林さんちの楽しい社長日記「あぐらぐち物語」
2011年11月05日
お笑い系百姓の生活・農業

7次化でないと・秋起し終了

 午前中、今年、新しく正月餅を置いてもらえそうな産直コーナーをスタッフと下見。しかしどこも激戦区でなかなか難しい感じがした。やはりホームであるAコープと風土金澤でも販売に力を集中すべきと判断しました。でもどこも、農産加工をしている農業者や農業法人で溢れかえっていました。それでもなお国は、TPP対策として6次化を目指している。でも餅+〇〇、自家製米粉〇〇といった安易な発想では、いけません。もう一つの何かを付加して、その上の7次化が必要と感じている。その「何かは」構造的なこと、すごいコストをかけて商品を作っても収益が上がらねば意味がない。林さんちの「玄米販売+コイン精米機」のような商品が必要なのである。でも6兆の細胞を毎日総動員しているが、なかなかこれは難しい。


 秋起こしが例年よりも早く終わりそうです。スキルの高い新人の入社もあったり、土日は雨だが平日が晴れるという今年の秋の天気パターンで、作業が進んだ。昔は、大豆の収穫、麦播種、キウイフルーツ収穫と、秋起こしする暇すらなかった。だから春にいきなり耕してもワラや籾殻が田植えの時、腐食せず大量に浮いてしまうので大変でした。今は、大豆の収穫、土作り資材散布の後は、餅つきの合間は、ひたすらトラクターを動かすので早い。それでも実は、全面耕起ではなく、田んぼの枕つまり横方向は起こさない縦方向のみの簡易な秋起こしにしているので間に合っている。まあ一部は、残るがこれでも十分なんです。そんな作業中に、スタッフの畑の採れたてのネギを発見、今晩、味噌焼きで食べます。元気が出そうです、、o(^o^)o

採れたてのネギです、、今晩、みそ焼きの予定
ネギ
秋起こしラストスパート、、3台体制で順調に終了しそうです
秋起こし
稲株が見え隠れする程度に耕しておきます、、あまり細かくする必要はありません
秋起こし