ブラジル直行の田んぼはないはずと言い聞かせながらの稲刈りです・NHKで林さんちの頑張りが放送されました
予想通りのお天気の展開です。あれほど晴れていればどこかで帳尻を合わせないといけませんよね。おかげでここのところの雨で、どこの田んぼも軟らかくて難儀しています。でも知り合いの農家で田んぼの底が抜けてブラジル直行なんて田んぼは、無いので大したことないと、自分に言い聞かせながら刈っています。今日の田んぼには、入り口が急降下でしかもうねっている通称「野々市のコークスクリュー」と呼ばれるスロープがあります。アメリカ合衆国のラグナセカサーキットにある、落差18mの急降下しながらのS字カーブの名前にちなんでいます。降りながら、登りながら、ハンドルや方向スティックを操作するのは、非常に危険なので「良い子は、真似をしてはいけません」特にコンバインは、降りながら右に曲がろうとする時、右側のクラッチが切れてブレーキがかかるので、そのクラッチ切れとブレーキの間に引力でグワァ!と左に曲がって行くので危ないのです。だからと言って思い切って右に切ると曲がり過ぎるので、一瞬のうちに適正なあて舵が要求されるのです。その逆も同様です。そしてなんとか夕方に難関を突破して広々とした田んぼに出て黄金色に輝く田んぼ見てホッとしました。でも明日からまだ雨、そしてまだまだF難度の田んぼは、続きます。
そして今日の夕方、NHK金沢で「稲刈り請負人」というタイトルで市街地の稲刈りを頑張る林さんちが放送されました。何がプロフェッショナルって、カメラマンの前で生垣に方向指示器のウィンカーをぶつけて壊した美味しいシーンを魅せるところでしょうね。でもカメラマンさん、しかも女性の方でしたが重いカメラを持ってあの炎天下の撮影は、頭が下がります。それだけ素晴らしい映像になっていました。林さんちの都市部の棚田を守る取り組みが少しみんなに知ってもらって嬉しかったです(⌒‐⌒)
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