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***林さんちの2代目巨大お鏡オブジェ、とにかく目立ちます!!***


なんも専務の独り言

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日頃、思ったこと感じたことを、ちょっと視線を変えて書いていきたいと思ってます

2010年11月

粉ワサビ!
うちのお鏡にはカビを遅らせる為に微量の粉ワサビを混ぜます、
ワサビは、殺菌効果、カビを遅らせる効果があります、

この大事なワサビを入れ忘れたことがあります、
昨年、正月餅用お鏡餅加工開始の初日、なんと粉ワサビを入れるの忘れていたのです、
途中で気が付き、作業中止、
大事な粉ワサビを入れ忘れるなんて自分でも信じられません、
このようなトラブルを防ぐ為に前日にはちゃんと準備してるのですがミスが起きてしまうのです、

どれだけ注意していてもミスは起きる、これはもう仕方がありません、
それよりその起きたミスをどう冷静に判断し修正するかが大事です、

と、言うことで明日は正月用お鏡餅加工初日、粉ワサビを忘れないように餅つき機の横に準備しました、


ワサビは、殺菌効果、カビを遅らせる効果があります、
(入れることでカビは1週間ほど遅くなります)
少しワサビの風味がしますが、カビを遅らせる為とお客様に理解を求めています、
(注、基本的にお鏡はカビます、カビの抑制効果は条件等により変わります、)

本当は入れたくないのですが、飾ってるうちにカビて捨てられるのもとても悲しいですから!

2010年11月30日 火曜日 晴れ


ネーミング!
お米の商品名として貴女とひとめぼれ、普通のコシヒカリ、普通じゃないコシヒカリ、ちょー普通じゃないコシヒカリなどあります、

他の農家さんもいろいろと思考を凝らした名前があります、

商品の名前を決める時は、しゃちょー浩陽さん、その奥さん、そして専属デザイナーさんが考えてます、


その中で、個人的にとても気に入ってるのは「林さんちの一番打者ハナエチゼン」です、
ハナエチゼンは早生品種で最初に刈り取り、一番で新米販売します、そこで一番打者となるのです、
普通、お米のネーミングはお米に関する名前が多いのですが、お米とはまったく関係ない野球から来ています、
お米と野球、私だったらまったくイメージできない、(思いもしない)
ユニークと言うか、その発想がじつに面白いのです、


商品名は色々と思考を凝らすより、やっぱユニークで憶えやすく親しみやすい名前がいいと思います、
いっけん変な名前、と思うぐらいが丁度いいのかもしれません、
(何コレっ!の方が潜在意識に強く残る)


2010年11月29日 月曜日 晴れ


品質安定!
ものづくり、販売、そして経営、

単品一発勝負でお金かかってもいいからとにかくいい物作れ〜!
と、言われればけっこう簡単なのだが、
大量生産となればけっこう難しく、そこに色々な条件が制約され、そして品質の安定化、
これが一番苦労する、

それから宣伝、販売、経営と、その部門ごとにスタッフの配置、
全体のバランスを取りながら仕事が進む、もう綱渡りみたいなものです、

だからこそそこに醍醐味があるのでしょうね、

明日は丸餅12000個加工の予定、目を凝らしていいものを作りたいと思います、
丸餅切り機

丸餅機の部品で餅をこのスクリューで押し出します、
このスクリューにはお餅が付かないように特殊塗装(テフロン)されてます、
丸餅機以外に、餅つき機、のし機、のし切り機などにもテフロン加工されてます、
このテフロン加工もお餅の圧力などで剥がれてしまうことがあります、
万が一剥がれたテフロンが商品として流通したら大変です、
食品加工で異物混入が一番恐ろしい、
このスクリューもだいたい3年おきに再塗装します、(とても圧力がかかる部分)
焼き付き特殊塗装されているので、そんなに剥がれるものではないのですが、
お餅に塩を使うからその塩の影響で酸化して剥がれてしまうのです、(錆びを発生)
塩さえ使わなければ対応年数が増えるのですが、
塩気の無いお餅なんて美味しくないですからね、
それともう一つ、粉(デンプン粉)です、粉はお餅のカビになりやすくします、(カビ発生の元)
それとその粉が加工場に舞い上がり、加工場のいたるところに蓄積し、機械を傷めたり、スタッフの目鼻など刺激を与えます、
でもこの粉をふんだんに使うからこそ美味しいお餅ができるのです、(粉が命)

