林さんちのかきもち

「かきもち」は焼いたり揚げたり面倒な商品です。でも一手間かけると最高に美味しいです。お母さんの愛情を加えてスローフードとしてお子様のおやつに最適です。

スローフードとは「その土地の伝統的な食文化や食材を見直す運動、または、その食品自体を指す」とのこと。林さんちのかきもちは、石川県で昔から作られている伝統食品です。

最近では、ファストフードが巷に溢れ美味しいお菓子もたくさんスーパーで売られています。しかしどれもお手軽に食べるために、そしてより美味しさを「刺激的」に感じさせるために多くの「添加物」が加えられています。そんなお菓子を裏返して食品表示の欄を見るととんでもない数の添加物が書いてあります。それらは、わずかここ数十年の間に人が開発した代物です。どのような影響をこれからの長い子供達の人生に与えるかは神のみぞ知るです。

しかしスローフードと呼ばれる伝統食品は、長い長い歴史というフィルターを通されて淘汰されて来ました。そんな中の「林さんちのかきもち」も生き残った数少ない伝統食品の一つです。さらに林さんちでは、材料の餅米から安全安心のための生産をしています。そして昔ながらの製法で素朴な味に仕上げています。

そのかきもちを食べるには、お母さんの一手間が必要です。その一手間が「愛情」という味付けになって子供達に「おふくろの味」として残ります。子供達のおやつとして最適と自負する「林さんちのかきもち」をどうぞ。もちろん大人の方にも昔懐かしい味ですのでお試しください。

林さんちのかきもちは「ふるさとの味」です

林さんちのかきもちの作り方です

かきもちは手間隙かけて一枚一枚仕上げます

林さんち特製のカグラモチ米を使用

搗いた餅を置く段階で気泡が出来ないようにするためにそ~っと水滴状にして置きます。中に粉を中に入れないように棒状にします。気泡の次にカキモチが割れる危険性があるのが取り粉を中に入れてしまうことです。慎重にしかも素早く棒状にして行きます。この時、焼いたり揚げると膨らむ材料「砂糖」「黄粉」等々の混ぜ物を入れていません。塩のみのシンプルな味でしかもあまり膨らまないタイプにしています。

90センチの斗棒(とぼ)箱に入れます。この90センチの長さの均等な棒状にするのが難しいのです。箱にくっつかないようにフィルムを敷いておきます。翌日、箱から出してさらに1日固めます。

機械で4.2mmの厚さに切ります。長年の試行錯誤の末に林さんちのカキモチは、4.2mmに切るのが一番良いのです。厚過ぎると食べるときに芯が残ります。薄過ぎると乾燥中に割れたり反ったりします。切った後3日間「養生」=安静に置きます。養生しないと切った時の歪みで割れるんです。

そして一枚一枚紐で編んで行きます。1本の紐に約25枚編みます。これぐらいが干すときのスタッフの身長で干せる長さです。ライスセンターの天井に干しますが、この時の間隔が狭いとカビるし広いと乾燥し過ぎて割れます。雪の中、低温である程度の湿度がベストの環境なのでこの時期は、ある程度の積雪が必要です。暖冬の年は、よく割れるので要注意です。

新かきもちはあの懐かしい「芯の残った柔らかい食感」です

3月上旬下します。乾燥してカラカラと良い響きがします。種類別に分けてから加工場で梅雨まで追乾燥します。でも3月中旬から販売される「新かきもち」も焼くとなんともいえない「芯の残った柔らかい食感」が昔干してあるカキモチを取って食べたあの思い出が蘇ってなんとも言えない気持ちになります。

かきもちのより美味しい食べ方です

調理例

調理をする前に袋から出して、日陰または室内で干してください。

十分乾燥していますが調理直前に少し干すとよりパリッと仕上がります。

時間は、10分~30分、室温や天候で違いますが、干し過ぎて割れないように注意。

焼きやきもち

オーブンやストーブで広げながら焼きます。あの昔ながらの味がよみがえります。これぞ「かきもち」という林さんちのかきもちを一番美味しくいただけるのが「焼きかきもち」です。ふるさとの味を思い出して食べてみてください。

揚げかきもち

二度揚げが基本です。低温160℃で揚げて一旦上げて、高温180℃で揚げます。林さんちでは、電子レンジで2分半、その後180度の油で揚げています。これまた香ばしい味で食べると止まらない美味しさです。

わざと膨らむような材料を一切使用していません。

昔ながらの素朴な味に仕上げています。

そんな「林さんちのかきもち」をどうぞ!

あなたからのご注文をお待ちしております!

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