林さんちの楽しい社長日記「あぐらぐち物語」
2015年08月28日
お笑い系百姓の生活・農業

市街地のひとめぼれの稲刈り全開中です・なかなか強敵な田んぼばかりです

 市街地のひとめぼれ稲刈り、一気にペースダウンしました。


 昨日から市街地のひとめぼれに突入していますが分かっちゃいたけどペースがガタ落ちしました。乾燥機4台どころか3台がやっとかもしれません。これが市街地農業の現実と限界です。でもなぜかまだ「ひとめぼれ」が青い。その代わりにコシヒカリが刈り取り適期が早まったと報道されているけど「ひとめぼれ」に関してはなぜか足踏み状態です。そして市街地の田んぼでやっかいなのが「はみ出た生垣」です。田んぼに大きくはみ出た生垣で稲刈り機械コンバインを寄せることが出来ずに結局、手刈りをすることになります。まあ田んぼを稲刈りした時点で剪定もできないので伸び放題なのは分かるがもう少し切って欲しいです。あまり手刈りさせたくないので枝や葉に人車ともに擦りながら稲刈りをするのでたまにコンバインを壊すこともあります。そして意外にペースダウンの原因が「逆刈り」。コンバインは、基本的に左回りで刈るように設計されています。ところが進入口のスロープの設置方向によっては、右回りで刈り始めます。まあ右回りでも刈れるのですがそれでは、やりにくいので途中でUターンをします。でも周辺が田んぼばかりの広いところなら簡単ですが周囲を家やコンクリート壁で囲まれた狭い田んぼでのUターンは四苦八苦します。そしてただでもUターンがきついのにドロドロの田んぼがあります。

市街地のひとめぼれ2日目、、ここまでは順調に進んでいます
ひとめぼれ

 林さんちの田んぼは、小さい田んぼばかりで600枚ほどあります。ところが全部を水回り出来ないので遠方の田んぼは、地主さんにお願いしています。しかし高齢化でちゃんと水管理できない田んぼが出ています。今日も、この好天に信じられないことに水が田んぼから溢れていました。でも刈らざるを得ないのでなんとか刈って来ました。一度、ドロドロにすると後の管理も大変なのでやりたくないのですが仕方ありません。しかしここも林さんちで水回りをするとなるとちょっと遠過ぎます。来年は、どうしようか考え中です。

市街地の田んぼではいつも悩まさられる「はみ出た生垣」、、(-_-#)
ひとめぼれ

この好天にドロドロの田んぼ、、参りました(* ̄▽ ̄*)
ひとめぼれ