塩、粉さえ使わなければとてもクリーンな仕事なのですが・・・
2010年11月28日 日曜日 晴れ


いやいや、毎日、なんだかんだと仕事が進んでます、
毎日、充実感があります、(ど〜っと疲れが出る)

2010年11月27日 土曜日 晴れ


むじょー!
農機センター外の裏に放置してあるGL−40トラクター、
冷たい雨に濡れながら解体屋を待つ、
つい最近まで現役バリバリ共に働いていたのに・・・
時が流れ、何事もなかったように次の代に受け継いでいく、
ごく当たり前の事、これが自然の姿であろう、
物も人も同じことである、時は無常です、
過去も未来も理屈も言い訳もクソもない、今がすべて、

それを教えてくれているのだろうか!
2010年11月26日 金曜日 晴れ


DM!
ダイレクトメールの発送準備が始まりました、


どうか返信が来るように、封筒の中に一つ一つ息を吹きかけたいぐらいの気持ちです、






2010年11月25日 木曜日 晴れ


袋詰め!
昨日加工した丸餅、今日は袋詰めです、


ここでとても重視するのは品質の安定です、
安定して商品を量産する、これが一番難しい、
味よりもとにかく安定した規格通りの商品を作ることに神経を使う、
お客さまからこの間の商品は美味しかったのに今回のは味が違う、
と、なると信用を失いかけない、だから味も大事ですが品質の安定が一番!

もち米の質、気温、湿度、その日のスタッフのメンバー、
昨日は丸餅機の不具合、そして今日はシール機の不具合、今年のもち米の品質、
などなど色々な条件により問題なども発生します、それを一つ一つ対処しながらの生産になります、

物作りの大変さ、面白さ、喜び、これぞ正月餅加工の醍醐味です!
2010年11月23日 火曜日 晴れ


始まりました!
今日から本格的に正月用お餅の加工開始、これからせわしなくなります、
最初はお雑煮用丸餅の加工です、
向こう側に見える丸餅機のノズルから出てきたお餅をグラム単位で切ります、
切ったお餅はターンテーブルに落ち、手で粉をまぶしながら板に並べていきます、


ここでポイントは丸餅を指先を微妙に使い若干凹ませるのです、
これはお雑煮などにした時に火の通りを良くするためです、
小さいことですが、これが美味しい丸餅を作る秘訣!



2010年11月22日 月曜日 晴れ


いよいよ!
明日から本格的に正月用お餅の加工が始まります、
午前中に祝い餅の箱詰め配達、明日の準備を済ませる、

昼からは年末商戦に向けて体力温存で休む、
と、思ってましたが、それにしても外はえらい天気がいい、
家で休んでいても、仕事のことやら心配事やら何かと雑念が多い、(余計疲れる)
ここは仕事も忘れ気分転換にバイクに乗る、(いい仕事するには気分転換も必要)
と、いいつつ夕方、明日に向けて餅加工準備の確認に会社に寄る、
まぁ、メシ食えるのもバイク乗れるのも今の仕事があるからです!




2010年11月21日 日曜日 晴れ


業務用わさび粉!
カビ抑制の為に正月用お鏡にワサビを若干混ぜます、(味に影響ない)
お鏡など暖かい所に飾るとどうしてもカビたりします、
ワサビは殺菌カビ抑制効果があり、カビを遅らせてます、
以前テレビなどでカビたお鏡を大量に捨てるシーンがありました)
とてももったいない話しです、

購入も生産量を計算して納入するのですが、どうしても余ります、
この粉ワサビにも賞味期限があり、少しなら家庭などで使えばいいのですが、時には何キロも・・・・
これまで余ったワサビは捨ててました、
そこでなんとか有効活用ないかと考えたところ、米倉庫にネズミ除けとして使えないものか、と、

どうなんでしょう、ネズミはワサビを嫌うのか?まさか逆に・・・
どうせ捨てるワサビ、とにかく試しにまいてみました、さぁ、結果はどうなるか?


2010年11月20日 土曜日 晴れ


想定外!
現役引退し、スポット的に活動していたL1−43トラクター、
キャビン付のGL−40を失った今は現役復活し、暮れ起こしに大活躍、

この時期の田んぼの起こし作業は、気温も低く雨も降り田んぼも柔らかい、
このL−1はキャビン無しで、起こしオートも無く、移動時も小型特殊なので遅い、(倍速ターンもなし)
暮れ起こし作業はキャビン付の2台のトラクターで作業してました、
そこで急きょ老兵L1の出動です、

よりいっそう念入りに洗車しました、今となったらお前しかいない!


