林さんちの楽しい社長日記「あぐらぐち物語」
2012年11月25日
美味しいお餅を目指し

デパ地下ワゴンセールでワープ航法を駆使した宇宙人農家達・報恩講餅は大事な仕事です

 地獄の3連休もうようやくラストです。お正月餅のDM発送と祝い餅、お正月餅の生産と間に微妙に報恩講餅が入る錯綜した3日間でした。その錯綜した中に、クサビのように突き刺さったのが風土金澤の餅米量り売り&お米とお餅関連商品のワゴンセール。決まったのが3連休の直前、突然のデパート側からの提案で混乱してしまい最初の頃は、打ち合わせの電話の嵐で仕事になりませんでした。それでも店長やスタッフ、仲間の宇宙人農家がワープ航法を繰り返しながらなんとか段取りしました。おかげさまで、売り上げも好調でやはりデパ地下では、「仕掛け」が大事なんだなと痛感しました。その代わり現場と私のダメージは、大きく昨晩遅くにようやく追加の商品を納品することが出来ましたが、到着した時は、スタッフに万歳で迎えられました。まるで救援物資を待つ避難民状態です。それほど売れて商品が無かったようです。おかげで、ワゴンの上は、林さんち祭りになっています。


 今日の祝い餅は、数量は、多くないのですが種類が多くて要注意です。先に間違えそうな商品から箱詰めをして行きます。この時の中に入れるお魚やフタに至るまで数をキッチリ数えて用意してあります。そうすると余った場合、どこかで入れ忘れや数の間違いがあったとすぐに分かるからです。そうやって何重にも渡ってセキュリティーをかけています。それでも間違いは、起きるのですが、次は、二の矢を受けないようにしっかり対応します。この祝い餅の間に入ってくるのが「報恩講餅」、浄土真宗の盛んなこの地域では、集落ごとに報恩講が行われます。だから注文は、集落ごとに決まった日時でまとまって各家々から来ます。しかもその数は、4~20個、サイズも大小あって細かい注文になります。昔は、地域の餅屋さんがそれを担っていたり自宅で搗いて用意したものですが、最近では、林さんちに集中して来ました。数量も金額も小さい仕事ですが、浄土真宗の宗徒としては大事な仕事と思い頑張っています。

今日の祝い餅は、少なめですが種類が多いので要注意ですd( ̄^ ̄)
祝い餅
神社でのお払い用の祝い餅です、、これを三方に載せて使います
祝い餅
祝い餅の間にドンドン入ってくるのが報恩講餅、、各集落ごとに日が決まっています
報恩講餅