倒れた稲に逆に燃える林さんちでした・救急の日のイベントは盛況でした
先日からこの田んぼの前と通る度に倒伏の度合いを強めていたお客様のコシヒカリ。私も気になるしお客様からも矢のような催促の電話。しかし昨年、この田んぼは、軟らかくてドロドロだったので雨の前ギリギリまで乾かしたいのでタイミングをはかっていました。そして今日の午前中まで晴れるという天気予報を信じて突入しました。おかげで確かに倒れていて刈りにくかったですが昨年ほどのことは、なくて順調に刈り取り終了。実は、こんな田んぼの稲刈りは逆に燃えるんです。その力強い味方が「スイスイデバイダー」20年ほど前ですかね?このアタッチメントが出たのは。このスイスイデバイダーが倒れた稲を引き起こしてくれるので、かなり倒伏した稲でも刈れるようになりました。その以前は、本当に大変で引き起こし切れずにコンバインの先で引っ掛けて根っこごと抜けた稲がコンバインに散々詰まって前に進めませんでした。しかも昔は、とにかく収量を上げようと肥料をたくさんやるもんだから倒す倒す、、(ToT) まだ家族でやっていた頃だったのでそんな散々な稲刈りでウンザリでした。今は、とにかく倒さないことが重要なので林さんちの稲は、直立不動です。倒すと収量は、あるように見えて「くず米」だらけ、食味も落ちる、コンバインも壊れるし燃料も食う。直立不動だと簡単に刈れて、コンバインもスムーズ、運ぶ籾も少なくて済むので燃費も良い、クズ米も少ないので見た目以上に収量は、あってなおかつ食味も良いのです。ちなみに肥料代も少なくて済むし、病気も虫も来ないので肥料農薬代もかからない。なんでこんな簡単なことに早く気づかなかったのかと不思議なくらいです。ちなみにこの田んぼが倒れるのは、大根畑にしているのでその残留肥料のせいと考えられます。来年は、肥料を減らそうね(o^-')b
倒伏した田んぼをなんなく突破してあと3軒のお客様の田んぼを午前中に済ますべくゴー!ここも軟らかい田んぼがあったがなんとか午前中に完了。乾燥機も4台ピッタリで気持ちよく今日の稲刈りを終えました。午後からは、専務チームが籾すり全開ですが私は、野々市署と野々市消防団の女性分団が行う「救急の日」のイベントに顔を出しました。野々市市のイオン御経塚で行っていましたが、結構行われていると思っていた心肺蘇生の実技も、こんなショッピングセンターに来る一般の方は、初体験だったみたいだったので効果的だったと感じました。心肺蘇生を行う相手は、圧倒的に身内が多いことを消防無線を聞きながら感じます。中学生でも学校で一度やっていれば倒れたおばあちゃんを助けられるのに、まったく経験の無い場合は、大の大人でもオロオロになって目の前の肉親をどんどん死の渕に追いやってしまうのです。その他、健康相談や骨密度測定や盛りだくさん。私も骨密度を測ってもらい帰って来ました。署員と5分団の皆様ご苦労様でした!