じつわGLも稼動時間が長く、いずれ新規でトラクターを導入したら、
GLを予備機にしてこの古いL1(1985年式)を手放すつもりでいました、
それが先にGLが行くなんてまったく想定してませんでした、
今となったらこの老兵L1も頑張ってもらわんなんです、

高性能なトラクターより、結局シンプルなトラクターが残るのでしょうか!
2010年11月19日 金曜日 晴れ


エンジンレス!
エンジン無しの愛機GL−40、

いつもお世話になってるJA農機センター、様子を見に行く、
取り外されたエンジン、なんとも言えない様子、
22年間愛用のトラクター、廃棄処分に、
はぁ〜〜っ、稼動時間5500で力尽きるかぁ〜
何か大事な物を失った感じです、


あと3年、稼働時間6500時間動けば現役引退と考えてましたが、
その時期がいきなり来ました、私の管理不足です!


2010年11月18日 木曜日 晴れ


そろそろ!
正月餅加工の準備を開始、丸餅機の整備をしました、
衛生的に中を綺麗にして各部の調整、ベルト交換をしました、

この手の産業用機械は農機具と違いメンテナンス性、耐久性がとても高い、
構造もトラブルを防ぐためにとてもシンプル、何かあっても簡単に直せます、
ただ、さすがに特殊機械で価格がハンパではない、(ビックリするぐらい)
しかし一度導入すると一生物となります、(ここは農機具とは違います)
加工場にある他の機械も25年以上、ぜんぜん使えます、


2010年11月16日 火曜日 晴れ


明日は大安!
人生の節目を祝う祝い餅、
明日は大安、注文数も普段の土曜日と違い多い、
縁起をかつぐ儀式、とうぜんお日柄のいい日に行ないます、
その逆に仏滅の日はまったく注文が来ません、

箱に袋詰めされたお餅を詰め込み、明日の準備です
夕方加工したお鏡を明日朝一に箱に入れます、
祝い餅準備

2010年11月12日 金曜日 晴れ


単位(単価)!
私が農業を始めた時は、お米の単位は60kgでした、(食管法によりすべて供出)
それから1トン単位(フレコン)、それから30kg単位になり、
そして農家がお米を自由に販売できるようになり、キロ単位、今では300gまでの単位があります、
お餅加工の方も、3升、2升、1升、5合、3合、
グラム数で言えば400g、140g、120gと
とにかく単位が増え、その単位が年々少なくなってきています、

これもお客のニーズに合わせてのことなのですが、当然、アイテム数が増えるとコストもかかり精度も上がります、


私が農業を始めた頃はこんなことが夢にも思いませんでした、

他の産業とは違い、農産、加工、販売、すべて自社で行なうことができる業界、

時々思います、「昔は田んぼさえすればメシ食えたんだけどなぁ〜」


2010年11月11日 木曜日 晴れ


あらし!
今年の秋はほんと天気が良くありませんね〜
昨日なんか嵐の一日、
なぁ〜も外仕事が進まん、
外仕事が出来るのも来週のみ、
そろそろ年末餅加工準備が始まる、


2010年11月10日 水曜日 晴れ


見積書!
GL40トラクターのエンジン修理見積書が出ました、
中を見るとクランク、コンロッド、ガスケットなどなど部品代の価格、
そして工賃の価格、半分近くが工賃である、
まぁ、これぐらいの価格になるだろと予想してましたが、
たとえエンジンを修理(新品のコンロッドなど)しても車体本体はもう古い、いつまでも使えないかもしれない、
と、言うことで長年愛用してきたGL−40は廃車処分です、

もう哀しいと言うより、これも時の流れ自然の姿!

私はもの心ついたころから機械物が好きで(ミニカーなど)
この延長でプラモデル、ラジコン、バイク、車と続き、
壊れては直し、そして飽きが来れば手放す、その繰り返しです、
今でもその習慣が残り古いバイクなど修理してます、(三つ子の魂百まで)
その技術が今は仕事に生かされてるような気がします、

今思うと、あれだけ大事にしてたのに手放す(廃棄など)時が必ず来ました、(飽きたり新しい物が欲しくなる)
理由はどうであれ何故か哀しい思いがします、(何かトラウマでもあるんかと思うぐらい)

たがが物(道具)なんですがね〜
相手は鉄の塊、感情なんてないんですがね〜
でも商売道具となるとこれで飯食わしてもらってるし〜

でも私は知ってます、「失うものあれば得るものあり」
また新しいことが起きるのです、結局、なにも失うものはないと言うことです、
これは人生すべてに言えることではないでしょうか!

