横向き!
以前にも紹介しましたが、旧型コイン精米機の精米ユニットです、(平成8年5月導入)
当時のコイン精米機は精米するロール、金網は横向きになってます、
横向きだと精米ユニットの中に若干のお米が残ってしまいます、
精米残が残らないように対応したのが新型のコイン精米機です、
新型は縦向きなので精米圧力調整弁が開けば重力でお米が落ちます、
ただ、以前にも書きましたが構造が複雑になりますが・・・!
これで前のお客様のお米がほとんど混じらないようになりました、
上の画像は新型コイン精米機、精米ユニットは縦向きです
下の画像は旧型コイン精米機、精米ユニットは横向きです
この構造だと残米が残っているのでどうしても前の人のお米が若干混じります、
一番やっかいなのは前の人がもち米を精米した時です、
うるち米に若干もち米が混じるともち米は白いから明らかに分かりますから、(お客様からクレーム)
今は旧型コイン精米機ではもち米の精米は遠慮させていただいてます、(もち米は新型2号機で)
コイン精米機はフルシーズン稼動してますので、あまり部品など傷みません、
ベアリング、シールなどほとんど交換する必要がなく、(定期的な消耗品の交換はあります)
特にベルトは新規導入(H8)から一度も交換したことありません、(稼動時間8000時間オーバー)
ベルトも耐久性のあるレッドベルトとかではなく、普通のベルト、(ホームセンターでも売っている)
強力なモーターにも関わらずほとんど傷みません、
たとえば乾燥機、コンバイン等のベルトでしたら定期的に交換しなければいけません、(高級なベルトにも関わらず)
理由はコンバイン、乾燥機などはシーズン以外ほとんど使わないからです、
一年にシーズンだけ数十日、あとはまったく使わない、するとスプリングで張られているベルトがそのままの状態で固まり、
それをシーズンにいきなり使うから偏りがある固まったベルトが回されるので傷みが早いのです、
できれば定期的に稼動させておけば長持ちするのですが・・・(それかテンションを緩めるかベルトを外か)
これはベルトだけではなくエンジン、油圧シリンダー、ベアリング、シール、などなども同じです、
とにかく機械ものは使うより、使わない時もけっこう傷むものなのです、
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