2012年11月09日
お笑い系百姓の生活・農業
春取りより早い暮れ取り肥料でコストダウン・大豆選別フルマックスでやっています
昨日JAから肥料搬入してもいいですか?と連絡あり。中国のリン鉱石の輸出禁止以来、高騰している肥料代の対抗策として「暮れ取り肥料」をしています。通常でも林さんちは、早取りと言って2月くらいに春作業用の肥料を安い予約価格で購入していますが、さらに早くて安い「暮れ取り」です。肥料工場は、春から夏にかけての需要期に生産が重なるのでなるべく農閑期に生産して納入したいのです。以前は、購入したくても資金がなかったり、置く場所がなくてなかなか出来なかった技です。少し前も置く場所を確保するために、年末にようやく搬入、ひどい時は、クリスマスに持ってこられて餅つきと重なりエライ目に遭ったことがあります。今は、ハウスを倉庫代わりに使えるようになったので早めに搬入しました。今年は、暮れ取りなのに昨年の春取りより1袋約50円ほど高価でした。ここのところ落ち着いていた肥料価格も石油といっしょに上がって来たようです、、( ̄○ ̄;)
大豆の選別を現在行っています。いつもは、のんびりお天気の時雨れた時にやっていたのですが、今年は、豊作でそんなことも言っておられずフルマックスで稼動しています。選別機で行うと言えども最後は、人間の目で手で選別する必要があるのでそうそうスピードを上げられないのです。高性能なビーンセンターでもあれば別ですが林さんちは、文字通りの「手造り大豆」なんです。早いとこ済まさないと年末の餅つきが始まってしまいます。
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