2012年02月08日
社長も勉強してます
同じDNAを持つ仲間・仕事の山
今日は、午前中、滋賀県で有機無農薬栽培に取り組む中道農産に見学に行った。今から十数年前、カントリーエレベーターを建設すると高額になるというので輸入して自分で組み立てたツワモノとして有名である。でも今では、完全にそんなトゲトゲしさが取れて、別人のように感じました。以前、父親が農薬中毒になり、さらに自分もなりかけた経験から無農薬米を作るようになったとのこと。最近は、無肥料無農薬も手がけていて、全てが理論的でしかも柔軟。周りの方の意見を素直に聞きながら、ここまでやっているとおっしゃっていました。中でも、カメムシやキュシュウスズメノヒユといった農家にとっては、宿敵とも言える害虫や外来の草にしても、同じDNAを持つ仲間として見ることにより省力化と収穫があるとのこと。カメムシも肥料をやり過ぎのサインだし、スズメノヒユも夏は、水の中でも畦にも生えるが、良く見ると乾田の草なので、冬、水を田んぼに溜めておくと無くなる。これらは、全てつながっているというのだ。この話し、業種や場所は、違えど聞く話である。私の苗の3本植えの呪文「1本目は、鳥さんの分 2本目は、虫さんの分、3本目が、みんなの分」と同じである。しかし、お話の多くは、草の話しだったが、良く研究されていて驚きました。私なんか難しい話しばかり、さっぱりついて行けませんでした。そして最後まで、話しを聞きたかったけど帰る時間になり雪の北陸自動車道を泣きながら帰って来ました。会社に行くと、さらに仕事の山がエベレストになっていてさらに泣きました(ToT)