2011年06月03日
整備!
春作業で使った農機具、育苗器、種まき、ドライブハロー、そして田植機などを清掃、修理、点検、整備します、
春作業は何かと時間に追われ、キチンとした整備ができないので、田植えが終わった時期にじっくり整備していきます、
その一つが紙マルチ式田植機です、林さんちでは田植機3台所有してますが、この特殊な田植機はシーズン8時間ほどしか稼働しません、
一番高価で特殊な田植機、年にたった8時間!もうちょー高級車なみです、(他の田植機2台は80時間ほど稼働します)
その田植機を整備していつも思うのはちょー複雑な構造してます、なぜここまで複雑になるのか?
それは日本人が米作りに思う姿勢があるからです、(きっちりとした国民性?)
植える苗の量、植える深さ、そして植えた苗の姿勢、これを機械で高速で行う場合これだけ複雑な構造になるのです、
当然、機械が複雑になればそれだけ耐久性など落ち故障も増えます、
多少、ムラがあっても構わないのならもっとシンプルになるのですが、そこは日本人は許さない!
外人が田植機で苗を植えるところを見るとビックリするそうです、そして見事に並行に植えた苗を見て、なぜそこまでするのか?疑問に思うそうです、
確かに芸術的なまでの機械による田植え風景、それを可能にしたのがちょー高性能な田植機のお陰、
そしてちょー高価な精密機械でまったく採算度外視で田植えをする日本人の心、
ちょー精密稲作農業、瑞穂の国ジパング!
何やらごちゃごちゃしたケーブル類、スプリング、ロッド類、すべて見事まで機能してます、
植え付けクラッチ、マーカー、そして植え付け部を総合的に制御してます、
そして紙をこのロールでぜつみょーに地面に抑えつけながら苗を植えていきます、
こりゃ~高いはずや~(そこまで精密に植えんでも!)
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