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な〜んも専務のひとり言 2001年4月分





2001年4月日()





2001年4月30日(月)

今日は、とても風が強く、ふっと横を見ると、研修生増井さんが運転する軽トラの苗棚に積んである空箱を撒き散らしながら走る、あのバカ!
車のサイドミラーちゅうもんは、苗箱が落ちないか確認するために付いているんじゃー、

田植え


2001年4月29日(日)

いよいよ、今日から予定通り田植え開始、
だが、アルバイトの手配、段取りが少しばかり良くなかったので、もたついたが、とにかく今日から田植えが始まる、最初は、こんなもんです、
それよりも、今年の苗は、あまり良くない、今日、田植機に苗を補給するとき、苗を両手でわしづかみするのだか、しっかりした苗でないと、田植え機に載せる前にバラバラになってしまう、頭に来たので手に残った苗を田んぼに投げつけた、去年は、良かったのに、原因としていくつか考えられるが、種子消毒なしには、リスクはつきもの、つい数年前までは、バカみたいに農薬使っていたが、もうそんな時代じゃーないんでしょうね、でも、種子消毒には農薬を使わざる得ないのか、と田んぼに落ちた苗を見て感じた、その同時に、これはあまり良くない行動(ダメな行動)自分だけならともかく、アルバイトくんらもいる前であんな行動は良くない、せっかくみんなで作った苗を自分の感情で捨てるなんて、こんなんじゃー、一生、いい苗は作れませんよね、これは、苗作り以前の問題である、

両手でわしづかみして苗を補給(これは去年の画像です)



田植え開始


2001年4月28日(土)

今日は、一応、田んぼの仕事はお休み、アルバイト3人と社員一人が、田植え前の田んぼのゴミ上げ(わらなど)自分も昼に少しだけ顔を出しただけで、何もしなかった、昔は、田植え前に休みなんて考えられなかった、だいたい4月に農家が休みを取る自体考えてもみなかった、だが、最近では、社員も増えて、作業の役割分担も出来て、休みが取れるようになった、これまでは、自分が頑張って仕事しなければとプレッシャーを感じていたが、今日、夕方、ライスセンターを見ると、段取り通り、ちゃーんと明日、朝一から田植え出来るように軽トラ4台に苗箱が積んであった、もう、別にオレがいなくても、会社は運営される、なにも心配はない、



2001年4月27日(金)

代かき作業も予定通り進み、さあ、29日から田植えじゃーと思い、夕方、トラクターを洗車中、しゃちょー浩陽さんが、「おーいっ、田んぼ7枚忘れてた!」と言ってきた、今年、新しいお客さまで、耕起、代かきの部分請負である、なかなか田んぼを起こさないので心配して夕方、会社に来たらしい、しゃちょーも完璧に忘れてたようである、急きょ、トラクターにロータリを取り付ける、



2001年4月26日(木)

朝、会社に着くと、母親は、毎朝、ほうきとちり取りを持って、会社のまわりとコイン精米機を掃除してトイレを掃除し、そして、花などに水をやっている、一度、コイン精米機だけは、オレが掃除する、と言ったら、母親は、「お前なんか、せんでもいい、これは私の仕事や」と、別に、自分達に強要するわけでもなく、ごく当たり前のように毎日掃除している、自分もイエローハット会長、景山秀三郎さんの本を読んで感動し、よーし、オレもと思って掃除するが、なんでオレが、とか、オレがこれだけやっているんだからなど、どうも欲と言うか雑念が多い、多分、景山さんも母親のような気持ちで掃除してきたからこそ、今の立派な会社になったのであろう、うちの会社も影で支えている人がいるからこそ、今の林農産が存在する、
なーんていいこと書いた本人のアパートの中は、、もうホコリだらけなんです、

代かき


2001年4月25日(水)

今年の田植え開始予定は、4月29日(日)

代かき作業でトラクターが2台稼動している、それぞれチームを組み、作業を進める、自分のトラクターにアルバイトくんがつく、このアルバイトくんとは、荒起こし作業から、ずっとついている、とてもまじめで一生懸命仕事をしてくれる、だが、どうも仕事のポイントを外してしまうことが多い、普通ならば、アルバイトなのであまりうるさく言わないが、彼は、一生懸命頑張っている姿を見て、こりゃ、少し厳しく言った方が彼のため、と思い、かなり細かい所まで、うるさく言っている、彼はこれから、社会人になり、仕事につくと思う、だが、まじめだけじゃ、なかなか大変、ポイントをおさえることも大事なことを知ってもらいたい、でも、けっこう人にうるさく言うのも責任を感じる、言うか言わないか、よく迷うことがある、言い方もあるが、自分は短気な方で、言い過ぎることもよくある、本当は、あまりうるさいことは言いたくないのが本音、だが、誰かが言わなければいけない、しゃちょーは、会社の象徴なので言わない、結局、オレしかいない、

