2015年10月01日
お笑い系百姓の生活・農業
爆弾低気圧の接近でスクランブル稲刈りをしました・そしてとても幸運な1日となりました
コンバインの部品が破損して脱落したけど奇跡的に発見しました。
今日は、強力な低気圧で天気が荒れるという予報で朝から休憩無しで2台で乾燥機を一杯にしようとスクランブル。順調に刈り進んでこりゃ余裕だなと思った時に排出中の籾に一瞬黒い影が走った、、「ん??」と思って籾の中を探すと見覚えのある部品が出て来た。数年前に籾タンクから籾を排出する螺旋の部品を破損して溶接修理した部分が千切れていました。でも良く私が気づいたものだと後で専務にも褒められましたが見えたのは、ほんの一瞬でしたので奇跡のようなものです。もしこれを気づかずに稲刈りを続けるとどうなるのか?
気づかずに稲刈りを続けると籾タンクの籾を排出しようとした時に最悪の場合、排出できずに手で搔き出すことになります。今回の破損した部分が小さかったので排出能力は、落ちるけど排出可能でした。でもその破損部品を乾燥機に入れると絶対にどこかに詰まります。詰まると乾燥機は、緊急停止してしまい水分が高いまま中に残ってしまいます。詰まった場所を特定して中の籾を手で搔き出して修理、、考えただけでもゾォ~~とします。しかもすぐには、詰まらずに夜中に詰まった日には、もう最悪です。そしてもしも奇跡的に乾燥機を無事通過しても籾摺り機で絶対に詰まります。高速で回転する中で詰まると急停止してモーターとベルトが空回りして煙が出て終了です。これも焦げ臭い籾を手で搔き出して修理です。もう想像するだけで寒くなる事態を一瞬の発見で事なきを得たのです。結局、専務のER4671台で残りの田んぼを刈りましたが乾燥機は一杯に出来ませんでした。でも今日は、すごく幸運な1日だったということですね。
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