2010年11月09日 火曜日 晴れ


イメージ!
加工場の味噌置き場にカラの桶など収める棚を作ることにしました、
まず物を作るときにどのように棚を作るか現場に行き、頭の中でイメージし、そして材料など調達するのですが、
不思議なことにそのイメージが脳みその中で鮮明にカラー映像で見えるのです、
まだ存在してない物が頭の中で見えてくる、これってとても不思議に思うことがある、
いったい人間の脳みそってどうなってるのか?みんなも見えているのか?

そしてイメージした通りに物が出来てくるととても快感を感じる、不思議である、

何かの本で読んだことあるが「意識は物質化する」「念ずれば花ひらく」ってこのことであろうか?

と、どうでもいいようなこと妄想しながら鉄アングルをカッターで切断、
相変わらず雑念が多い、集中力がぜんぜんありません!(^^;)

2010年11月08日 月曜日 晴れ


紅葉!
朝一に昨日加工した祝い餅の箱詰め配達、


外はとても天気がいい、絶好のツーリング日和(紅葉の季節)
仕事だのなんだのなぁ〜も忘れてビューンと一っ走り、


途中トイレがしたくなりバイクを路肩に止め奥に、(トンネルの中はけっこう冷える)
車とかよりも熊が出ないかちょっと心配しながら・・・・

熊は出なかったが途中トンネルの道の真ん中でタヌキが死んでました、(かわいそうに)
そして帰り道、そのトンネルを通ると誰かがタヌキをかかえ外に出そうとしている、
心優しい人を見てちょっと感動!
2010年11月07日 日曜日 晴れ


お猫さま!
どうもうちの猫(ちょみのすけ)が野良猫に噛まれ負傷したようだ、
朝一に動物病院に行き診察する、
とにかく動物の場合は保険が効かず、昨日、私が摘出手術した医療費より高い時がある、
最近のご時世は人間さまより動物さまの方が出費が多いようです、
ちょみのすけ

家族みんな心配しなが猫を見守る、(かわいや〜ちょみのすけ!)
私の背中のことなんかカチ無視です、
まぁ、私なら保険効くしね!ガハハハッ(^^)

2010年11月06日 土曜日 晴れ


ウズラのタマゴ!
以前から背中に出来たコブ(オデキ?)見たいなものがありまして、(4〜5年前ぐらいから)
何にも感じないのであまり気にはしてませんでしたが、
なんだか年々大きくなっているようでした、
最近では場所が背中の真ん中で椅子など座るとちょうど背凭れにあたるのです、
車、トラクターなど乗るとどうも背中に違和感がある、
そこで今日は思い切って皮膚科に行きました、
先生は見るなり「ふんりゅ〜」やな〜っと、何?そのふん・・って!
「これっ抜きとらんなん、今、時間ある?」「他の患者さんもいるので1時間後に来て〜」
と、言うことで1時間後に行くといきなり手術室へ、
そこにはメスやらハリやらピカピカの医療用特殊工具がならぶ、

簡単に注射かなんかで抜き取るんじゃないんかい?

ベットにうつぶせに寝かされ背中に局部麻酔、メスだの糸だのっと先生の声が・・・・

看護士さんが「ほらこんなに綺麗に抜けたよ」っと、ウズラのタマゴみたいな物体が、
それを見て一瞬めまいが・・・最近、こんなことが多いなぁ〜

最後に抜糸するまでお酒はダメですと、
はぁ〜、毎日、日本農業の為に頑張ってるんですけどね〜ガハハハッ!(^^;)

2010年11月05日 金曜日 晴れ


祝い餅、そして風土金澤!
朝一に昨日加工した祝い餅のお米を箱詰め、そして配達、
そして金沢、近江町いちば館、農家アンテナショップ風土金沢へ商品の納入、


じつわ私がおこお店に行くのは初めてでして、お店の前には立派な暖簾がバァ〜ンと!(すばらしー)


