2015年12月17日
お笑い系百姓の生活・農業
美味しいお餅を目指し
気象庁いわく初雪が降りました・とぼ箱は1箱2万4千円もする超高級品です
ようやく冬型になりました。
朝から外でサラサラと何かが降る音がしていたのでそろそろ来たかと思いきやまだアラレの状態です。でも気象庁は、初雪と認定したようです。まあ微妙ですがこれでようやく冬らしいお天気になりました。これで週末にかけて納品するお餅も売れるでしょう(o^-^o) でも風邪は、まだ小康状態でスッキリしません。年末に向けて絶対に治さないといけないので今晩のハシゴ練習もお休みして養生します。
今日も加工場では、のし切餅、とぼ切り餅の製造をしています。でもとぼ切り餅は、「とぼ箱」の数で生産量が決まるので製造計画を組むのが大変です。なにせ1箱2万4千円也!!特殊なテフロンシートがすごく高価です。30年前に15箱程度からスタートして少しづつ購入して現在50箱を持っています。でもこれってたった50臼分なので1日の餅つき能力からするとまったく足りません。でもさすがに1年のこの時期だけしか必要のないとぼ箱をたくさん買うのは痛い。だから一生懸命にやりくりしてなんとか製造を間に合わせいます。ちなみに白のし餅なら限界まで餅つき出来るのでやはり白のし切餅の生産性は高いです。武士文化や人口増加による角餅への移行も分かるような気がします。ちなみに丸餅だと同じ製造時間で角餅の半分も作れないし労力も3倍かかります。そして石川県の鏡餅で大変なのが紅白と白白の生産比率です。これがなかなかピッタリ来なくて余ったり足りなかったりと年末のラスト3日間は、真っ青になって在庫管理をしています。今年は、うまく行きますよ~に!