代かき作業


2001年4月24日(火)

あー、眠い!
いろいろと書こうと思うが、頭が回らない、今日はとにかく機嫌が悪い、明日は、おだやかに、おだやかに!

代かき


2001年4月23日(月)

今日も代かき作業、毎日、クルクル田んぼを走り回る、そろそろトラクターに乗るのがイヤになるころ、やっとの思いで終わっても、次は、それらを全部、田植えしなければいけない、それが終わったら、後期の田植えの準備、また、最初から、荒起こし作業を始める、先のこと考えたら気が遠くなる、もー機械に乗りたくない、もーイヤと言うぐらい乗って、やっと儲けがでるんでしょうね、仕方がない、それがオレの天職です、明日もがんばってトラクターに乗ります、

代かき


2001年4月22日(日)

今日は、乗り物系に乗りたくない気分、



2001年4月21日(土)



代かき作業


2001年4月20日(金)

今日の仕事、トラクターのハンドルとポンパーレバーを触っただけ、ほか、なんにもしない、作業の分担化、たしかに効率はいいが、連続してトラクターに乗ると疲れが出てくる、まあ、自分は、他に能力はない、とにかくひたすらゴールを目指してエンジン全開!

代かき作業


2001年4月19日(木)

昨日、夕方、ネットワーク地球村代表、高木善之さんの講演に行った、ダイオキシン、環境ホルモン、オゾン層破壊、地球温暖化、いわゆる環境問題等の講演、その講演を聞いて、なんだかブルーな気持ちになった、そこまで、地球は病んでいるのか、今日、夕方、綺麗な夕日だった、地球が病んでいるなんてとても信じられない、地球が病んでいるのではなく、オレ自身が病んでいるのだろうか、そんなこと考えながら、トラクターの中から、沈む夕日を見ていた、



2001年4月17日(火)

どうも苗の生育が良くない、まあ、昔から苗作りはヘタクソ、毎年、改善をして、今年こそは、完璧な苗を、と思い、けっこう神経を使っているのに、あっちを良くくれば、そっちがダメになる、毎年、そんなことを繰り返している、人は、毎年、勉強じゃ、と言うが、これって、一生、納得できるような苗できないんじゃなかろうか、ほんと隣の家の苗が青く見える、

隣の家の芝生が青く見えると言えば、ばんばさんところの新車のトラクターに3.5m幅のドライブハローを付けたらしい、うちは、小型の2.2m幅のドライブハロー、実際、40馬力のトラクターにしては小さすぎる、もっと大きいのを付ければ作業効率も良くなり、仕上がりも綺麗になるのだが、ここ野々市町は、住宅地が多く、これ以上大きいと路上走行が危険なのである、今では、折りたたみ式のウイングハローなるものがあるが、ほとんどの田んぼは7アール以下、それも、まわりはブロック畦、変形田も多いので、ちょっと無理がある、
あーあっ、オレもバカでかいドライブハローで代かきしてーな!
最近、どうも他のところが良くみえて仕方がない、
本当は、自分所の芝生が青いのに!

代かき専用ロータリ、ドライブハロー



2001年4月16日(月)

いつもハウス管理は、研修生増井さんと母親が管理している、昼から、母親が休んでいるようである、午前中、気温が高く、身体にこたえたのであろう、日ごろ、あんまり頑張らなくてもいいよ、母親に言っているが、どうも、あの年代は、百姓根性があるのか、適当に物事ができないらしい、たしかに、戦後、廃墟になった日本をここまで急成長させたのも分かる、そんな人に何もしなくてもいいと、無理に言うと、反対に一気にやりがいが無くしボケるようである、本人が頑張ってやっているのだから、それでいいのでしょうかね、そんな母親を見てると、自由奔放な次男坊、そろそろ安心させなければいけないかな!

