2013年12月05日
美味しいお餅を目指し
お鏡餅のスピーマー包装は一瞬の早業です・クレームがゼロでありますよ~に
今日も今日とて小さなお供え用鏡餅との戦いです。今日は、袋詰めの日ですが鏡餅の上下がバラけないようにスピーマー用饅頭シートを張り付けて固定します。このビニルシートが乾燥でヒビ割れないようにと中にワサビ成分を閉じ込めてカビを遅らせる働きがあります。このスピーマー用饅頭シートは、アンダーシートとアッパーシートがあります。アンダーシートには、細かい穴が空いています。これをメッシュの板の上に敷きその上に鏡餅を載せます。アッパーシートは、上の熱線ヒーターで熱せられ軟らかくします。十分軟らかくなった時点でそれを下ろすと同時に真空ポンプが下から空気を吸って一瞬でピタァ~!と張り付けます。見ていても見事な早業でよく分からないくらいです。でもこのスピーマー包装は、見た目が「真空包装」に似ているので良く間違われます。でもアンダーシートには、穴が空いているのでワサビ成分で遅らせていますが確実にカビます。しかもビニルシートを剥がして飾ると思いっきり割れます。このカビと割れのクレームでどれだけ苦労して来たか、、(ToT) でも今では、中に入れる注意書きやパンフレット、ネットでの説明でお客様も良く理解されて来てクレームは、ほとんど無くなりました。今年もクレームゼロでありますよ~に!
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