ハト胸とモヤシの催芽があります・茶のみさんでお茶を飲みました
催芽とは種籾の芽を目覚めさせることです。
今日は、催芽の開始の日。日曜日ですが朝イチにスイッチオンです。32度の泡風呂で芽を少し「ハト胸」状態に出します。1日目は、どんどん動かして芽を出しますが2日目は、そうも行きません。ハト胸を通り越して「モヤシ」になることがあるので頻繁に種籾の状態を確認します。場合によっては、深夜に催芽をストップする場合もあります。しかし加温を停止してもすぐに芽の成長が止まらないのである程度の予想を立てて止めるか、一気にお湯を抜いて水を張って止めるかのどちらかにです。でも後者は、時間も労力もかかるので深夜の作業となると厳しいのでなるべく日中にハト胸にしたいものです。そのタイミングは、これまでの「積算温度」で変わるのでこの1回目の種籾に関しては、浸水後も気温も低くて水が冷たかったのでおそらく明日の夜にハト胸状態になると予想しています。だから気温の上昇に合わせてどんどん催芽の時間は、短くなって5月4日種まきの催芽は、一晩だけで十分です。そして一番、催芽でやってはいけないのが「モヤシ」、、モヤシのように芽も根も出てしまうことです。昔は、種籾の発芽率が悪くてとにかく芽も根もたくさん出した「モヤシ」状態の種籾にしてしまっていました。でもこのモヤシ状態の種籾は、種まきの時に詰まってしまいムラムラな苗になっていました。しかも芽や根が出ているからと言って発芽阻害物質がある状態なので生育が良くないのでその後の田植えでも苦労するという二重苦、三重苦の苗になっていました。今では、綺麗なハト胸の種籾にすることが出来るようになりました。でも品種によってもその状況は変わるので油断なくやって行きます。まずは、今年の最初の催芽で勝負ですo(^o^)o
今日は、好天です。昨晩、いろいろとあって寝不足ですがこのお天気にバイクを乗らないのは、もったいない。かと言ってどこかに行くあてもなく、、ふと今晩の茶のみで行われるセミナーのイベントページをガラケーで見たら私の参加の申し込みがしてあるか分からない。じゃあいっそのこと行ってしまおうと言うことでひとっ走り。店主ニシウエさんにバカ話に付き合ってもらって帰って来ました(o^-^o)
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