代かき開始、


2001年4月15日(日)

コイン精米所のところに、お客様の意見を書くノートがある、当初は、機械のトラブルなどの発見のために置いた、だが、今は、お客様の意見交換になっている、色々と面白いこと書いてあって、みんなどんなことを思っているか勉強になる、また、お客さまが、何かを書き込むと必ずしゃちょー浩陽さんがコメントする、どんないたずら書きでもコメントする、書かない人でも、精米中は、けっこうヒマなので、読んでいる、もし、お客様が、何かを書くと、次も必ずここに精米にくる、どんなコメントが書いているか興味があるのだろう、べつに特別なことではない、ただ、そこにノートを置いて書き込むだけ、非常に簡単、肝心なことは、続けることである、ここで差をつける、これは、コイン精米所だけじゃなく、他でも言えるのではないか、簡単に今出来ることをすればよい、、難しいことは、とかく続かないもの!

おかげさまで、コイン精米所の毎月の売上が15万円以上、うちの設備で一番しょうきゃくりつが良い、でも、最初の月は3万円だった、



2001年4月14日(土)

ただいま、代かき作業のため、田んぼに水を入れる作業をしている、とにかく、何百枚もある田んぼ、大変である、とくに、今日みたいな風の強い日は、材料が飛んでいき能率が悪いし、思考力が低下する、
風は大嫌いである、いい思い出がない、

代かき準備


2001年4月13日(金)

午前中、耕起、これで今年の前半分が終わり、昼からは、トラクターの整備とドライブハロー取り付け、毎日、たんたんと作業が進む、

うちの若いもん(自分も若いが)と良く話しをするが、努力とか根性とかの言葉は、あまり好きじゃない、好きじゃないじゃなく言えないのである、自分自身、根性もなく、体力もない、知識もない、努力もしない、勉強なんかまったくしない、そんな自分が人にえらそーなこと言えないのである、はっきり言って、自分よりも、うちの若いもんの方が偉く見える、朝は、きちんと来るし、挨拶もしっかり出来て、仕事は、まじめ、人の話しを素直に聞く、行儀もいい、自分の若いころは、朝は思いっきり遅刻、挨拶はしない、人の話しは聞かない、ゴタばっかむいてた、この年になると、さすがその訳にはいかず、それなりにやっているが、とにかく、最近では、若いもんの話しを聞くことに心がけている、オレの考えは、もういい、これからは、キミ達若いもんの時代である、

耕起、トラクター整備、田植え機点検、ドライブハロー取り付け、


2001年4月12日(木)

「ピッピッピッ」いつもの時間に目覚ましが鳴る、うっ、もう朝か!
だが、その後、雨の音がする、なんて心地よい音なんだ、そのまま、睡眠に入る、
そう、このごろの好天で、休みなしで仕事をしているので、みなさんも大分疲れが出ている様子、 昨日、しゃちょー浩陽さんが、もし明日雨だったら、お休みにする、と告げる、
ちょーど良いタイミングでお休みが取れたのではないか、これぞ、恵みの雨である、



2001年4月11日(水)

今日は、5回目の苗だしの日、5回目の種まき前の催芽がうまく芽が出なく、心配してたが、なんとかなりそうである、最初は、種が死んでしまったのかと思い、もし、まったく芽が出ない場合、その対策をどうすれば良いのか、いろいろと想定してた、だが、2500箱あまりのハナエチゼン、また、時間があまりないので、大変なことになる、まあ、そんときゃ、なんとかなるものなのだが!

とにかく、最初が肝心、これがトラブルと、後まで尾を引き、連鎖的にトラブルが起きてくる、それが怖い、どこかで軌道修正しなければいけない、
・・・・




五回目、苗だし(これで前半の種まき作業終了)ライスセンター内、田植え仕様にする、


2001年4月10日(火)

作業の方も急ピッチ、作業効率の悪い田んぼで、いかに効率の良い作業を進めるか、ここがポイント、だから、今の林農産がある、
でも、今日は、ちょー疲れた、
明日はいよいよ5回目の苗だしの日、ちゃーんと芽が出てるかな、帰り際、育苗器におまじないをかける、「ちゃーんと芽が出ろよ、出ないと食っちゃうぞ!」

普通じゃないコシヒカリ耕起終了、


2001年4月9日(月)

天気がいい!

