林さんちの籾殻排出運搬のシステムは珍しいと思います・遠方より友来るで楽しかった
雨でカグラモチの稲刈りが出来ず。
かすかな望みを持って朝起きたが外は雨で濡れていて万事休す。結局、1日カグラモチの籾摺りになった。どっちにしろ籾摺りをしないといけないので良しとします。そしてこの機会に「林さんちの籾殻はリアルタイムで運搬します。2016」動画を撮影しました。多くの農家さんで籾殻の処理に苦労されていると思います。林さんちも籾殻の排出運搬は、昔から苦労していました。最近のライスセンターには、籾殻タンクがあってそこに排出して後でトラックで運ぶのが定番です。でも林さんちには、その籾殻タンクがありません。昭和53年の専業農家を始めた頃は、外に山にして燃やしていました。でも台風が来る度に燃え上がって危険です。そこで100m離れたキウイ畑に途中中継機を介して延々とパイプを伸ばして排出しました。でもこのパイプが破れたり中継機で詰まったりと散々。時には、籾殻を全部袋詰めして山にして販売もしました。でもこの籾殻の袋を運送屋が来るのが年末。風雨に晒された籾殻袋に水が染み込んで重くなったりしました。そしてある年末に取りに来てトラックに積んでいたらその水が入って急に重くなった籾殻袋でギックリ腰に!それ以来ずっと腰痛持ちになってしまった。そんな痛恨の思い出もある籾殻ですが現在のライスセンター横から直接に軽トラックに積む方式にしてから解決しました。満タンにして軽トラで田んぼに撒きます。籾殻やワラは、基本的に田んぼに戻すのが基本ですので一石二鳥です。軽トラ1台で約1トンは、籾摺りできるので30~40分に1回の運搬が必要ですが慣れれば大丈夫。籾殻タンクに貯めて後で運ぶ手間も不要なので効率的です。籾殻の排出パイプも短い方が籾摺りには、好都合です。長いと排圧という圧力で籾殻が戻って来て玄米に混じるのです。玄米カラー色彩選別機ピカ選もあるけどやはり基本的に籾や籾殻の混入を防ぐシステムが前提ですので今は、うまく機能していると思います。
カグラモチの籾摺り開始、、一昨日刈れて良かった(o^-^o)
昨日、コロラドより後輩が息子を連れて林さんちに来ました。この美大の後輩は、私が美大入学の塾で教えていた時の教え子です。そんな長い付き合いですが今回は、大きくなった息子を連れて帰国。これがまたまったく日本語を話せないので大変でした。そして林さんち集合でお友達も来てワイワイ楽しい時間を過ごしました。雨でモヤモヤしていましたが久しぶりに会えて気持ちも晴れました。そして近所の方から何やら不思議な出産祝いを頂きました。これがあの噂の「おむつケーキ」なんですね!初めて見たけど凄いお祝いの品に驚きました、、(◎_◎)
- 関連記事
- 2016年
- お笑い系百姓の生活・農業