林さんちの楽しい社長日記「あぐらぐち物語」
2017年03月25日
お笑い系百姓の生活・農業

今年の自然栽培「林さんちの宇宙米」の苗は出来が違うはずです・春作業全開中です

 種籾のヒゲ取りをしました。

 林さんちで保存してあった自然栽培米用の種籾には、まだヒゲが付いていました。このヒゲは、いわゆる籾が付いていた細い枝ですがこれがあると種まき機に引っ掛かるので除去する必要があります。その専用の機械が知り合いの森さんちにあると知って借りに行きました。すると横にライスグレーダーがありました。聞くと森さんちでは、このライスグレーダーの大きな選別網で通して大きな粒を選びさらに唐箕で風選別をしているとのこと。そうすれば塩水選をしなくても良い種籾が取れるというのです。「塩水選しない種籾選別です。2017」動画。そこでせっかくなら私も同じ方法でやってもらおうとお願いしました。塩水選 は、比重の大きな塩水に浸けて重い種籾を選ぶ方法です。多くの農家でやっています。でもこの塩水選もなかなか大変。特にこの寒い時期の水仕事は、辛い。できればやりたくないところだったので今回は、この方法でやってみました。でも塩水選より厳しく選別されて7割近くが除去されてしまいました。さすがに残った種籾は、見た目から立派です。これは、苗の出来がおおいに期待できそうです(o^-^o)

脱ぼうの機械とライスグレーダー、、これで良い種籾を選びます
脱ぽう

種籾には、こんなヒゲが付いています、、これを取る作業が「脱ぼう」
脱ぽう

綺麗になった種籾、、良い苗になりますよ~に!
種籾

 今日は、種籾のシャブシャブとエコホープの二つが重なった。ところがここのところの定温で浸けてある水槽の水が冷たい!みんなで悲鳴を上げながらシャブシャブして隣の水槽に移動しました。でも驚いたことに井戸水を入れたばかりの隣の水槽は、温かい。やはり井戸水は、冬、温かくて、夏、冷たいと改めて感じました。そして2回目のエコホープの浸水をしていたらなんとネズミに種籾が食べられていた。しかも綺麗に中味だけ食べて籾殻は、吐き出してあるという器用な食べ方。この片付けに結構時間がかかってしまった。種籾を食べられたのは、珍しいが乾燥機も新品になってライスセンターに食べ物が無くなったからか?そしてトラクターも2台体制で稼動しています。1台は、泥片付けと隅掘りのためにバイトくんを1名付けて回ってもう1台は、外回りで耕しています。

今日のシャブシャブは、超冷たい(◎_◎)
種籾

2回目の種まきに向けてエコホープ浸水、、o(^o^)o
エコホープ

ありゃ~~~、、ネズミに食べられた(-_-#)
ねずみ

荒起こしもせっせと進めています!
荒起こし