2012年08月13日
お笑い系百姓の生活・農業
水質検査は、毎年ドキドキする林さんちです・美味しいお餅は、まず美味しい水からです
林さんちの現場は、お盆休みですが、店舗とネット通販は、営業しています。私も今日が、保健所の水質検査の指定日で朝から準備をして容器に入れて持参しました。上水道を使用していれば検査する必要がないのですが、林さんちは、上水道過疎地でなかなか上水道が来ない地域だったので昔から井戸を掘って簡易水道組合を作り管理して来ました。今では、上水道の本管も近くまで来ているし下水道工事も始まるので切り替えも可能です。しかし高額な上水道料を考えるとなかなか切り替えの話も出ません。それなら自社で引こうとしたら見積もりが200~300万円!でも井戸水だと自社で検査を毎年しなくてはならないのです。しかも最初の慣れない頃は、検査が通らずに冷や汗を掻きました。カルキをまったく使用していないので、水を採取する前に十分に水を流してからでないと水道管や蛇口に雑菌がいる時があるのです。その「十分に」の程度が甘いと危険です。さらに油断して採取容器のフタを指で触ってしまい雑菌がうつったこともありました。今では、26項目で3万円近い検査料を取られるので再検査のダメージは、大きいので必死です。林さんちの美味しいお餅やお味噌は、この水のおかげですので、末永く大事に使いたいものです。
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