「補助金もらうなら税金払え」ということで納税して来ました・山ん中たまご園の卵の半分は林さんちのお米で出来てます
決算が出来たので納税して来ました。
今日は、第28期の決算報告の日でした。会計事務所の所長さんも来られての報告と今後のことを話し合いました。今回の決算では、かなりイレギュラーなことが重なって例年とは、ずいぶん異なった形になりました。私が10年来積み立てて来た保険を今年解約したのでかなり大きな額のお金が会社に入りました。通常は、この解約金を「退職金引当金」に充当するのが一番なんですが残念ながら私がまだまだ代表取締役社長をすることになってそのまま会社の収入になることになったのです。となると黒字額が大きくなり過ぎるので今回は、経費参入できることは、やってしまおうということで多くことを行いました。PPC広告、田植え機の購入、納屋のコンクリート床修繕、下水道への接続、農機具の更新等々。おかげで営業利益は、最近では最低でした。決算書は、経営者の通信簿ですから昔でいうところの五段階の「1」でした。そして同時に今期に向けての経費削減の対策を取りました。意図的に営業利益を悪くしたおかげで適正な黒字額にすることが出来ました。でも適正と言っても最近では、最高利益で結構な金額を納税しました。やはり痛いのは、消費税ですね。こればっかりは、どうにもならないので10%になった場合果たして耐えられるのか?とても心配です。でも「補助金もらうなら税金払え」と豪語している以上頑張りましたo(^o^)o
昨晩、我楽さんのセミナーで山ん中たまご園の堂下くんのお話を聴いて来ました。最近の鶏って「卵製造マシーン」「肉製造マシーン」になっているんですね。もう卵を産む鶏は、2キロ未満で1キロの卵を産みます。しかも卵を産む以外は、用が無いので骨と皮だけの体です。ブロイラーは、もう50日で出荷できる体になるのですがもう体の成長に足が追いつかないので最後は、自力で立てない鶏もいるそうです。もっとも足は、不用ということでしょうか。そんな鶏なのでエサも凄くて多くが輸入に頼っているのですが「肉骨粉」も使っているのです。牛には、使うと狂牛病になるといわれている「肉骨粉」ですが豚と鶏は使っていると知って結構ショックでした。山ん中たまご園では、平飼いで150羽を飼っていますが鳥インフルの心配はないのか?と質問したら平飼いで発病したことは、なくくゲージ飼いの鶏からの発症がだそうです。やはり稲でもそうですが飼育の密度が高いと一気に病気のリスクが高くなるんですね。他にもいろいろと教えてもらいました。そしてセミナー後に卵ぶっかけご飯を食べましたが、あまりにも美味しいので我楽さんのご飯が足りなくなる事態になるほどでした。エサに臭い魚粉や肉骨粉を使っていないので味が全然違うようです。そして今年は、林さんちのお米をエサで大量に提供したのでさらに美味しいはずです(o^-')b
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