中も十分なスペースをとり各農家さんの特産品が並ぶ


七軒の農家さんのこだわりのお米がずらりと並ぶ、さぁ、お客さまはどれを選ぶでしょうか?
私が思うには各農家さんの画像などのポップを見ているとどれもこれも似た様なものばかり、
ここで差別化するにはお米とはまったく関係なようなものがいいのではないか!
たとえば猫の画像を入れるとか(最近猫犬ブームだし)内容もまったく関係なし、
某携帯電話の動物が出るコマーシャルのように、一見まったく関係なようで白っぽい犬を見るとなぜか某携帯電話のCMを思い出す、
完全にイメージ戦略にハマってるのです、
これぐらいしなければズラリと並んだお米、なかなかうちのお米を選んでくれない、


当然、林さんちのお餅、大豆、焼きカキモチ、ガンコ揚げ、揚げカキモチも出品してます、
お店の雰囲気ライトアップのせいか、うちの商品がみょーに綺麗に見える、(自己満足です)


レジの前には農育人の本、某H農産の社長さんの顔が・・・・
そして各農家さんの作ったお米2合セットです、


じつわこの風土金沢の参加にはちょっと否定的でした、
要するに採算が取れないと言うことです、
だが、何もかも採算ベースで考えていたら何も出来ません、何も起きません、
今回は、たか〜い授業料払っての勉強、そして今後につながることを信じてます、

デフレ、お米消費低迷、米離れ、価格破壊など大変な時代に入ってきました、
ただ、それらに踊らされることなく、これまでのスタイルを守り続ける努力も必要ではないか、
きっといい時代も必ず来る、時代は常に変わり続けてます、
2010年11月03日 水曜日 晴れ


色彩選別機!
シーズンも終わり今年導入した玄米色彩選別機の点検整備掃除です、
各ユニットを慎重に取り外していく、(何せ他の機械と違って電子制御精密機械ですから)
エアーガンなど使い各パーツをホコリなど吹き飛ばしていきます、
中はとても複雑な構造していて一つ一つ用途を確認しながら組み上げていく、
ただ、今回この色彩選別機の掃除をしていて思ったことは、
確かに電子制御のちょー精密機械なのですが、各パーツの材質があまり良くないような気がする、(薄すぎる!)
特に昇降機部分のコンベアーから玄米が強く当たるパーツの肉厚が薄いこと(プラスチック)
ここはどう見ても一番磨り減る部分ですからステンレスでしょー!
そして組み付け部分などもなんか強度が足りないような気もする、
そのような部分が多く見られる、
まぁ、メーカーもこの性能でこの価格を出すには仕方がないのでしょうね、

これからの課題はは耐久性、信頼性、ちゃんとメンテして正しく使いフルに性能を発揮し、
いいお米を作っていきたいと思います、



今年は猛暑の影響なのかお米の品質があまり良くないようで、
けっこう他の農家さんからこの色彩機の問い合わせがある、

私は最初にこの機械は完璧に排除してくれるものではないことを言います、
籾もカメムシも青米も乳白もその許容範囲以内ならそれなりに弾いてくれます、
袋を開き中を見ると明らかに品質の良くないお米が多いと機械は許容オーバーします、(ビィービィーと警告音が鳴ります)
たとえ弾いてもお米一粒を弾くのではなくその前後も弾きます、
弾くお米が多ければ多いほど当然歩留まりも悪くなると言うことです、そして混じります、
2010年11月02日 火曜日 晴れ


籾すり!
さぁ、今日から11月、来月は12月です、はやいものです、あぁ〜っうまに正月!

と、言うことで、なかなか晴れませんね、今日も外仕事ができず、
そこで小学校、幼稚園の稲刈り脱穀体験の籾すり作業をしました、
昔ながらの足踏み脱穀機、そして出回しトウミで籾を取り出します、
各小学校、幼稚園の籾が入ったお米袋を直接籾すり機に入れます、
当然ながら藁など混入が多く籾すり機に入ろうとしないので棒で突っつきながら張り込みます、



あまり突っ込み過ぎると詰まってしまうので手加減しながらの作業です、


このもち米玄米は、子供たちが育て上げ、そして自然乾燥仕上げです、
このもち米を餅加工場で蒸し上げるととてもいい香りがします、(自然乾燥すると香りが残る)

お米消費低迷の時代、世界に認められるとてもバランスの取れた日本伝統食文化、
ぜひ、子供たちに美味しいご飯とお餅を沢山食べてもらいたいものです、

2010年11月01日 月曜日 晴れ