と言うことで、5回目に播いたハナエチゼンの芽が出るか少し心配、苗箱に種を播く前に催芽ポンプで種を鳩胸ぐらいにして1ミリほど芽を出すのだが、何故か芽がほとんど出ていなかった(原因不明)昨日は、そのまま種まきをした、
どうか芽が出ますように!念ずれば芽が出る、

荒起こし


2001年4月8日(日)

今日、5回目の種まきをした、天気がとても良くポカポカ陽気、こんな日は、種まきなんか中止して、みんなで弁当でも持ち込んで花見をすれば、なんて幸せだろうか、なんてブツブツ言いながら種まきをした、

5回目種まき(ハナエチゼン、イセヒカリ)ハナエチゼン芽が出るか心配!


2001年4月7日(土)

今日は、トラクターに施肥機をフロントに取り付け、有機入り合成肥料を散布しながらの、荒起こしをした、これは、林さんちの商品、「普通じゃないコシヒカリ」の田んぼの元肥になる、この肥料は・・・・!
「アーア」あくびが止まらない、今日は、この辺でカンベンを!もう寝ます

荒起こし作業


2001年4月6日(金)

あー!なんも書く気がしない、といいながら、パソコンの電源を入れる、これはもう習慣ですな!
朝、起きて顔を洗うのと同じ、

そうそう、林さんちの、シンボルでもある、巨大お鏡のオブジェが、春一番の風でぶっ飛んでしまった 、つなぎ目から真っ二つ、今日、その修理を始めた、、つなぎ目の接着剤の残りをサンドペーパーで祈りを込めてこすり取る、「どうか、みんなが幸せになりますように!」

荒起こし、


2001年4月5日(木)

みんなで記念撮影


今日は、第4回目、種まきの日、午前中に前回種まきした苗箱をハウスに運搬、その時にみんなで記念撮影、今年は、スタッフに恵まれ、昼からの種まき作業も順調に進んだ、
こんなに楽しいスタッフの中で種まき作業ができる自分は、世界一幸せものです、これ以上の幸せは存在しません、
みなさーん!、次回は4月8日です、またお願いしますよ、

4回目種まき(コシヒカリ2500箱)2番ヒーター焼け気味、


2001年4月4日(水)

今日、農協の職員が来て、今年の農協での種まき数がかなり減ったらしい、
野々市町富奥地区がかなりのペースで宅地化が進んでいることが分かる、昔は、米どころ富奥と言われ、近所に農業試験所もあったぐらいだ、白山山ろくに流れる手取り川、水も豊富で土質も良く、特別な土作りしなくても、おいしいお米が取れる最高の環境であった、その土地が年々少なくなっていくことにとても残念に思う、
まあ、色々な理由があって田んぼを手放していくのだと思うが、今は景気が悪く、仕事もなくなっていくような気配なのだから、農家の人は、せめて田んぼでも残しておけば、食うものには困らないと思う、とにかく、農薬でもなんでも使って農地を残すことをもっと考えてもいいのではないか、もし、天候不順で世界的に不作になった場合、日本の食糧自給率を考えてみると恐ろしいことが起きる、そのためにも、農地を残す食料を確保する、行政の方もそこの所をもっと考えてほしいものだ、だいたいヨーロッパなどは、国家安全保障の最重要課題になっている
と書いても今の日本ではどうしようもない、
ちょっとマイナス的な考えであるが、一度、天候不順でまったく米が取れない年が来れば、みんなも少しは考え直してくれるのではないか、会社としても経営的に大変になるが、一年ぐらいまったく米が取れなくても、夜逃げすることはないだろう、多分!

ドライブハロー修理、畦塗り、荒起こし、


2001年4月3日(火)

時々、まわりが、みょーに小さく見えることがある、この感覚はいったいなんなだろうか、



2001年4月2日(月)

今日は、3回目の種まきの日、2回目に種まきをしたコシヒカリ2500箱をハウスに移動、それが終わると、すぐに3回目の種まきを開始する、今年はスタッフに恵まれ、スピーディに作業が進む、ただ、問題なのは、お天!今日は天気が良かったが、明日は雨らしい、荒起こし作業ができない、まあ、お天気相手の作業だから仕方がない、

3回目種まき、(ほほほのほ、コシヒカリ2500箱)


2001年4月1日(日)

今日から4月、いよいよ本格的に忙しくなっていく、とにかく、ゴールデンウィークまでに田植え作業ができるようにしなければいけない、これからは時間との戦いです、「天気良くならないかなー!」

お休み





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