コイン精米機!
コイン精米機の半年ごとの点検整備です、(分解整備)
毎日、日常的な点検は行ないますが、この分解掃除は半年ごとに実施します、
今回は張り込み側昇降機のバケットベルトの交換、
精米ユニットの金網、送りロールと精米ロールの交換をしました、
とくに精米ユニットの部品は精米精度に大きく影響します、
マニュアルによる交換目安は、金網500時間、送り、精米ロールは800時間となってますが、
部品の消耗具合を見ながら独自に交換時期を判断します、(許容範囲内を見極める)
って言うか~、何もかもマニュアル通りに交換してますとコストがかかって大変!(金がかかり過ぎる)
送りロール、精米ロール、金網を外した状態です、
ここで玄米が削られ、精米されたお米になる、理屈は分かるが不思議である、
色々なノウハウが一杯なんでしょうね、
機械を見ながらそんなこと考える時がとても楽しいです、(興味しんしん)
まず金網を外して送りロール、精米ロールを外します、(軸ナット、逆ピッチに注意)
これが精米ユニットの心臓部、ロール類です、
画像では分かりにくいが、左側が新品、じっくり見てみるとあまり消耗が無いようだ、
マニュアルによると交換時期800時間と表示されてますが、これはすでに2500時間使用、
まだまだ使えそうな雰囲気、(メーカーさんよ~えらい許容範囲狭いんじゃないの~?)
とても高価な部品、ホイホイ換えれませんからね~
新品のロールを組み込み、お米を削る金網を新品に交換、
この金網は上側の方が消耗が大きいので定期的に向き(上下)を変えます、
この金網でお米を削る部分なので、ここに異物(石、鉄など)が入り込むと金網が破れる恐れがあります、
けっこう硬い金属ですが、その破壊力は相当なものです、
石抜き機の掃除です、
ここで石など異物を振動により比重の違いを利用してお米は下、異物は上で選別します、
ここにお米のヌカ、アクなど付着すると選別制度が低下しますので、ウエスで綺麗にします、
昇降機のベルトの交換です、
この張り込み側バケットベルトが傷み出すと、スリップしたり、お米が詰まったりします、
特にコイン精米機の場合は24時間営業で不特定多数が使う機械、
早めにバケットベルトを交換してしまいます、(夜中にトラブルで呼び出しされたらかなわん!)
あとは送風機のヌカ付着など綺麗に取り払っていきます、
なにせ精密機械、部品の組立などは慎重に行ないます、
林さんちで一番稼ぐ機械、コイン精米機、24時間文句も言わず働く、お前はえらーい!
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