種籾を化学農薬で消毒しない方法とは・野々市椿まつりの準備で全開中です
今日は、くもりだが穏やかなお天気。最高の農作業日和だが明日の野々市椿祭りに向けて朝から加工場は、ヒートアップしています。名物の「椿うどん」に入れる丸餅は、林さんち製です。でもサイズも小さくてこのためにお正月餅でしか使用しない丸餅切り機を引っ張り出さねばならず本当に手間がかかっています。でもお天気次第では、残念なことに売れ残ったりするので今年こそは、売り切れ希望です。平行して明日の藤蔭幼稚園の卒園記念品の「しあわせきもち」紅白仕様も製造しました。紅白の案もあったけど製造が面倒なので白餅のみだったがやはり紅白の方が絶対にコンセプトに合う。結局、紅白でHPも製造し直すことになりました(* ̄▽ ̄*)
そして今日から種籾の消毒をします。消毒と言っても化学農薬を使うのではなく「天然由来成分」、、カビの一種できた資材で消毒をします。種子消毒で有名なのは「温湯消毒」ですが林さんちでは、5回の種まきのうち4回目の自然栽培米、紙マルチ栽培による無農薬米の種まきで行っています。でも1.4トンある種籾を全部「温湯消毒」をするのは、春先のこの時期は結構辛い。そこでこのエコホープでの消毒で化学農薬を使わずに行っている。当然、労力のかからない分、コストもかかるが今回も約300キロの種籾を消毒するのにほとんど時間もかからないし私一人で作業できます。昔は、化学農薬の殺菌剤で消毒していましたが強烈に「臭い」しその臭いで頭がクラクラしました。その強烈な農薬を使用後は、そのまま用水に流していただから環境問題もへったくれもありません。さらに私が子供の頃は、その消毒された臭い種籾を芽出しするためにお風呂に置いてその湯気を使っていたこともあります。でもそれって農薬風呂に浸かっているのと同じことだったのでは?と今思うとゾッとします。安全な農産物うんぬんの前に化学農薬を使っている農業者自身の健康が危険にさらされていたと思います。今でもそんな生産現場もたくさんあるのではないかなと感じます。ともあれ林さんちでは、あまり体力の無いお笑い系社長なのでそんなことしたらすぐに倒れてしまうので化学農薬での種子消毒やお米への殺虫殺菌剤の使用はしないようにしています、、o(^o^)o