ほっと落ち着く玄米の芳ばしい香り。穏やかなひと時に自然を感じるお茶を。
和やかなひと時のお供に
お昼過ぎ、気持ちよく天気の良い午後に、お友達が遊びに来て、話に花を咲かせる。そんなときに玄米が香る自然栽培の宇宙茶はいかがでしょうか?落ち着いた和の雰囲気で急須、お茶菓子と一緒に縁側でゆっくりと。
はたまた、おしゃれなポットで淹れて、お茶で色づいた光がテーブルを染める様子を楽しんで。玄米の香りがふんわり、味はすっきり。和菓子はもちろん、いろんなお茶菓子に合います。玄米茶は玄米と混ぜる分カフェインも緑茶に比べて少なくカフェインを控えたい人にも。
冷えた水を入れたボトルに、ティーバッグ1つで美味しい水出しの玄米茶に。ティーバッグ一個当たり45円で、自販機で買うよりお財布にやさしく、おしゃれで、安全で、自然にやさしく、美味しいといいことだらけ!最近はおしゃれなものや、便利なボトルが販売されているので、お気に入りのマイボトルを見つけて、いつもより少しキラキラした日常に出かけませんか?
お米農家の贅沢なお茶
宇宙茶の玄米は林さんち一番のこだわりが詰まった、自然栽培米「宇宙米」の玄米を使っています。自然栽培とは除草剤や肥料を使わず、太陽と空気と水そして大地のあるがままの自然の力で育つ栽培方法です。虫さんにも 鳥さんにも みんなにも やさしい玄米です。
そんな宇宙米をお茶にするべく相談を持ち掛けたのは「茶のみ」の西上さん。「茶のみ」は、和の心『おもてなし』の都「金沢」から「世界」に向けて、様々な「日本茶のある暮らし」の楽しさを提供し続けるというビジョンの元、美味しい日本茶・雑貨を販売しているお店です。「茶のみ」の代表で、日本茶インストラクターの資格を持つ西上さんに宇宙米にぴったりなお茶の葉を選んでいただきました。
宮崎茶房さんが有機栽培で育てた農薬も化学肥料も使用しない「釜炒り製玉緑茶」を合わせて玄米茶に。虫が来ない標高500m以上でないと無農薬でお茶は作れません。宮崎茶房さんの茶畑は宮崎県の五ヶ瀬町、標高600m~700mに広がる茶畑で、品質・生産量とも日本一の釜炒り茶の産地。平成14年には天皇杯を受賞しているのも、林さんちとの縁を感じます。
宇宙茶の特徴
自然栽培「宇宙米」×有機栽培「釜炒り製玉緑茶」の最上の組み合わせからなる宇宙茶は、その自然からのやさしさがそのまま風味になったような、しっかりとした玄米の香り、碧(あお)みがかった水色、渋みの少ない澄んだ味が特徴です。
お茶の葉と玄米のブレンドにも、ひと工夫。宇宙茶のかぐわしい玄米の香りの秘密は、通常の玄米茶より炒った玄米を多く入れています。さらに玄米の香りがさらに引き立つように、砂炒りという「石焼きイモ」のように遠赤外線で炒ってあります。ティーバックは風味が出やすい様、玄米をスリコギで砕いていれています。
宇宙茶は一煎目から美味しい、二煎目も美味しいお茶です。お茶によって淹れるお湯のちょうどいい温度があります。煎茶は、旨み成分であるテアニンが60℃以下で一番よく出るので、淹れ方によっては一煎目にうま味が出ないこともあります。宮崎茶房さんの「釜炒り製玉緑茶」は、手軽に90℃のお湯から淹れることができ、宇宙米の香ばしさに負けないお茶の葉です。
林さんちは水出しで飲むこともおすすめしています。カテキンには数種類あるのですが、氷水で5分間淹れるとその中でも甘味、旨みが多く、苦みが少ない「エピガロカテキン」というカテキンが多く抽出されてきます。さらに「エピガロカテキン」自体は免疫力を高めてくれるので熱中症防止にも効果的といわれています。
茶のみ 西上さんからのおすすめ
虫さんにも 鳥さんにも みんなにも やさしい玄米茶 それが「宇宙茶」です!
第一弾の「林さんちの宇宙茶」では、無農薬栽培の天竜茶を選定させていただきました。
しかし、出来上がると玄米茶の素の味が異様に強いお茶でした。それもそのはずです。通常の玄米茶は玄米:茶=4:6 、もしくは5:5です。しかし「林さんちの宇宙茶vol.1」は玄米:茶=6:4と玄米の比率の方が多かったのです。クライアントである林社長の意向とはいえ、お茶屋が関わっているのにお茶の味が薄いのは如何なものか?昨年の発売当初からの課題を抱えて第二弾に向かいました。
もちろん、「茶のみ」の商品では無いので下請けとして、そのままスルーして無農薬栽培の天竜茶で作り続けることも可能だったのですが、自分自身が関わった商品をもっと美味しくしたいと思うのは開発マンの性(さが)です。
そんなとき、宮崎県産釜炒り茶と出逢いました。
宮崎県に無農薬栽培の釜炒り製玉緑茶を作っている産地があることはお茶屋の常識として知っていましたし、そこに宮﨑茶房という良質の茶園があることも知っていました。ただ、石川県金沢市から宮崎県五ヶ瀬町は遠い!遠すぎる!なかなか簡単に仕入れに行ける距離ではありませんでした。
しかし、2015年11月ひょんなきっかけで宮崎県五ヶ瀬町の宮﨑茶房にマーケティングの講師で派遣されるという仕事が舞い込んできました。なんというステキなご縁!そこから宮﨑亮社長との付き合いがはじまり、今では大親友です。
そんなご縁の元、第二弾「林さんちの宇宙茶」の商品開発は順調に進みました。
熱湯で淹れても美味しいお茶。天竜茶は一煎目は熱湯では美味しさパフォーマンスを発揮できませんでした。何煎淹れても美味しいお茶。そして、無農薬栽培可能な産地。(宮﨑茶房は標高600m)更に天皇杯受賞茶園であるという「林さんち」との共通項。
全てが第二弾「林さんちの宇宙茶」のためにお膳立てされたとしか言いようのないお茶。それが第二弾「林さんちの宇宙茶」に使用した『釜炒り製玉緑茶』です。「かまいりせいたまりょくちゃ」と読みます。面倒くさければ「釜炒り茶(かまいりちゃ)」でOKです。
その独特な釜香(かまか)と呼ばれる香りは、小粒で香ばしい宇宙米の香りとステキなハーモニーを奏でます。その特有なスッキリとした渋味と旨みは、小粒で優しい風味の宇宙米とゆったりとしたハーモニーを奏でます。それはまるで星々の輝きが交差しながら楕円を描く銀河宇宙のようです。そうそれは、まさに『林さんちの宇宙茶』と呼ぶにふさわしい風合いです。
是非、林さんちの他の商品と一緒にご賞味ください。掛け値なしに美味しいですよ!
自然が育んだ宇宙茶を飲んで自然を感じてみませんか。
株式会社 林農産
昭和63年4月1日設立
〒921-8833 石川県野々市市藤平160番地
米、大豆の生産、農作業請負、餅加工販売、味噌加工販売を行っています
23世紀型お笑い系百姓をかかげ未来の子供たちのために楽しく農業をしています