一瞬でピタァ~!・事務所から大空へ
お正月餅の中でも林さんちの鏡餅は、ビニルシートで被覆されています。この被覆方法を「スピーマー」と呼びます。食品では、よくお饅頭等を包んでいます。電気製品等が入っているビニルケースもそうです。特徴は、ピッタリ包みたい形に出来る点です。上の電熱ヒーターでビニルを熱して柔らかくして、下から真空ポンプで空気を吸い出して、ピタッとくっつけるのです。一瞬で吸われるので見事です。この方法は、真空成型とも呼ばれていて私が美大生時代、課題製作でも行いました。ただ問題は、このスピーマーは、真空包装でもなんでもなくて、下のシートには、細かい穴が開いているので、このままではカビが生えます。粉ワサビを搗き込んでカビの発生を遅らせたり、さらにエージレス(脱酸素剤)を入れて包装したりと工夫しています。さらに問題は、このビニルシートを外すと、急激な乾燥で鏡餅の表面がバラバラになることです。注意書きを入れたり、長い期間かかって周知して来たので最近は、ずいぶんクレームは、無くなりましたが説明の一番難しい点でもあります。これ以上の妙案がないのですが、スピーマーされた鏡餅は個人的には、綺麗なので好きです。
そしてお店の通用口に藤陰幼稚園の年長さんからプレゼントされた「林さん暖簾」を、かけました。子供達のエールと苗三本、黄色のバイク、そして私の似顔絵が書かれた「たまねぎ染め」の暖簾です。これ以上の温かい暖簾が、他にあるでしょうか?商売繁盛間違いなしです。そして最後は、最近ハマッているグーグルアースのフライトシュミレーション。世界中に行けてなおかつ、操縦まで楽しめます。機種は、ジェット戦闘機F16とセスナ機、もちろん私は、F16をチョイス。でも真っ直ぐ飛ぶことさえ難しいほど、操縦は敏感です。あんた暇なの?と言われそうですが、子供の頃の大空への夢が、少しかなった気がするナイスなツールです(o^-')b
- 関連記事
- 2011年
- 美味しいお餅を目指し