でもそもそもこれにお世話になること自体がアウトですので林さんちでは、「お守り」程度に考えてとにかくチェーンより向こうに手を入れないように!と口を酸っぱくして言っています。でも年配の社員さんに限っててを入れたがるので怖いです。
やはり38℃は、限界を超えています。それでも林さんちの宇宙茶を飲んで頑張りましたo(^o^)o
今日の稲刈りは、ツバメの数が凄かった。もうコンバインに驚いて飛び出した虫をビュンビュン飛びながら食べている。そして撮影を試みるもこととごとく失敗。まあ200キロで飛ぶ物体を撮影するのは、至難の業か。稲刈りをしていた隣の畑にキウイが実っていました。30年前に就農した時には、林さんちにもキウイ畑がありました。当初、金の成る木として植えたキウイがすぐに外国産に駆逐されてまったく収益が上がらなくなるのにそんなに時間は、かかりませんでした。それでも10年ほど栽培していましたが受粉や摘果と言った作業が春作業と被ってしまいさらに当時は、転作で麦大豆も作っていたので地獄でした。おかげで肝心な米作りが疎かになってしまい地域で真っ先にキウイを止めたのは、林さんちでした。でもこの鋼鉄製のキウイ棚とキウイの木を伐採して片付けるのも一苦労。やるのも止めるのも大変な果樹栽培の苦い経験でした。だから今でも果樹農家さんを尊敬しています。だってこんな大変な農作業を私は、出来ません(×_×)
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