林さんちの専務の徒然日記「な~んも専務のひとり言」
2012年05月09日

破損!

新品の植え付け部です、

5条田植機には10個の植え付け部が付いてます、

そのうち2個の植え付け部のプッシュロッドが動かない、

これが動かないとうまく苗を植え付けません、(バラつき)

そこで新品の植え付け部のアッセンブリ交換することにしました、(ユニットごと)

IMGP5050.JPG

この部分は全体的に中の部品が消耗していて、たとえ故障部分のパーツだけ交換してもあまりよくない、(全体的にガタガタ)

稼働時間的に考えて、(稼働時間500時間以上)

思い切ってユニット交換します、(その方が確実に直る)

IMGP5070.JPG

ただ、後でバラして見ると中のプッシュロッドを稼働してる小さな部品が完全に破損していました、(バラバラ)

本体、プッシュロッドもまだ使えそうな感じなので(消耗が少ない)この小さな部品を交換することにしました、

今回、植え付け部2か所も破損していたので、他の植え付け部もそろそろヤバそうな感じです、(時間の問題?)

一応、スペアーパーツとして保存します、

IMGP5056.JPG

ちょー高速で精度が高く、垂直に綺麗に植えてく田植機、じつわ驚異的なことなのです、

精度がとても高く、耐久性、防水性、メンテナンス性、そして低価格で一般の人でも使える凄い機械、

植え付け部一つ見ても人間工学に基ずいて作られてます、

たとえばこの植え付け部、ただ爪で苗を引っ掛けてクルクル回しているのではなく、

人間が手で田植えするときに指で苗をつまみ、手首をくねらせ親指を使い土に植え付ける、

これを機械がロッド、カム、ギアーなど使い2次元的な動きで人間と同じ動きをしているのです、、

(回転部、人間の手首、  爪、指先、  プッシュロッド、親指)

みなさん何気に使う田植機ですが、この技術は本当はとても凄いことなんですよ、(世界に誇れる日本の技術)

みなさん誇りをもって田植機を 使ってくださいね!(ちょー精密稲作農業日本!)

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2012年